東北本線,東海道本線沿線 全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線と田沢湖線,花輪線,釜石線,八戸線,山田線、北上線、東海道本線、奈良線、大船渡線沿線歩き旅の記録。

JR大船渡線沿線を歩く旅。(8)

2024年06月12日 | JR大船渡線沿線を歩く旅
2024年5月 JR大船渡線沿線を歩く旅。

2024年(R6)5月19日(日)

猊鼻渓駅 ―> 柴宿駅 2.8JR営業キロ

今日は猊鼻渓駅から歩き始めなければならない。

JRの「岩手ホリデーパス」は特急券を別に買ったとしても新幹線は利用できない。
普通か快速だけを利用できるきっぷだ。



盛岡から猊鼻渓駅を往復すると運賃は約3960円なので1460円もオトクなのだから新幹線利用はあきらめる。
盛岡駅の始発なら猊鼻渓駅着は7時52分だ。
その次の列車だと一ノ関駅での接続が悪くて10時49分着になってしまう。

早起きはしんどいが始発で行くしかないな。

午前4時に起きて大急ぎで駅へと向かう。





午前5時10分発の始発だから盛岡駅での乗客は多くはなかったが途中駅から部活に行く高校生が大勢乗り込んできた。



ウェアや持っている道具類で野球部、テニス部などがわかる。
スポーツをしているからなのだろうか全員体格がよい。
みると身長が180cmほどの生徒もいる。
そうか~ 日本人も随分と背が高くなったんだなあ。

わたしは戦後間もなくの生まれだからさほど身長は無い、中学生3年で背の伸びは止まってしまった。
当時は身長160cmでも「ほんと、背だけ伸びてしまって・・」と親や親せきから言われたものだった。


一ノ関駅で気仙沼行きの列車に乗り換えて自宅から持ってきたトーストなどで朝食にする。



海へ釣りに行くのだろうか釣竿を持ったインドネシア人(と思われる)男性が2人乗り込んできた。
岩手県県南にはいくつか工場もあるのでそこで働いているのだろうか。

今は円安なので以前と同じ給料を得ていても故国への仕送り額が目減りしているんじゃないかと勝手に心配したりする。

猊鼻渓駅で下車して歩き出す。



駅前の広場には使われなくなった公衆電話ボックスがある。



国民全員がスマートフォンを持つことが義務付けられているので(笑)公衆電話は姿を消しつつある。
さらに一般家庭では固定電話までもが消えていく運命にあるようだ。

わたしは以前タイを旅した時にこんなものを見かけた。





使われなくなった公衆電話ボックスを手洗い場にしているのだった。
もしかしたら新型コロナ騒ぎの時に作られたのかもしれない。なかなかよいアイデアと思う。
日本でも真似してみてはどうだろうか。


駅前には熊野神社がある。





鎌倉時代の初期の創建だそうで長い歴史のある神社なのだ。



境内も社殿も小さなものだがそれが地方の神社らしさでもある。



朝日にアイリスが美しく映えている。



少し歩くと右手に猊鼻渓レストハウスがある。



まだこの朝早いから営業前のようだ。

このあたりからも坂道が続く。





急な坂ではないが、どこまで行っても上り坂というのはじつにツライ。



やっと柴宿駅が見えた。





駅の南側には団地があるので以前はスーパーやパチンコ店もあったようだ。



ほとんどの人が車を使うようになって鉄道を利用するのは通学生や老人だけになってしまえば地元のお店はなりたたなくなってしまうよなあ。







歩き始めて1時間も経っていないが坂道で疲れたので柴宿駅で10分ほど休憩する。



コメント
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