腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



店主も忘れてしまうほどの間が空いてしまいました。一部のコアなファンがいると信じている大人気シリーズ“映画と腕時計”の第17弾。

本日ご紹介の映画は、ちょっと前に地上波でも放送してました
『エネミー・オブ・アメリカ』です。

これ↓


主演は“インデペンデンス・デイ”、“MIB”シリーズ、“アイ,ロボット”などでお馴染みのウィル・スミス
その他、ここ最近悪役が多いアンジェリーナ・ジョリーパパのジョン・ボイトや、“フレンチ・コネクション”、“ポセイドン・アドベンチャー”、“スーパーマン”のレックス・ルーサー役の超ベテラン、ジーン・ハックマンなど名俳優がガッチリ脇を固めています。

ストーリーは妻子と幸せな生活を送っていた弁護士ディーン(ウィル・スミス)がある日、本人も気付かないままに暗殺事件の証拠を手にしてしまう。
事件の首謀者は、NSA(国家安全保障局)の行政官レイノルズ(ジョン・ボイト)。
NSAは超最新鋭テクノロジーと暗殺チームを使い、ディーンを証拠と共に抹殺しようとする。
徹底的に行動を監視され、愛する妻の信頼や職業上の成功を失い、犯罪者の濡れ衣まで着せられ、ジワジワと追い詰められるディーン。
孤立無援の彼は、元諜報工作員ブリル(ジーン・ハックマン)を見方につけ、巨大な国家機関を相手に反撃を開始するが...

<国家によるプライバシーの侵害>をテーマにスリリングな逃亡劇が迫真の映像で迫るノンストップ・サスペンス・アクション!


さて、この映画で弁護士ディーンが着けている腕時計がこちら↓
 わかりにくい?

これ↓
 オメガ デ・ヴィル スモールセコンド

ディーンがスポーツクラブで汗を流している間に、NSAの連中がロッカーに入れていた腕時計や万年筆、携帯等を発信機を仕込んだものと交換。

これが発信機を仕込んでいる時計たち↓


事前に望遠カメラでディーンの時計をチェックし、何種類かあるデ・ヴィルを揃えておき、ディーンと同型のものと入れ替えます。

よく見ると、秒針が通常のタイプのものや、2針タイプ、ディーンの時計のように秒針が6時位置にあるスモールセコンドまで色々揃えてます。
ほんの数秒しか写りませんが、時計マニアも納得の品揃え。(笑)細部にまでこだわってますな。

電話の盗聴や監視カメラ、防犯カメラの映像解析、はたまた人工衛星からの追跡映像がリアル過ぎて怖い。


電話での会話で『テロ』『暗殺』『大統領』『爆弾』など国家反逆を連想させるキーワード(単語)を喋るだけで自動的に盗聴器が作動するシステムがすでにアメリカでは始まっているとかいないとか...

どこまでが本当なのか...怖いですね。

まだ観ていない人は是非。


「昨日買った服、ナイロン素材でテロテロやね~ん。」でもアウトなのか気になる腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
テロテロはセーフでしょ。(笑)

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