当然のこと、とは言え、今回の大震災は東京の美術館/博物館に多大な影響を与えました。
前期に続いて後期展への訪問を楽しみにしていた出光美術館「琳派芸術」展。以下のアナウンスがHP上でされました:
去る3月11日に発生いたしました東日本大震災による影響を鑑み、出光美術館では3月21日(月・祝)まで開催予定となっておりました「琳派芸術」展を中止することといたしました。
皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
残会期が短いということもあっての対応でしょう。家族が後期も行って”凄く良かった”と話を聞いていただけに残念です。
抱一さんの作品にお目に掛かるの、しばらく延期ですなあ…
で、3月28日までのパス有効期限内で”must”と考えていた山種美術館「ボストン美術館 浮世絵名品展」は:
地震の影響による、計画停電・公共交通機関運行制限の影響を踏まえて、また、お客様の安全確保・作品保全の観点から、山種美術館は3月18日(金)まで美術館およびカフェ、ミュージアムショップを含めて全館臨時休館することといたしました。
3月19日(土)以降の開館情報については、3月18日(金)中に改めてお知らせいたします。
とのこと。ようやく一般放送プログラムが始まった15日(火)、BS日テレ、美術館訪問で同展を紹介していましたので、実は半分見た気になってはいますが、4月17日までには何とかなるかな。
又、地震後にも関わらず、3月19日~ということで井の頭線渋谷駅に大きな広告が貼り出された府中市美術館「江戸の人物画 姿の美、力、奇」展。
そのポスターを見て、如何にも府中市美術館と楽しみになったのですが、同HPには:
震災の影響により、当面、全館休館します。これに伴い、3月19日(土曜日)から開催を予定していた企画展「江戸の人物画 姿の美、力、奇」を延期します。開幕時期につきましては、決まり次第お知らせします。
とありました。
添付は同HPから拝借した伊藤若沖さんの「付喪神図」という作品ですが、この他仙厓和尚の作品などもタイトルから見て当然に…
出展しているとか。
まあ、自然には逆らえませんので、無事な人間の”繰り言”ですよね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます