シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

影向の松 (善養寺、東小岩)

2020-03-16 | 古跡巡り

訪問に先立つ1週間前、日経週末版で紹介されたこちら。

何せコロナウィルス騒動で美術館とか皆んな休館になっている中、時間もあるし前から興味もあるし、ということで東京横断して参りました。

ふむ、これか…

冒頭は横綱山山頂から見下ろした様子です。

 

 

こちらが境内入って正面。

この影向の松、樹齢600年と言われ、1745年段階で7尋5丈あったという記録があるそうですが、丈は10尺で約3m。尋は深さとかの単位で1.8mのようです。

現在の大きさは東西28m、南北32m。

樹高8mでご覧のように2mの高さで82本の支柱に支えられています。

 

興味深いのはこの「横綱推挙」の石碑、春日野親方ですからあの横綱栃錦。

粋な親方でしたが、この話も素敵。

もう既に枯れちゃったようですが香川県志度町に同じ位の老松があり、どちらが日本一か、という論争になったところ、立行司木村庄之助が引き分けの裁き、春日野親方が東西の横綱として推挙、で一件落着。

好きなんですよねえ、こういう話。

最後の根っこには「影向の石」が見て取れます。

 

こちら善養寺さんは江戸川にほど近い東小岩にあり、1527年開山。

真言宗豊山派の中本寺格、江戸時代には多くの末寺を擁したそうです。

 

立派な境内、そして江戸川に近いところに「小岩不動」が鎮座しています。

そして四国八十八ヶ所もこちらの直線でお参り完了の優れもの。

見るべきところ満載、楽しい訪問となりました。

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