薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

懐かしの場所に山本県議

2016年08月02日 | 日記

数週間まえに「関西で良い視察先ある?」と、山本県議から電話があり、大阪府堺市の発達支援センターと大阪府立母子保健総合医療センターを紹介しました。

今朝、山本県議に会うと、視察のことブログに載せたよとのこと。てくてく友子で検索して下さい。

どちらも息子がお世話になった所です。

5年間通った発達支援センター「つぼみ園」は、医療と保育を提供する療育園で、肢体不自由児の「第1つぼみ園」と知的障がい児の「第2つぼみ園」があり、当時それぞれ40名の定員でした。

当時は措置制度で全員が週5日の通園。4クラスに分かれて、それぞれに担任が2~3名。

理学療法士5名・言語聴覚士2名・作業療法士2名がいて、週に3日は訓練があり、ナース2名がクラスを回ってケアにあたっていました。

親の学びとしてナースによる医療の勉強会や講師を招いた学習会が開催され、先輩ママの話を聞く会などもありました。

わからないことや不安に思うことは、いつでも聞ける。そんな良さがあり、子ども達の成長を皆で見守り育ててもらえた場所でした。

あー、懐かしい。

息子の卒園後は通園日数はそれぞれが決められる契約制度になり、どうなったのか知りたかったところ、山本県議からもらった資料に目を通すと、ワーオ!

いくつもの登園パターンがあり、がっつり週5日から週2日やひと月に数日など、さまざま。

いろんなニーズに応えているんですね。おまけに土曜日だけの登園もあったり、ビックリしました。

全員が通園バスを利用できるようにと20台ですって!これにもビックリ。

息子が通っていた頃も、ほとんどがバスを利用し家の前まで送迎してもらってましたが、あの頃は開始時間を2つに分けていたので1台のバスが2コースを走っていたので10台もなかったのでは。

6年前に市原に来て、こんな療育園がないことに驚いたものです。

今現在も20年前に息子が受けた療育が、市原にはないなんて、本当に情けないですね。

この問題はじっくり腰を据えて取り組まなければ!

もう一つの大阪府立母子保健総合医療センターは、周産期医療と子ども病院が一つになった全国初の病院です。

私は妊娠中に胎児が先天性水頭症であることが判明し、この病院で出産。

帝王切開は産科のドクターが執刀し、オペ室の隣では息子を直ぐに検査するため、新生児科医と脳神経外科医がスタンバイしていました。

胎児に異常が見つかり出産後すぐ治療をしなければいけないケースや、双子や三つ子などハイリスク妊婦にとっては、なくてはならない病院で、出産してから子どもを別の病院に救急搬送することがないよう、建てられたのです。

6年前まで通院していたなじみのある病院ですが、山本県議のブログを見て、これもビックリ。

どんどん充実してきてるんですね。離れても嬉しい。

語り尽くせないほど思い出がいっぱいです。

いやー、この視察に一番行きたかったのは私ではないでしょうか。

今度帰省したら、訪ねてみたい!

思い出に浸りながら、とりとめのない文章でゴメンナサイ。

 

視察の詳細はてくてく友子をご覧ください。写真満載で、読み応えあります!