薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

市原市の財政を学ぶ

2016年08月13日 | 日記

昨年から2度にわたって、立川に泊まりがけで行った財政講座。

全国から議員が集まり、毎回大盛況です。

その講師・大和田先生を招いて、4回シリーズで市原市の財政を市民の方と学んでいます。

今日は2回目の講座で前回以上に多くの参加がありました。

具体的な数値がなく、「~を推進します」 「~を図ります」 「~を目指します」 と羅列された現在の改訂総合計画に、ざっくりメスが入りました。

この改訂総合計画を初めて読んだ時、目指す目標の数値がなく抽象的なのでビックリしたんですが、どの自治体の総合計画もこんなもんなのだろうと思ってしまってたんです。

でも、しっかり数値を入れて目標を設定している自治体もあるんですね。

確かに企業なら、こんな計画は計画とは言えない。1年間で売上を20%アップさせるとか、30店舗増やすとか必ず具体的な数字があります。

数値を入れなきゃ達成度を評価することができず、分析もできない。最終的には課題を解決していく手立てが見つけられない。

先日行われた事務事業の総点検でも、事業に対する評価の仕方があいまいなことが指摘されていました。

来年度には新しい総合計画が実施されます。抽象的でなく先をしっかり見据えた計画となるよう、チェックしなければ!

大和田先生の財政講座は「習うより慣れろ」がモットーで、市の決算カードを見ながら自ら表を作成していきます。

これは歳入の体系。

他にもいろんなシートがあり、書き込みながら市原市の財政を経年推移で学んでいます。

冒頭で「いやー、市原市は問題だらけだ」と、大和田先生。

あと2回の講座で、しっかり学んでいきます。