暑さが和らぎ、市民ネットワーク通信のポスティングで地元の飯沼を歩き回っていたら、なんだか気になるオジサマに遭遇。
道端にへたり込んで、うずくまっている。
「大丈夫ですか~」って声をかけると、「ちょっと休みたいんだけど、公園はどこ?」
一駅先の姉崎まで歩いて帰るとか、下痢して食べていないとか、聞いてしまうとほっとけないのが私の性分。
姉崎までは相当な距離なのに、足元はスリッパ。手にはスーパーのビニール袋をさげ、その中には空っぽのペットボトル。
公園まで案内しようと歩き始めると、フラフラして後ろからくる車を避けられない。
あー、こりゃダメだと、携帯電話で初めて110番しました。
15分経って2人の警察官がバイクできてくれて、事情を話してから私はその場を去ったのですが、ポスティングを終えて公園に戻るとまだいる!
パトカーが止まっていて、4人の警察官に囲まれたオジサマ。
これまたほっとけなくて、「お父さーん、おまわりさん心配して来てくれたね。有難いね」と声をかけると、「ちょっと休んだら一人で帰るよ」って返答。
家まで送ろうとする警察官も、説得に応じないオジサマに手間取っている様子。
「うわー、パトカー来てるよ。ちょっと中を見せてもらおうよ。私見たい見たい!こんなチャンスないよ」と言いながら手をとると、ようやく立ち上がりパトカーに乗ってくれました。
オジサマを乗せたパトカーを見送ってホッとしましたが、なんで警察官が4人もいたのにオジサマを説得できなかったのでしょうか?
その気にさせる話術を身に付けてほしいものです。
ちょっと認知症が気になるオジサマ。家にたどりつけたかな?