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1-12 フライングコリドー ・コモンアクセスって何?

2016年01月12日 | 建築学校
〔N o.12〕集合住宅の計画

1.ボイド型は、階段・エレベーター等の縦方向のシャフトをコアとして設け、コアと続いた共用廊下の中央に吹抜けを配した形式である。

2.タウンハウスは、一戸建住宅のような独立性と、集合住宅のような屋外環境の良さを併せもつ低層の集合住宅の形式である。

3.コレクティブハウスは、各居住者が独立した生活を確保しながら、厨房や食堂などを共用する形式である。

4.フライングコリドーコモンアクセスは、プライバシーに配慮し、片廊下型などの共用廊下を住戸から離して設けたものである。

5.コモンアクセスは、共用庭と各住戸へのアクセス路を分離した形式で、動線はアクセス路側が中心となり、共用庭の利用は限られる。


***** ヒント *****


コモンアクセス

共用庭を中心に住戸を配置した集合住宅において、共用庭を介して、各住戸へアクセスする形式をコモンアクセスという。接地型住宅の各住戸へのアクセス路の計画のひとつ。道路側からアクセスし、住戸の主要な開口部の向く専用庭の側にコモンスペース(コモングリーン)と呼ばれる共用庭を設ける形式。他に、コモンスペースから各戸にアクセス(アプローチ)するコモンアクセス形式がある。
コモンアクセス形式は、路地アクセス形式に比べて、開放的なアクセス空間と活気ある共用庭をつくることができ、近隣交流の機会を増大させる効果をもたらす。また、路地アクセス型では、コモンスペースはプライバシーを確保するための緩衝スペースとして機能する。





フライングコリドー(空中廊下)

一般に建設されている廊下型マンションの潜在的欠点は、共用廊下による居室のプライバシーが確保しにくいことである。この問題を抜本的に解決するため、フライングコリドー(空中廊下)とし、共用廊下と専有部分との間にライトコアを設けている。専有部分のプライバシーの確保とともに、通風や採光を豊かにして快適性の向上を図っている。


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答1 ボイド型は、階段・エレベーター等の縦方向のシャフトをコアとして設け、コアと続いた共用廊下の中央に吹抜けを配した形式である
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