田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

怒りの冷凍馬刺し

2011-11-09 20:52:58 | よもやま話・料理編
つい先日、いつもの黒潮市場へ買い物。
ヒゲは、グラリ(意気消沈)した。
何時も此処で買っていたエコノミー馬刺しが無いのです。

ひとパック300円ぐらいの赤身馬刺し。
コレさえ有れば、ヒゲ・嬶・猫トンの親子三匹世話無し(文句ない)なのに。
熊本で、霜降り馬刺しは法外な値段ですが、赤身馬刺しは非常にエコノミー。
但し、多少の目利きは必要ですゾー。 笑

元々、熊本県民は、この赤身の方を日常的に食していたのです。
この赤身肉の方は、冷凍が出来ません。 (良い状態にはならないのです。)
もろドリップが出ますから。
それにしても、お上の御触れが出て、もうだいぶ成りますが ・・・ 。
熊本県民、こんな悪法に誰も怒りの声を挙げないのが不思議です。
どす紅黒いパックにされて、こんなんじゃ、殺された馬達が浮かばれません。
                 

ヒゲが現役でやってたら、きっとこんな反乱をしでかしてたでしょう。
ヒゲ 「 M山さん、ウチには “ 生 ” で馬刺しを下さい。 」
M山精肉店 「 よかつですか? 馬刺しは冷凍せんといかんとでしょう。 」
ヒゲ 「 田園では、メニューを書き替えます。 
     先ず馬刺しはありませんと。
     そして、霜降りウマ焼き肉店と称するのです。
     焼き肉用(前ブログ参照)で出したのを、客が勝手に生でうち喰うた。
     ソレは客の自己責任ですと云う訳ですタイ。
     そんな事でビビる様な客は、田園には居りません。 笑
     『 オイ、マスター、はよ毒入り焼き肉ば持って来んか! 』 
     ぐらいなモンです。 」
                   

さあ、こんなお上を恐れぬ不届き者が、今の熊本に出現するのか?
それとも、玉を抜かれたオス馬みたいに、粛々と冷凍肉を食べ続けるのか?
大事な熊本の食文化が消されようとするのに、熊本の業者も料理人も、
誰も声を挙げようとしないのか?  怒
       「 くまモンも 怒れー 」    

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コメント (2)
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