三日前、新聞を拡げまったり珈琲を飲んでいて、ふと頭の中をよぎったのが、
「 私は生き急いでいたのではないだろうか? 」 の自問。
一寸待った!
『生き急ぐ』とは、私が思っているのと同じ解釈をしてくれる人はいるのか?
色々な意味合いに取られそうだなぁ~?
悪い方に取られることが多いかも?
自問自答するでもなく、本来の使い方を調べる事に動いてしまった。
≪ 生き急ぐ人の典型的な特徴 ≫
へぇ~こんな事まで書いてあるのかと興味をそそる。 (笑)
えっ、私にピッタシな項が幾つもあるではありませんか! (爆笑)
* 基本的に真面目
* 現状に満足せず向上心がある。
* 面倒を理由に後回しにしないで、優先順位を付けて実行する。
* 気持ちに余裕が無いし、せっかちな性格。
* 何もしてない時間や目的のない行動は無駄だと感じる。
* 早口でまくし立てる。
* 常に速足で歩く。
* * * * *
≪ 突き進んでいく意味もあって、ポジティブな言葉でもある。 ≫
この説明に、ガッテンした私。
2020年の年末、幸一が原因不明で杖歩行までもが困難になった時以来、
私が幸一に寄り添う姿勢(精神的な)に変化が現れていた様に思えたのです。
当時は気付いていません。
リハビリに頑張った効果も少しは出て、杖歩行の距離は延びますが、
外出の範囲はなかなか元には戻りませんでした。
それから四年近くの間、前と同じ様な介護を続けていたつもりでしたし、
幸一も愚痴も言わず、前向きな日々を過ごしていました。
お独り様になって、もう10ヶ月になろうとしています。
昨日は、お彼岸の墓参りに行って来ました。
思い掛けない言葉『生き急ぐ』が、降って来たのは理解できます。
最近の私には、あくせくした動きが無くなりつつあります。
ゴローンと昼寝モードが出来るようになりました。
しようと思っている事が先に延ばせます。
お花を選んで活ける時間が、楽しいひと時になっています。
ぽっかり空いた体の一部が、心地良く感じられます。
ヘタレ気味になりそうだった時期を超えての今です。
生き急ぐ必要のない年齢なんですから、速度を落として楽しみたいものです。
「 そんなに急いで何処へ行く? 」
やりたい事が上手く行かずに空廻りすると、イラついていた私とはおさらば!
仕事していた時の御縁で、お誘いがある事も嬉しいものです。
中秋の名月観賞会にも呼ばれました。
昔話になると、幸一の話題で盛り上がりますし、懐かしさも一塩です。
寂しさは感じないなんて、粋がったセリフだったのでしょうか??
自分の気持ちを文字にしたことで、不思議と気が晴れたような??
素直に弱音が吐ける自分が現れてきたような ・・・
こんな変化を、幸一は喜んで見守ってくれることでしょう。
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