田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

良い時代?

2019-06-23 17:42:00 | ヒゲの毒舌
ヒゲが感心する、住宅会社の 『 CM 』 があります。
女子高生が、ふっとエレキギター店に入って戸惑います。
              
興味はあっても、ちょっと恥ずかしい。
         
               
中古のベースを格安で譲ってもらい、小躍りしてホームスイートホームに向かう道すがら。
JKの欣喜雀躍の態が、コケティッシュなのが良い。 
そのバックに、その住宅会社のCMソングが、何げにベースの単音で流れるのがシャレてる。
            
首からベースをぶら下げて帰る女子高生。
このシーンに、四半世紀の時の移ろいを感じたものです。
少しのノスタルジーと、嫉妬が入り混じった気持ちの。
            
50年前、グループサウンズが流行し始めた頃です。
今のジャニーズ系とは少し違う、ラッパズボンにエレキギターのいでたち。
そんなサイケなGSが、保守王国熊本でコンサートを開催すると云うからさあ大変。
            
当時の熊本市、中高生がエレキギターを抱えて歩くなんて、ひんしゅくモノでした。
ところが、グループサウンドの必需品と言えばエレキ!
つまり、グループサウンドにかぶれるのは、不良と定義するのが熊本での常識でした。
だから、エレキを持つ学生は、文句なしに不良と言うわけです。

と云う事で、エレキバンドGSの熊本でのコンサートの日は大騒動。
各学校で出た通達は、コンサート会場への入場はまかりならんでした。
この禁止令で、またまた別の騒動も引き起こすのですが。

このトラブル以来、ヒゲは一度たりとも電気ギターなるものをかき鳴らす機会はなかった。
偏見で満ちあふれてた時代だから、しょうがない事でしょうが ・・・ ?
ひとしずくの未練が残っています。

    人気ブログランキングへ 
 http://blog.with2.net/link.php?1046790  
           ↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする