さて、今日のタイトル 【 紙芝居 】
今や、「 死語 」というべき昭和レトロな遊び(?)ですね。
もう、ご存知の方も少なくなってきたと思っていましたが ・・・ 。
以前のブログで、老健施設での時折のセレモニーに、ロカビリーての昔の歌が、
認知症に効果あるかもとの話を。
その歌の前に、年寄りたちに “ 水あめグルグル ” をさせることを提案した。
まるで、当たり前みたいにヒゲは描いたのですが ・・・ 。
実は、この水あめを出す前に、 “ オジさんの自転車 ” が登場するのが順番。
その自転車で、紙芝居を観せる時の前座(?)が、この水あめグルグルです。
最近の熊日新聞で、その当時のリアル・水あめグルグルをさせながら、
自転車紙芝居を見物させた投稿がありました。
御紹介します。
熊本弁まっだし おぼくるで思い出した話 (小塩博文 62)
おどんが小学生の頃、近くの広場に紙芝居の来よった。
自転車の荷台に紙芝居と駄菓子ばのせて、おじちゃんの来よらしたな。
おじちゃんかる、拍子木ばもろうて、カチカチ鳴らしながら
近所ばさろいて客寄せばしよった。
すると、おじちゃんの短い割り箸に水あめばすくうて、くれよらした。
そん水あめば、かき回すとしゃがな真っ白うなりよったなあ。
ほるかる、駄菓子には、オレンジジュースの粉末ばストローで吸うとや、
とろろ昆布のごたっとのあったとば覚えとる。
話の中身は、黄金バットてろん、時代劇てろん、あったろばってんが、
よう覚えとらん。
半世紀以上前ん子どもん頃の楽しかった思い出話ですたい。
ヒゲが驚いたのは、この投稿者さんの年齢ですね。
ヒゲとは10年ものギャップがあるハズなのに、そんな後でも自転車紙芝居が
在ったんだ!?
ロングランな人気に脱帽します。
令和の現在に演ったら、子ども達は集まってくれるだろうか?(笑)
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記憶では仮面ライダーの前くらいまで紙芝居はあったと思います。それも2人いました。
行かなくなったのはカルビーが発売してた「仮面ライダースナック」を皆が買っていました、確か20円。
おまけの仮面ライダーカードを目当てに毎日のように買うので紙芝居どころじゃなんです。
2人の記憶がはっきりしてるのは、オッサンがくる広場が違ってたからです。
水飴もですが怪しいジャム塗った薄い煎餅や昆布もあったような。
家では父親が紙芝居やってくれてました。
そんな怪しい駄菓子で育った戦後っ子は、多少の事では腹をくださない?。(笑)
ヒゲ小学生が感心したのが水あめ。
割り箸でグルグルして、白濁した方が美味しく感じた。
泡立てして空気を含ませたせいなのか?
料理学を初めて考えた瞬間でした。