昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

[ブルーの住人]第八章:ついでに ~罪と罰~

2024-09-07 08:00:56 | きもち

=pleasure of spirit=

異性にたいしても――いや人間にたいしてもそう考えられる。
相手と話をしているときで、もっとも話がしやすいのは精神的に孤絶している状態、しかも相対していないときである。

あいての顔を見ていないときである。
つまり相手という形あるものではなく、声という無形のものに魅かれるのだ。

そこに楽しさを感じているのだ。
「精神的快楽」。自分では、そう定義づけている。



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