昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

あら、不思議! 髪が、クルクルッ! と。

2013-11-30 14:21:32 | 宣伝
「『ミラカール』は髪を本体に挟むだけで、自動で髪が巻ける世界初のオートカールチャンバー技術を採用。 3段階温度調節と3段階時設定、3種の巻き方指定の組み合わせにより、ゆるふわカールからしっかりカールまで様々なスタイルが可能です」、PR by conecc . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~ (七十二) 業務命令

2013-11-29 18:42:59 | 小説
(六) 「あたしの前では、ずっとそんな竹田でいなさい。会社で見る、むっつりはだめよ」 「はい。業務命令として、しっかりと承りました」 「よろしい。社長婦人としての、初の業務命令です」 荷物を置いて最敬礼する竹田に対し、小夜子もまた敬礼で返した。 そこに、どっと改札から出てきた人波に飲み込まれた二人。 咄嗟に竹田が、小夜子を抱きかかえてかばった。 「大丈夫ですか? 気が付かずに、申し訳ありませ . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~ (七十二)  別人の竹田

2013-11-28 20:11:49 | 小説
(五) 小夜子の歩みに歩を合わせながら、快活に話す竹田。 社内での無口さが、まるで別人のようだ。 そして小夜子の荷物を大事そうに両手で抱えて、まるで我が子のように慈しんでいる。 「そう、それは良かったわ、お元気になられて。 母もね、長く床に就いていたの。あの時は幼すぎて、看病の一つもできなかったわ。 心残りだったのよね、それが。 だからね、母への親孝行のつもりだったの」 「看護婦すら敬遠 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~ (七十二) 小夜子奥さまー!

2013-11-28 20:06:55 | 小説
(五) 小夜子の歩みに歩を合わせながら、快活に話す竹田。 社内での無口さが、まるで別人のようqだ。 そして小夜子の荷物を大事そうに両手で抱えて、まるで我が子のように慈しんでいる。 「そう、お元気になられたの。それは良かったわ。 母もね、長く床に就いていたの。あの時は幼すぎて、看病の一つもできなかったわ。 心残りだったのよね、それが。 だからね、母への親孝行のつもりだったの」 「看護婦すら . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~ (七十二) 小夜子奥さまー!

2013-11-27 21:25:29 | 小説
「奥さまー! 小夜子奥さまー!」 張りのある声が構内に響いた。夢想中の小夜子を、現実に呼び戻した。 「お待たせして申し訳ありません。あちらの駅から連絡頂ければ、お待たせすることもなかっのですが。 大丈夫ですか、お疲れではありませんか? お荷物、これですね。 はい、社長に言い付かっております。お戻りになるまで、ぼくをお使いください」 . . . 本文を読む

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