半世紀も前に書き綴った、わたしのポエムです。=====
吹きすさぶアルプスの峰に
二つの黒いしみ 雲の上に点々と . . . 本文を読む
11月に大阪で「ルーブル美術館展」を開催とのことで、ついでに「だまし絵展」も観てくるかと思いたち、8月のお盆過ぎだったかに計画を立てました。
そうだ! 「絹谷幸二展」も時間がとれればもう一度! と考えました。 . . . 本文を読む
[ もしも彼が生きながらえていたら… ]=====
休日の駐車場は、ほぼ満杯状態になっている。
その殆どが家族連れと若いカップルだ。
単独で登ってくる者はまずいない。
というより、彼ぐらいのものだ。 . . . 本文を読む
半世紀も前に書き綴った、わたしのポエムです。=====
「今夜は、すごく星が多いようですね」
「あら! ホントだわ。どうしてかしら……」
「きっと今夜は、二人の為に雲も隠れてくれてるんですよ」
「あら? あのお星さま、チカチカとウィンクしてくれてますわ」 . . . 本文を読む
[ もしも彼が生きながらえていたら… ]=====
突然に前を走る車が減速した。ブレーキランプが点いたわけではなく、ただ速度が落ちただけだ。さほどに車間距離をとることなく走っていたために、急ブレーキをかける事態になってしまった。その車の前方にまで気を配って運転している彼には減速する理由が分からない。
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[ もしも彼が生きながらえていたら… ]=====
「うわあ! プードルみたい」と貴子が言えば「マシュマロですよ、食べたあい」と、口数の少なかった真理子が応じた。
ルームミラーから見える真理子の目がキラキラと輝いて見える。 . . . 本文を読む