昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

水たまりの中の青空 (光子の言い分:四)

2021-05-30 08:00:28 | 物語り
仲居たちの間では評判が悪く、三水閣の女将もまた苦々しく思っている。 しかしこの旅館の主には、金を稼ぐ雌鶏が大事だ。 傍若無人に振る舞う光子に対し、大物然とした度量の大きさを示したがる客が少なからずいた。 . . . 本文を読む

よもやま話に、花! (よもやよもやの、長編に?)

2021-05-16 08:00:56 | よもやま話
[水たまりの中の青空]が第2部に入るということで、すこし冷却期間を持とうかなと考えました。 旅館の女将である光子に関して、わたし自身が惚れ込んでしまったわけです。 これは思いもかけぬ事でした。 小夜子という女性に惚れ込んでいながら、他の女性に心が動かされるとは、実生活の自分を見てしまったようで釈然としません。 本編の中で、 「人のこころを失ってしまったわたくしでございます。 まさに、武蔵さまが仰 . . . 本文を読む

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