さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

朝日新聞が謝罪 従軍慰安婦問題の問題って何の問題?

2014-10-19 | 社会・経済
こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です


今回は、あの朝日新聞がついに従軍慰安婦問題についての自らの報道に誤りがあった事を認め、謝罪した事について、遅ればせながら触れてみるとしましょう



従軍慰安婦「問題」

ひいては

歴史「問題」


「問題」……


ってそもそも一体なにが「問題」だって言うんでしょう

「問題」

というからには、一方と一方で何かしら利害が衝突してしまうがゆえに、どうにか解決すべき事象の存在があるということでして


例えば環境「問題」と言えば、人類の利益のための経済活動が一方でオゾン層を破壊したり、海や空を汚したり、酸性雨を降らせたり、それによって森林が砂漠化したり、野生動物が絶滅したり、ひいては人類の生命が結局は脅かされる事となったりする


まさしく解決すべき「問題」がそこにあるわけです


では、従軍慰安婦「問題」は何を解決しなくてはならない「問題」なのでしょうか


それは過去、戦時中、日本軍が主に朝鮮半島において、兵士達の慰みものにするために、農村などで平和に暮らしていた何の罪もない少女達を、泣き叫ぶ中無理やり誘拐、拉致し、犯し、性奴隷に仕立て上げ戦地を連れ歩いていた

にもかかわらず、いまだ日本はその極悪非道な歴史的事実を認めず、当事国の韓国や性奴隷とされた韓国人女性に十分な謝罪も賠償もしていない、ということが、主に、というよりほぼ韓国との間で「問題」になっているようなのであります


それは歴史認識「問題」などとも言われ、外交「問題」に発展しているようなのです


「のようなのです」


という言い回しをわざわざしたのは、韓国側が何を言おうと、日本側にはこの事に関して解決すべき「問題」など何もないからです


泣き叫ぶ少女を誘拐、拉致して性奴隷にしたなどというそんな事実はなかった事は明らかになっているからです


「そんな事実はなかった」


その辺の事について、いまだよく知らないという方は、小平次なんぞよりももっと専門の方々が明らかにしてくれておりますので、どうかこの機会に真実を知るべく検索してみましょう


さて、「そんな事実はなかった」にも関わらず、今なお、この「問題」は継続しています


実際韓国は「日本は歴史を直視し過ちを認めろ」などと事あるごとに文句を言いますし、
アメリカをはじめ関係のない外国にまで「従軍慰安婦少女の像」なんていう薄気味悪い像を建てたりしています


「そんな事実はなかった」にも関わらず、なぜ「問題」は継続しているのでしょう


それは、当初の
「婦女子を無理やり誘拐、拉致し性奴隷にしておきながらその罪を日本が償わない」
という「問題」が、そのような事実がなかった事が明らかにされはじめると、今度は貧しい家庭の少女達が、身を売るしかないような状況であったのをいいことに、上手い事言って娼婦に仕立て上げたのは、広い意味での強制であり、誘拐や拉致だけが強制なのではない、そしてそれは女性の人権の「問題」なのだ

と、「誘拐、拉致、性奴隷」という「人道上の問題」から「女性の人権問題」へといつの間にかすり替えられ、韓国やそれを後押しする朝日新聞などの手によって、さも当初の「誘拐、拉致、性奴隷」と言った人道上の「問題」が継続しているかのようにしくまれているのです


現に朝日は今回の謝罪に至る間にも「誘拐や拉致だけが強制なのではない」
との主張をしておりますし、あのパククネ大統領も、舛添都知事が訪韓した際、「女性の普遍的人権問題」と、以前の「誘拐拉致」には言及しておりません


つまりその点については事実ではない事を認めているわけです
認めた上で、なお日本に謝罪をと言っているわけです



もう多くの人はご承知の事でありましょうが、戦時中「売春」は合法でありました

世の中のしくみとして、需要と供給のバランスの上で「商売」として成り立っていたのです

倫理的な側面からの良し悪しはともかく、世界の多くの国がそれを「商売」として認知していたわけです

そしてやはり世界の多くの国の軍隊が、対価を支払いそのしくみを利用していました


ですから、悪名高き東京裁判の中ですら、日本軍が慰安所を設けていた事を裁きの対象にはしていません

裁くべきことではなかったからです

韓国や朝日新聞等が言うように、当時、身売りをせねば家族が暮らしていかれず、望まぬ形でその「職業」に従事した女性も多かったのは事実でしょう

それは現代の価値観でなくとも、悲しく不幸な出来事であったかもしれません

しかしそれは、歴史上の事実の一つとして受けとめるべきことであって、裁きを下すような事ではないのです


ですから、世界中のどこにも

「当時の軍隊が慰安所を設けいていた、望まぬ形で働いていた女性がいた」

その事で、ましてや70年以上前の価値観について、裁きを受けている国もなければ、裁こうとしている国もありません


つまり韓国や朝日新聞等は、巧みに論点をすり替え、本来問題にはならない問題を主張することで、当初の「性奴隷、人道的問題」がいまだ解決していないかのように見せかけている状況なのです


ではなぜ、そんな論法がまかり通るのか

それは、多くの人がいまだ
真実を知らないからでしょう


かつて(1983年)吉田清治という人が、「私の戦争犯罪」という手記において、韓国の女性を慰安婦狩りと称して、日本軍が無理やり連れ去り、自らもそれに加わっていたような事を書き、朝日新聞が大々的に報じました

そして、政治的能力に欠ける政治家、河野洋平が事なかれ的にしたあいまいな発言が、その事実を認めたかのように受け取られ、たちまち世界中に拡散してしまったわけであります


世界有数の先進国である日本の大新聞が報じ、要職についている政治家が事実と認めたとなれば、皆が信じても無理からぬ事であります


「性奴隷として誘拐、拉致」


あまりに衝撃的なニュースです


その時の衝撃のまま、ただ漠然と

「昔日本はひどい事をしたのだ」

そう思い込んだままの人たちがまだまだたくさんいるのです

真実を知らない、漠然と思い込んでいる


当事国ではない外国であればなおさらの事でしょう
日本はいまだ性奴隷の国と世界に思われているのです

韓国や朝日新聞等は、そうした人たちがまだまだたくさんいる事につけこみ、論点のすり替えをしながらなお、騒ぎ立てているのです


逆に、それが巧妙だからこそ、真実を知らぬ人たちがいるとも言えるかもしれません


悪く言えば、その人たちは、声の大きな韓国や朝日新聞等に騙され続け、論点のすり替わりに気づかず、ただ漠然と、「昔日本はひどい事をしたのだ」と思い込んでいるのです




橋下大阪市長…

以前橋下市長が従軍慰安婦について発言し、散々たたかれたことがありました

皆様もご記憶にあるかと思います


橋下市長の発言は
要約すれば

「性奴隷、誘拐拉致」などはウソである事が明らかになったが、今論点がすり替わり、70年以上前、社会のしくみの一つとして、対価をもって商売として、成り立っていた売春、そしてあくまで募集と言う形で設けられていた慰安所、それは世界中で認知され、世界中の軍隊がそのしくみを利用していたにも関わらず、なぜ日本だけが非難されるのか、それはアンフェアである」


と言ったような事でした


小平次は、橋下市長の事はあまり好きではありません
政治家としての技術的手腕はともかく、政治家としての感性が鈍いように思うからです
しかし、この市長の発言は正論であると思っております


発言後、ある日のテレビ番組、フジテレビであったと思いますが、橋下市長が中継モニターにて出演し


「世界中の軍隊がそのしくみを利用していたにも関わらずなぜ日本だけが非難されるのかそれはアンフェアである」


というような事を言ったところ、司会者の一人、東大出の才女、菊川玲さんが橋下市長に噛み付きます


「そんなの!みんながやっていたからいいとか、そんな問題じゃなくて!苦しんだ人たちの事を思えばそんな事言えないはずです!」


どうなんでしょう、この会話

なんかしっくりきません

論点がズレて、噛み合っていません


菊川さんは何に対して怒ったのでしょう
「合法であった売春」にでしょうか


橋下市長はその発言の中で、現在の倫理的観点から70年以上前の売春の良し悪しについては言及していません


「性奴隷、誘拐拉致」の論点がすり替わり、世界中どこの国でも裁きの対象にしていない、、裁きの対象にし得ない、70年以上前の売春のしくみについて非難するのはおかしくはないか、それでも、それが問題だというならばなぜ日本だけを非難するのか

と言ったわけです


菊川さんが

「どんなことがあっても、それが何年前でも、買春行為など許せない!」


という一方に偏ったフェミニストであれば理解できなくもありませんが、おそらくそうではないでしょう


菊川さんは知らなかったのでしょう
「従軍慰安婦問題」なるものの真実を


もし
橋下市長が次のように言っていたならばどうでしょう

「いたいけな少女を誘拐して強姦して、性奴隷にして慰み物にするなんてみんなやってた事だ! なのになんでおれだけが責められるのだ!」

「そんなの!みんながやっていたからいいとか、そんな問題じゃなくて!苦しんだ人たちの事を思えばそんな事言えないはずです!」


どうでしょうか
会話がしっくりと噛み合いました


そうなのです
菊川さんは論点のすり替えに気づかず、いまだ漠然と

「日本は昔酷いことをした」

そう思い込んでいる、もしくは朝日新聞等の巧妙なすり替えによって、そう思い込まされている一人なのでしょう


残念ながら菊川さんみたいな人はまだまだ大勢います
特に当事国ではないアメリカなどでは、70年以上前の事をしつこく言い続ける韓国に対して不快感を持ったとしても、「性奴隷、誘拐拉致は事実である」
よほどこの問題に関心でもなければ、そう思い込んでいても仕方ないでしょう


それだけ、先進国と言われる国の大新聞が報じたことの影響は大きいのです


このような状況の中、真実を知り、漠然と悪いことをしたなどと思っている状況を変えなくてはなりません


なぜなら
韓国がこの「問題」を銃の代わりにに振りかざし、日本に攻撃を仕掛けているからなのです


それは、前回ミーアキャットのファミリーを題材に、動物はその本能として子孫繁栄のため、群れのナワバリを広げるべく、スキあらば隣の群れのナワバリを襲う機会を伺っていると申し上げました

それは人類も動物である以上同じと言えるのです
人類はその誕生以来一度として戦争をやめたことなどないのですから


韓国は、日本を貶める事により、群れの維持繁栄をはかっているのです
なぜ日本を貶める事が韓国の群れの維持につながるのか
その辺の事については別な機会に致したいと思いますが

韓国の反日教育の現状を見れば、我が国を仮想敵国と見なしていると言っても過言ではありません

かの国はすでに時の大統領が我が国の領土である竹島に不法に上陸し、ナワバリを奪わんとして実質的な行動にも出ているのです


「みんながやってたからって!」


などと、漠然と日本は昔悪い事をしたなどと思っている場合ではないのです



「そんな、韓国が攻撃を仕掛けているなんて大げさな…」


そう思う人も多いでしょう


元来日本人は良くも悪くものんきな民族です
いくら敵国として戦争をしても

「互いに情けの一つも掛け合うべきだ」

そんな風に考えていた民族です

まさか
いくら戦争だからと言って
何の罪も無い女子供、年寄りまで見境無く絨毯爆撃によって何十万人も焼き殺す国があるなんて思ってもいなかったでしょう

まさか
いくら戦争だからと言って
ほぼ戦況が決していたにも関わらず、恐るべき核爆弾を何の罪も無い民間人の頭上に落とす国があるなどと思ってもいなかったでしょう


いくら戦争だからと言って
そこまでするなどと
考えもしなかったでしょう


しかしこれは現実に起きたことです



さて

「ニューヨークタイムズ」

アメリカを代表する新聞です


以前から小平次は、この新聞が事あるごとに中国に肩入れし日本を攻撃する事を不思議に思っておりました


しかし、遅ればせながら知りました
この新聞社に多額のチャイナマネーが入り込んでいることを


ふと思います
かの朝日新聞はなぜ、かようにも自国の先人たちを貶めようとするのか
なぜ事あるごとに自国を悪い国だ、悪い国だと喧伝するのか


チャイナマネー…


かの大国は、すぐ隣のお国よりもはるかに危険で侮れません


「みんながやってたからって!」


本当にもうそんな事を言ってる場合ではないのです


そして何よりも


少数民族であった白人列強諸国が多くの有色人国家を非道な方法で侵略していた時代、私達のご先祖様達は、国を守るため、家族を守るため、そう信じて戦地に赴いたのでしょう


そして、自らの命が果てるその瞬間
遠い異国の空を見上げ
その空が祖国の、故郷の空につながっている事を思い
自らの生きた意味、死んでいく意味
それが祖国のため、家族のため、未来の子孫のため
そう信じて果てて行ったのでしょう


その先人たちに

「極悪非道な強姦魔」

という汚名を着せたままで良いはずがありません


真実を知りましょう
そして感じましょう

「今、何が起きているのか」





最後になります
実は今回の記事、もっと簡潔に書きたかったのですが長くなってしまいました
もう少しだけお付き合い下さい


実は小平次、先ほどの菊川玲さんのことを、無知だと笑うこともできなければ馬鹿にもできません


なぜなら、朝日新聞が吉田清治さんの作り話を報道した頃、何の疑いも無くそれを信じた人間の一人なのですから


小平次は当時、それなりに熱心なキリスト教信者で、洗礼も受けておりました
ボサノバなどを演奏するバンドも組んでギターを弾いたりしていました
時折、「LOVE&PIECE」なんて書いたガットギターを掻き鳴らし、何かの集会でジョンレノンの歌を皆で歌ったりもしておりました
街頭で反核活動の署名運動をしたこともあります


そんな人間でしたから
もし、当時橋下市長の発言を聞いたりしたら
涙を流しながらギターを持って抗議集会に参加したことでしょう


しかしながらその後

ささやかながら書を読み、心ある人たちの話を聞く内、感じたのです

どうも朝日新聞等の言うことは「しっくりこない」と
(この辺の小平次の心の変化はまた別の機会で)


そして今
思うようになりました


異国の地で

泣き叫ぶかよわき少女を


「誘拐、拉致」し「性奴隷」にした


我が先人たちが

日本人が

そんな事をするわけが無いと


御免!




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