さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

斎藤知事に『逆張り』?

2024-09-18 | 社会・経済


こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

『マスコミが芸能ネタなりスキャンダル事件を連日連夜執拗に報道をしているときは注意しなさい
国民に知られたくないことが必ず裏で起きている
そういう時こそ、新聞の隅から隅まで目を凝らし小さな小さな記事の中から真実を探り出しなさい。By竹村健一』


これはいつ頃の発言なのかは知りませんが、あの竹村健一さんが言った言葉だそうです

さすがだなぁ、と思いますね

今は加えて、マスコミが同じ内容、同じ方向性の報道を執拗に、ですかね、で、『より注意しなさい』ですね

今、竹村さんの言葉から注意しなきゃいけない報道ってなんでしょうかね?

やっぱり兵庫県知事の斎藤さんですかね、連日連夜執拗に報道、と言うより叩かれています

で、ここのところ、ちょっと叩き方が異常だなぁ、と思い、少し調べて見ました

それを調べているうちに、上の竹村さんの言葉も見つけたんです

『逆張り』

以前、コロナの記事を書いた時、ある方と議論になりまして、その方が小平次に対し『逆張りかと思い、失礼しました』と仰っていたのですが、『逆張り』というのは、世間の大半と逆の主張をして注目を浴びようとする行為を指すようです

小平次は別に注目を浴びたいがために世間と反対の事を言っているのでは決してなく、不自然だと思い調べていたらいつの間にか『逆張り』ばかりになってしまうんですw

まず『パワハラ』について

報道の通りだとしたら、とんでもないパワハラ知事です

小平次も当初は維新の傲慢な政治家、くらいに思っていたんですが、小平次自身、実際に『パワハラ』が捏造されたり隠蔽されたりする様を間近で見て来て、力のある側がかなり恣意的に『パワハラ認定』するってことを良く知っています

そもそも『パワハラ事案』は、恣意的に認定したり隠蔽したり、ということが無ければ、認定そのものの判断は非常に難しい事案です

兵庫と言うとダウンタウンが尼崎の出身でしたかね

関東人の小平次からすると、あの口調だけでパワハラされてる感が満載です

小平次の妻も、東京下町育ちで、結構口調はきつく『何で怒ってるんだよ?』『怒ってないよ』と、慣れるまでは少し時間がかかりました

さて、先日、百条委員会が開かれ、調査が進んでいくことと思いますが、百条委員会後の記者会見において、パワハラをされた側の県職員6人の証人尋問が行われ、その中に知事からパワハラを受けたと証言した人は何人いたのか、という記者の質問に対し、奥谷委員長は『明確に知事から強い叱責を受けたと証言した人はいなかった』と答えています

続けて奥谷委員長は『中には、それがパワハラに当たるのかがわからずそう回答した人もいるかもしれない』とも言っていますが、確実に言えるのは、知事のパワハラは証言もなく、現段階では『疑わしい』事案、とまでしか言えないということです

さらに、良く騒がれている『おねだり』や、横暴な『わがまま』について

例えば日高神鍋スキー場での視察時、観光協会にスキーウエアを『おねだり』した、ということも大きく話題になっていますが、これについて観光協会がそのようなことはなかった、と発表をしており、『デマ』を流した某議員からも謝罪を受けた、と報告をしているようです(こちらはXを確認したところ、タイトルはあるんですが、中身は削除されているようですので真相は不明です)

他にも同様の報告が幾つかあるようです

また、ゆかた祭りのさい、ゆかたの着替え場所が公民館だったことに激怒し、地元の老舗呉服屋を一時営業中断させ着付けをさせた、などというのも多数報道されておりましたが、これについても当日知事を案内した地元の写真家さんがこんな証言をしています

(すみません、Xって投稿記事を見ることはあっても自分ではやらないので、実際の投稿は見つけたのですが、この投稿だけ貼るやり方がわからず、取り敢えず画像で貼っています)

ちょっと画像が見づらいんですが、まあ、そんな事実は無かった、と言っています

つまりですね、今後事実関係が明らかになり、斎藤知事がどうなるのかは知りませんが、現時点では、報道されている幾つかの『事実』は、デマ、もしくはデマかもしれないものが混ざっている、ということになります

『デマがあったとしても、実際にパワハラをやった事実が見つかったじゃないか』

今後の調査次第でこんなことを言う人が出て来るかもしれません

ふざけんな、って話です

悪行を暴くためならデマがまかり通っていいのか、デマが発覚せず、それによって、県民の付託を受け選ばれた知事が辞職する、それはまさに『私刑』執行です

以前、南京事件についてネット上で議論をしていたんです

その時にも言ったんですが、悪名高きアイリス・チャンの著書『レイプオブ南京』でこんな写真が使われていました



この写真は日本軍が女性たちを強制連行しているところ、として世界に出回り、その後様々な媒体で使用されましたが、実は日本軍が地元住民と野良仕事を終え、一緒に帰っている時の写真であることがわかりました

実際、笑顔の女性もいます

国を護るために戦った先人たちの名誉がデマによって傷つけられているのです

この写真は後に『誤報』として処理されたようですが、そもそも真実を明るみに出すのに、なぜ『捏造』までする必要があるのか

『証拠が無いのであれば作っちまえ』

なんでそこまでするんですかね

今回の斎藤さんの件がそうだとは言い切れません

ですが、現時点ですでに『デマ』もしくは『デマらしきもの』が出回っています

反面、斎藤さんの新県庁舎の建設見送りについては、それにより職員の就業場所が無くなり、リモートワークを強要され、職員から非効率となり不満が出ているといったネガティブ面だけを強調する記事が多いのですが、実際は、当初前知事時代の予算700億円が、資材の高騰により1,000億円まで跳ね上がり、『県民の理解が得られない』として見送られたというポジティブな面はあまり報道されていません

もう一つ、今回斎藤知事が叩かれるきっかけになったのでは?
とされる港湾利権に対してメスを入れた件

これは、姫路港でしたかね

この港の使用権は県が持っているらしいのですが、ひょうご埠頭(株)という中間業者がおり、年間7億円でこのひょうご埠頭が港湾利用者から使用料を受け取り、県に3億円収めているそうです

これが、不当に使用料を中抜き?もしくは県の徴収すべき使用料が不当に低く設定されている?、ということで斎藤知事のもとで監査が行われた

普通に考えれば、7億円の売り上げに対し、権利の所有者である県に3億って、たしかにおかしいと言えばおかしいので、監査するのはむしろいいことだと思うんですが、これについての報道はほとんど見かけません

元々港湾労働は重労働で、屈強な男でなければつとまらず、人材の確保から派遣を、昔はヤ〇ザが仕切っていた

で、現在は表面には出て来ず、別会社の形式で実はヤ〇ザの重要なシマなのでは?

ということを妄想している人もいます

『今時、高倉健の時代じゃあるまいし、県の外郭団体にヤ〇ザなんてあり得ない』

という人もいますが、そうですかね?

じゃあ、大組織である一部の大手ヤ〇ザさんたちは、どうやって組織を維持しているんですかね

借金の取り立てやみかじめ料? そんなもんだけで暴対法の厳しい中大組織を運営しながら維持できるとは思えないんですけど…


つまり、斎藤さんはその闇にメスを入れてしまった、と妄想する人もいるようです

違う見方として、港湾労働者の人材確保は、労働者派遣法とは別の立て付けになっていて、派遣が禁止されている業務の一つです

労働者派遣法を作らせ、人材派遣でボロ儲けをしている悪党がいるそうですが、実は港湾利権を奪うためにその悪党からの指示で監査をやらされたのでは?

まあ、実際斎藤さんは維新の人ですので、そんな妄想をする人もいるようです

港湾利権についてはあくまでも妄想ですが、先に述べたパワハラ、おねだり等幾つかのことは、現時点で事実として証明されたものは無く、むしろデマが発覚した中で斎藤さんはここまで叩かれています

『マスコミが芸能ネタなりスキャンダル事件を連日連夜執拗に報道をしているときは注意しなさい
国民に知られたくないことが必ず裏で起きている
そういう時こそ、新聞の隅から隅まで目を凝らし小さな小さな記事の中から真実を探り出しなさい。By竹村健一』


斎藤さんのことを調べていて、ふと、静岡の川勝さんのことを思いだしました

そもそもリニアなんかいらない、って小平次は思っていますが、川勝さんの主張の内容はともかく、まあ、ここまで進んじゃってからごねても無理だよな、くらいに思っていたのですが、川勝さんを検索してみると、まあ、出るわ出るわ批判記事ばかりが

少しくらい擁護している記事はないのかなってわざわざ『川勝知事がんばれ』で検索しても大半が批判記事

これも異様だなぁ、と思いましたよ

『マスコミが芸能ネタなりスキャンダル事件を連日連夜執拗に報道をしているときは注意しなさい
国民に知られたくないことが必ず裏で起きている
そういう時こそ、新聞の隅から隅まで目を凝らし小さな小さな記事の中から真実を探り出しなさい。By竹村健一』


斎藤さんは、実務面では県の財政を随分と上向かせているとか、どこかの公約達成ゼロ知事に比べるまでもなく、その達成率は高いそうです

まあ、仕事ができてもパワハラ体質の人もいるでしょうからわかりませんが、少なくとも現時点で明るみになっている事実だけで、ここまで叩かれる理由は無いように思います

実際2人も亡くなっていますので、本当の本当の本当の真相解明を期待したいのですが、まあ無理なんでしょうね




御免!

PS斎藤さんの関係で一番問題になりそうなのは、公益通報者保護法違反ですが、今回はそこまで触れられませんでした
また機会があれば改めて記事にしたいと思います







コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« インド珍道中 2度目のイン... | トップ | 河野太郎 『名古屋市長を代... »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
小平治さん、こんにちわ。 (テレビとうさん)
2024-09-19 11:40:42
元祖パワハラ組織に対抗するには、パワーのある知事が必要だと思います。
自殺者も、どちらのパワーに負けたのかは分りません。
返信する
テレビとうさんさん、こんにちは! (小平次)
2024-09-19 14:57:30
テレビとうさんさん、こんにちは!

コメントありがとうございます!

>>元祖パワハラ組織。。

そういうネタも結構出てますねー、斎藤さんは確かにパワーもあり、これだけ叩かれても辞職しない、何よりタフですね

>>どちらのパワーに負けたのかは分りません

まあ、アッチ側の方だと思っています(アッチ側ってどっちだ?ww)
返信する
Unknown (gai6969)
2024-09-20 10:59:58
川勝知事はメガソーラー推進のダブスタが無ければ、支持出来る部分もあったんですが…

過去記事で散々書いてますが、リニアも整備新幹線も自然環境と地域輸送を蝕むグローバリズム御用達の移動手段です。ワクチンやコオロギ食と根っこの部分は同じです。
返信する
gaiさん、こんにちは! (小平次)
2024-09-20 14:17:45
gaiさん、こんにちは!

コメントありがとうございます!

gaiさんにはご理解いただいていると思っていますが、一応誤解の無いように申し上げますと、私は斎藤さんも川勝さんも基本的に支持もしていなければ否定もしていません

『川勝知事がんばれ』

と検索したのは、擁護する側の声も聞きたかっただけです

斎藤さんも、兵庫の県知事なので基本的には正直関心は薄いです

今の状況というのが、政治家を選ぶのも辞めさせるのも全てマスコミ次第、しかもデマまで使って、みたいなことになっている事への危惧を記事にしました

>>ワクチンやコオロギ食と根っこの部分は同じ。。

仰る通りもはやありとあらゆることがそういう状況ですね
返信する

コメントを投稿

社会・経済」カテゴリの最新記事