さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

緊急事態宣言 いつ解除?

2020-05-05 | 社会・経済


こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です

多忙のため、更新も滞ってしまいました
また、フォローさせていただいているみなさまのところへもお邪魔できておりませんが、ゆっくりと拝読させていただきます

さて、ようやく緊急事態宣言の解除について少しずつ話が出てくるようになりました
小平次がこの武漢ウイルス(新型コロナウイルス)騒ぎが始まった当初から申し上げていたこと、これはきっと終息などせず、いずれ『折り合い』をつけなくてはならないと言っていたことが現実になりつつあります

小平次からすれば緊急事態宣言そのものに反対でしたので、遅すぎだ!、というのが率直な感想です

ですが、ようやくここまできたので、今後私たちはどうあるべきか、まあできればこれを最後にしたいですが、武漢ウイルス騒ぎについて小平次の思うところを書いてみたいと思います

何度も申し上げてきたことですが、何度でも言います

『新型インフルエンザに関するQ&A』


『なんと1日50人以上「インフル 死者」が日本で急増する不気味』
PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)ニュースの厚労省人口動態統計



上記が示すデータによれば
インフルエンザの年間感染者数は約1000万人です
死者は昨年、一昨年、ともに3000人超、いわゆる関連死を含めれば約10000人が例年亡くなっているそうです

これを1年にならし、1か月の平均にすれば
感染者は
1000万人÷12=833,333.3333…
1か月約83万人です
死者は
10000人÷12=833.333…
1か月約833人です

では武漢肺炎(コロナ)はどうでしょう、緊急事態宣言を受けて、これから減ってくるでしょうが、今ぐらいまではおそらくその前に感染していた可能性が高い、と思われますので、本日時点までの数字で考えてみます

最初の感染の確認が今年の1月28日、まあ、2月からとして本日まで約3か月

今日の時点で感染者は約15000人
これを同じように1か月の平均を出してみます

15000人÷3か月=5000
1か月約5,000人

死者は今日の時点で556人
556人÷3か月=185
1か月約185人

どうでしょう
上記データは単なる事実です
その事実の受け止め方は様々かもしれませんが、小平次の目には武漢肺炎はインフルエンザの脅威には遠く及ばない、今月末に仮に緊急事態宣言を解除し、自粛もやめて、通常の感染症対策、手洗い、うがい、消毒、などを習慣づけていればインフルエンザ以上の被害になるとは思えない、そう映ります

先日、零細企業を経営している小平次の友人と話しました

彼が言うには
『今回の緊急事態宣言、自粛要請で同じような零細、個人事業主は壊滅的なことになっている、自分もだめかもしれない』

休業補償を申請しても、到底間に合わない、仮にしのげたとしてもその後持ちこたえられない…

こんな人はたくさんいるでしょう

それとは逆に、小平次の知人で、財力のある会社を経営してる人が言いました

『数か月収益がなくなったぐらいで持ちこたえられないような企業は淘汰されるべきだ』

なるほど

最近の新自由主義者、弱肉強食の価値観そのものです

マスコミなんかも早く緊急事態宣言を出すべきだ!

と言っていたのが大多数だったと思いますが、どうなんでしょう、みんな多少業務が停止しても給料が減らないようなそこそこの会社に勤めてたり、公務員だったりするんでしょうか、仕事しなくても収入がある、貯えがたくさんある、そんな人が大多数なんでしょうか

さて、小平次は今の生業の一つで、DVで離婚したシングルマザーからの相談なんかを受けることがありますが、中には、離婚後、小さい子供をかかえ、実家を頼ろうにも両親がすでに介護を必要としていたりで頼るわけにもいかない、どうにか保育所を見つけ、2つのパートを掛け持ちして何とか頑張っている、こんな人たちの相当数が、今回の騒ぎで職を失いました

給付金で一時をしのげたとしても、そのご、元通りに仕事ができる保証はありません

以前、小平次が仕えていた中小企業の社長が言いました

『一時の情に流され、賃金アップなどをして、もし会社を潰すようなことがあれば、それはその社員と家族を殺す、殺人に等しい!』



そういう意味では、先に例を出したシングルマザーとその子供は、殺されたも同然です

で、冒頭のインフルエンザと武漢肺炎のデータをもう一度振り返って考えたい

本当に今回の武漢肺炎は、ペストのような伝染病ならともかく、インフルエンザと比して、ここまでする必要があったのでしょうか

体力のない会社が淘汰されても、その日その日を必死に生きる人たちの職を失わせてでも、緊急事態宣言と自粛が必要だったんでしょうか

早く緊急事態宣言を出せー! 日本もアメリカのようになるー!(ちなみに、アメリカでインフルエンザの死者数は多いときで6万人、社会保険制度のないことなどを考えればアメリカとの比較は意味がない)

と、さんざん恐怖を煽り、国民を誘導してきたマスコミが、今度は経済の心配をし始めている

本当に腐ってます

断言しますが、武漢肺炎は終息しません

緊急事態宣言解除後も、きっと一人でも死者が出れば

『解除は早すぎたのではないかー!』

と、メディアや識者が騒ぐかもしれません

今の感染者の数と、亡くなられた人の数、そこから思うことは、武漢肺炎もインフルエンザと同様に折り合いをつけ、通常の対策で充分である、人間が生きて死ぬ、その死因の一つに過ぎない、ってことです


御免!



コメント (11)
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