こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です
ちょっと気になる記事をみつけましたのでご紹介と感想
長いのでリンクを貼っておきます
『日本では致命的な誤りのある「MMT」を絶対にやってはいけない 』
小幡績さん、という慶應義塾大学大学院准教授である経済学者さんが、ここ最近?、もてはやされているMMT理論(現代貨幣理論)を、かなり攻撃的に批判している、と言う記事です
小平次は大学で経済学を学んだ…
はずですが…
実のところ学んだのは、いまだ神と崇めるカルロス・サンタナ、ウェス・モンゴメリー、アントニオ・カルロスジョビンといった人たちのギターの技術や感情表現、まさに音楽に明け暮れた4年間でしたので、経済学はちっともわかりません
入学早々、てんで理系弱者の小平次は、経済理論などの授業にすぐについて行けなくなり、一般教養の『世界史』や『日本史』、ゼミでは『日本の古典を読む』だとか、スペインの新聞『El Paísから学ぶ』などなど、経済とは全く関係のない分野にのめり込んでいました
そんな小平次ですが、今回ご紹介した、小幡さんの記事、端から理論破綻している、と言うことぐらいはわかります
MMTとか、良くわからない人がいたら、小平次もそう詳しいわけではないのでぜひ『テレビとうさんさんのブログ』の過去記事などをご覧になってみてください
MMT理論の肝は
『自国通貨を発行できる政府は財政赤字を拡大しても債務不履行になることはない』
といったことだと思いますが、経済学弱者の小平次には、これは単なる『事実』にしか見えず、その事実を批判することの意味がわかりません
その事実に基づき、これまでの緊縮財政の果ての増税を止め、『財政出動』を大胆に行い、市場を活気づかせ、所得を増やし、消費を拡大させる、そういう主張をする人がこのところ多いわけでして、小平次なんかもその方向で行くべきだろう、って思うわけですが小幡准教授のように、頑なにそれを否定する人が大勢いるのです
何より、財務省が『財政出動』など全くする気はない、というのが現状です
さて、冒頭の記事、経済学弱者の小平次でも理論破綻している、と思うのですが、小幡さんは、例えば、財政出動を謳う連中は
『財政支出の中身の議論を行っていない』
と言い
『失業率が歴史的に最低水準にあるような場合に、景気対策をするための財政出動はするべきでないことも明白』
と言ってますが、失業率がどうとか言うより、現実的に実質賃金は減り、多くの国民の所得が低いために消費が伸びない、これが現実であり、株価や地価などといったもの以前に、私たちの身の回りを振り返ってみろ!
と、思います
他にもいっぱい突っ込みどころがあるのですが、それは詳しい人にお任せし、小平次なりの現状についての考えを述べてみたいと思います
現在の多くの企業が、利益を出すために人件費を削り、それが貧困層を生み出している、そんな風に見えています
小平次の身の回りにも、その日の食事が給食のみ、あとは子供食堂にたよる、そんな児童が実際にいます
失業率が低かろうと、現実には所得が低いために消費も伸びず、国内経済がデフレで疲弊し、儲かっているのは一部の大企業のみ(外国の)、見ている視点が全くもって間違っている上、それを指摘されることを踏まえ
『役に立つ支出と無駄な支出と、害悪の支出とがある』
と言い、まるで積極財政支持者が、なんでもかまわないからどんどん財政出動をしろ!、と言っているかのようなことを言っていますが、どこでそんな議論がされたのでしょう
そもそも『役に立つ支出と無駄な支出と、害悪の支出』の区別はだれの判断によるものであって、どういったものを指すのか全く根拠も例も示していません
また、失業率、など数字の上だけではわからないフリーシフト制などの現実的な問題、今はどうにか仕事にはありついているが、会社の都合で仕事量を調整され、日々の暮らしもままならない、っていうような人はゴマンといるんです
さて、経済学弱者の小平次が、この小幡さんと財務省と政治家に最も言いたいこと
『あんたたちの言ってきたことをやって来て、この30年間でデフレから脱却できたのかよ! いい加減、別な方法を考えるくらいしろよ!』
この30年間、小幡さんらの主張や財務省、政治家の方針で緊縮財政、その果ての増税で国民は疲弊し、デフレの脱却はできなかった、その対策は明らかに間違っていたのではないか、経済学弱者の小平次の目にもそう映ります
であれば、ダメだったものはダメだったと素直に誤りを認め、自分たちとは違った視点に耳を貸し、議論し、違った対策を考えることが政策決定に携わる者たちの役目だと思いますが、小幡さん、記事の最後にこんなことを言っています
『(MMT理論に基づく経済対策の)理論的な4つの誤りのほうも、ここに明確になっただろう。したがって、これ以上、MMT理論を批判する必要はない。もうたくさんだ。』
おひおひ!学者が議論を拒否しちゃだめだろうww
ちょっと何言ってるかわからない
現在のコロナ対策、ワクチン接種も、分科会の専門家や政治家が、自分たちの考え(利益)に固執し、一切の異論を排除、聴く耳も持たず議論を拒否、一方的にことを進め人々の自由を奪い、生活、命までも奪っています
この『小幡積』もコロナの『忽那賢志』も、異論を排除し議論を拒否、人の命や生活よりも自分たちの利益を優先させる学者、医師にあるまじき男たちであることは間違いないように思います
さて、今回の記事、フォローさせて頂いている『面白く、そして下らない』さんが、同じ記事を元にブログを書かれ、経済学弱者の小平次なんぞよりもはるかにわかりやすく的確なご指摘をなさっていますのでご覧になってみて下さい
御免!