さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

日本書記 神功皇后紀を読んでみる 番外編

2021-12-23 | 日本書紀を読んでみる



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こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

ちょっと年末、また忙しくなりまして、書きたいことはあるんですが時間がなく、過去記事(2019年6月)を少し加筆訂正して再掲載します


ずっと更新をサボってしまっているシリーズですが…

『日本書紀 神功皇后紀を読んでみる』

久々に読んでみる、のではなく本日は番外編

番外編として少し余談


第十五代天皇

応神天皇

以前の記事でも少し詳しく書きましたが、朝鮮の史書、百済本紀などの百済王の薨去、即位などの記述と呼応する記事が日本書紀にもみつけることができます

それらの外国の史書にある複数の事件の年代と、日本書紀の応神天皇紀にある同一事件の記述の年代との一致から、応神天皇のご即位は西暦390年である、とおそらくは高い確率で断定できるのではないかという論を、小平次は支持しております

もしそうであれば、母君であらせられた神功皇后の執政期間はその直前となり、古事記崩年干支から神功皇后の夫であらせられた仲哀天皇のご崩御が362年と推測され、その翌年からが神功皇后の執政開始となれば、外国の史書、新羅本紀に記される、西暦364年(363年?)の『倭軍が大挙してやってきた』というような記述こそが、神功皇后の第一回新羅征討なのかもしれません

古代史は本当に妄想が膨らみます


さて、余談の本題

全国に数多ある『八幡宮』と呼ばれる神社

祀られる八幡神は応神天皇と言われ、母君の神功皇后もご一緒に祀られていることが多いのです

その八幡さまの総本山が、大分県宇佐市にある

『宇佐神宮』



2、3年前、小平次はこの宇佐神宮を参拝する機会に恵まれまして、小平次にとって日本史のスーパースターにしてスーパーヒロイン、神功皇后をお祀りするその総本山を参拝できる、とてもありがたいことでした

そのとき、たくさんの写真を撮ったのですが、何かわけのわからない操作をしたのか、スマホの機種変更をした時に無くなってしまいました

なので、借り物の画像で…



境内は中々に広く、荘厳、と言う言葉がとてもしっくりきます

参道の茶屋、土産屋は神社の規模からしたらこじんまりとしてちょっとレトロな感じです




ありがたく参拝させて頂き、境内を歩いておりますと、観光客は平日ということもあり、さほどではなかったのですが、そこかしこで聞こえる韓国語

韓国人観光客が多いようです

大分と言えば、日本有数の温泉地、湯布院、別府などなど

大分空港には韓国からの直行便もあり、距離も近いですから割と気軽に韓国の方も来られるのかもしれません

すれ違いざまに聴こえる楽しそうな韓国語の会話…


小平次は思わず、苦笑、というか微笑んでしまうというか…

心の中でつぶやきます

『おひおひ、あなたたちはここにお祀りされているのがどなたかご存知なのか、ここにお祀りされいているのは、のちに朝鮮半島を統一することとなる強国、新羅、その新羅へ、雄々しく男装し、軍を率い、海を越え攻め入り、新羅国王を跪かせ朝貢を約束させた大和の美しき女帝 おきながたらしひめのみこと、神功皇后であらせられるぞ… 』


きっと

知らなかったんでしょうね

だって豊臣秀吉のことは大っ嫌いなわけでしょう?

そうすると、新羅国王を跪かせ、朝貢を約束をさせた女帝なんて、とっても憎たらしいんじゃないんでしょうか


それとも知ってたけどさほど気にはしてないんですかね


言われているほど一般の韓国人は日本が嫌いじゃありません



御免!




コメント (6)
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