さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

コメントへの返信②

2023-02-02 | 社会・経済


こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

前回、頂いたコメントに対し、その返信を記事にいたしました

そこで議論ができれば、と思ったのですが、私からの返信が長くなりすぎたようで、コメントの投稿ができないため、また記事にいたします

まずは、秀和様から頂いた返信

****************************

お返事をありがとうございます。
「新型コロナは存在しない」「新型コロナでは死なない」
など訳のわからない非論理な事を言い世間一般に逆らう事で注目を集めんとする“逆張り”というものを最近知り
失礼ながらそれかと思ったのですが丁寧なご返信を頂いて恐縮です。

ただインフルエンザとの比較はまず間違いがあります。
コロナの方は感染症対策を人々が取っての上での数字です。
例えば"マスクと距離"などの新生活下でインフルエンザは極端に縮小しました。
コロナにも効いている筈の対策ですが、コロナはその上で7,100人の死者を出したということです。
また2020~2021年は緊急事態宣言もしつこくやりました。

「コロナ死かどうかは不明だ」、それはもっともです。
インフルエンザとて年間の死者数は近年数千人です。
ただインフル蔓延時期に超過死亡が出る事が多く、関連死として推計しているのです。
それはコロナにも当てはまり、"コロナが蔓延すると超過死亡が出る"は2020年から世界的傾向でした。
多数の超過死亡の中から"コロナ死"を決める厳格な定義はインフルエンザ同様無理でしょう。

> 2年目、コロナ死とされた人は同じ期間で、13,865人
よって対策が取られた中でのこの数字は脅威としてインフルエンザ以上を示すものです。2年目は超過死亡数も巨大になりました。(インフルエンザは2冬連続で患者極小)

 
2020年)インドネシア 医師百人超コロナ感染死
など健康的な若い医療従事者がコロナでは世界中で多数亡くなっています。
防護具、感染症対策が甘かったりすると若かろうが死ぬウイルスですがインフルエンザではこんな事にはなりません。
"対インフルエンザ並みのノーガード"環境下での比較ではないため、貴殿のご反論は穴が有るということです。

穴が空いた肺 生死を分けた治療の記録 コロナ感染 40代男性
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/testimony/detail/detail_51.html
インフルエンザで肺に穴が開くでしょうか。
感染箇所、吐かれるウイルス量など何もかも性質が違うものを
侮れば、このような被害者が多数出る事になります。 2か月間にわたってICU=集中治療室で治療


> 過剰なコロナ対策
確かにやってきたようにも思えますが、日本は検査軽視が続き
今もPCR限界が1日40万程度と貧弱でオミクロン禍に対処できていません。(日本だけコロナが終わらない)
欧州=波が来るたび進化 日本=波が来るたび被害増加
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/07/27df660c78c1a40bec830152826a364e.png

世界でも稀な様相を見せており、本気度がまるで無いのだと思います。
(異次元の人命軽視は現在も続いている現象)

あの仏国・独国ですらもう冬のコロナが収まっている。
プロの手腕で導かれるなら検討できても世界最多感染に何らの
手も講じられず月間死者1万人の病原体を5類扱いは、脆弱者はひっそり死ねということでしょうか。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/31/6a762f8aae5a2580f69ff9bd80c88acb.jpg
各自治体の発表から推計した12月の死者数だそうです。
今から頑張って年金を納め安泰の老後を目指しても
こうも容易く人命を散らす政府がいる― それがどれだけ希望がないことなのか。

国難に本気で対処せず、日本の人口と平均寿命を削り
悲劇を増やしている売国的な輩を月給100万円以上で飼っている。
そのことを問題視しないなら、次なるパンデミックで自分の人生を閉ざされる事になるかもしれない。
だから人命軽視、ウイルス軽視をやめろと今叫ぶべきだというのが私の意見です。



こちらに対する私からの返信

*********************

秀和様

こちらこそ、ご丁寧なご返信有難うございます
月末、月初、多忙のため、返信が遅くなりましたことをお詫びします。

さて、秀和様のご主張は理解致しました。

その上で、私のブログのサブタイトルをご覧頂きたいのですが、「頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!」

というものです

どちらが正しいか、というと語弊があるかもしれませんが、世の中に氾濫する情報を見聞きし、自分の頭で考える、一流大学を出た専門家や識者が、真逆の主張をしている、最終的にはどちらがしっくりくるか、感じ取る以外にはない、そういう趣旨でブログを運営しております。

そういう意味では、今回秀和様からの返信に対し、私自身の思うところもありますが、現時点でそのお考えを全否定するつもりはないことをお伝えします。

その上で、いくつか私の考えを述べさせて頂きます。

>>「新型コロナは存在しない」「新型コロナでは死なない」など訳のわからない非論理な事を言い世間一般に逆らう事で注目を集めんとする“逆張り”というものを最近知り失礼ながらそれかと思った…

もし、そう思われたとしても『軽視したい”という衝動に駆られ』、いきなりこういう決めつけはいかがかと思います。

「新型コロナは存在しない」「新型コロナでは死なない」という方がいるのは存じておりますが、私は全否定する気はありません。確かに荒唐無稽なことを言っている方もいますが、私のフォロワーさんには、それなりの説得力をもってそう言う方もいます。世の中には、そんなことがあるはずがない、と思っていたことが現実であった、などということはよくあることです。私は以前、政治家とかかわる仕事をしていましたが、一部の資産家、企業、団体などが、票と金をちらつかせ、自分たちの利益になるような法律を作らせる、又は廃止する、そんな光景を幾度となく見て来ました。例えばジョージ・ソロスのような人が、自己の利益のために何かをしようとすれば、それこそ世界規模で庶民には信じられないようなことをするかもしれません。目に見える形で、実際ソロスはポンド爆売りでイングランド銀行を破綻寸前まで追い込んでいます。庶民の与り知らないところで何をしているのかはわかりません。

>>例えば"マスクと距離"などの新生活下でインフルエンザは極端に縮小しました。

これに関しては、インフルエンザの減少が感染対策で減少したのかどうかの科学的な検証結果を見つけることができません。

コロナの一年目、国際医療福祉大学の高橋教授が、冬を迎える前に、次のように仰っていました。

「ウイルス干渉により、この冬、例年通りインフルエンザが流行すれば一時的に同時流行してもやがてコロナが収束する、逆にコロナが強く出ればインフルエンザが全く出ない可能性がある」

リンクを貼りたいのですが、もう見られないので貼れません、他にもこのように仰っていた専門家もいます。ですので、詳細な検証と、上記のような論に対し、科学的な根拠を以って反証したような議論などがなされていない以上、新生活がインフルエンザを抑えた、とは言えないと思っています。現在の同時流行?も、様々な角度からの専門家の分析を見なければわかりません。

>>2020~2021年は緊急事態宣言もしつこくやりました

第一回目の緊急事態宣言の後、大阪の対策会議で、専門家らが、緊急事態宣言前にすでにピークアウトしており、宣言自体不要だった、との検証結果を発表しています。

https://times.abema.tv/articles/-/7059591

第2回目でも同じようなことが言われております。その後については、私の知る限り、上記の検証結果を生かした対策を専門家や政治家たちが議論したような話は聞きません。

マスクについても、本記事の中で申し上げている通りです。

>>多数の超過死亡の中から"コロナ死"を決める厳格な定義はインフルエンザ同様無理でしょう

そうではなくて、何故、交通事故死者も、末期癌患者もコロナ陽性であればコロナ死にカウントしているのか、ということです。そういう人も、入院前、死後を問わずコロナ陽性であればカウントをしていることは、報道もされていますし、私自身厚労省に東京都にも直接確認しています。

>>感染症対策が甘かったりすると若かろうが死ぬウイルス

もしそうだとして、コロナは今後も変異を続けると思いますが、秀和様はどのような状態になればコロナは収束した、とお考えですか。これがもし、超過死亡の理由がコロナでないにもかかわらず、コロナ死が超過死亡の理由、とするならば、今後あと何年この状況が続くかわかりません。永遠に続くかもしれません。陽性者の母数が増えているので、実際若者の重症化、死亡例はあるのは承知していますが、最初の1年目からコロナ死者の年代別グラフの形状に変化はありません。であれば、現在のコロナ死は、やはりコロナ死の実態数がわからなければその脅威度の判定も、対策もやりようがないだろう、というのが私の考えです。また、別の死因を含めコロナ死としながら、本記事に記載しましたように、致死率がインフルエンザよりも低い、と言うのであれば、私の考えに変化はありません。

>>対インフルエンザ並みのノーガード"環境下での比較ではないため…

先に述べた通りです

また、私はこれまでの一斉検査のようなやり方によるPCR検査の精度についても疑問を持っております。

https://www.yushoukai.org/blog/pcr

また、早い時期から自粛は却って集団免疫の獲得を遅らせ、逆効果だ、と主張していた専門家もいます。

数多くのコロナ患者を診察、治療し、最前線で戦ってきた神戸の長尾医師も、高齢者はコロナよりも、家に閉じこり歩かなくなる方が危険だ、と警鐘をならしておりました。

もちろん、こういったことに対する反論もあるかとは思いますが、そこで最初に戻ります。

つまりは、こういった真逆の主張をどう自分なりに消化し、どう感じ取るか、ということだと思っております。
で、結果、私は秀和様とは真逆に近い考えがもっとも自分にしっくりと来るようになった、ということです。

>>穴が空いた肺 生死を分けた治療の記録 コロナ感染 40代男性

気の毒だ、と思うほかありません。
ワクチン接種による免疫暴走なのかもしれません

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/238635?page=2

>>あの仏国・独国ですらもう冬のコロナが収まっている。

収まっているように見えているだけじゃないですか? 
少なくとも超過死亡の増加は世界的な現象です。

https://www.carenet.com/news/general/carenet/55642

そもそもマスクを日本より早くから外した国々で収束しているって、どういうことなんですか?

これまでのコロナ対策の一番の問題は、そういった真逆の主張をする専門家が科学的なデータや根拠を示しているにもかかわらず、分科会や自治体の対策本部などに呼ぶこともなく、一方的に決めてしまう、例えば分科会などでは、重要な対策について、全会一致で決められた、と言う記事をよく見かけましたが、これほど経済に打撃を与え、子どもたちや若者の夢を奪う対策が全会一致、 考えられません。

本来であれば、様々な立場の専門家を交え、議論に議論を重ねながら随時対策を考えるべきだと思いますが、私にはこの3年間、全てが一方通行だったようにしか見えていません。

また、私は、3年前からコロナ対策について批判的な記事をブログで書いてきましたが、コロナを一度も警戒しなくて良い、とは言っていません。

記事でも述べている通り、インフルエンザ程度の感染対策をし、特に子どもや若者が二度とない学校生活を少しでも通常通りにできるようにすべきだ、そう訴えてきました。

ところで、この議論の趣旨は、コロナの脅威度はインフルエンザ以下か否か、ということですか? だとすれば、これ以上は不毛です。私は、仮にコロナがインフルエンザよりも脅威であったとしても、5類に引き下げるべきだ、と考えていますので、おっしゃる通り日本政府が無能なのは同意しますが、引き下げるならさっさとやれ、と思っています。必要であれば、前回の記事で頂いた秀和様のコメントを、見て頂くよう本記事に記載し、コロナの脅威度についてこのように考えている人もいる旨を付け加えても構いません。私が言いたいのはそこではありませんので。

秀和様がどういうお仕事をされているのかは存じ上げませんが、今、この3年のコロナ対策でどれだけの人が苦境に立たされたか、子供や若者の精神的損失はもはや取り返しがつかない、と思っています。私自身、仕事柄、自粛や出入国制限、移動の制限はもろにあおりを受け、最初の2年間はどうにか持ちこたえましたが、3年目はさすがに苦境に立たされました。自治体の支援金なども申請しましたが焼け石に水です。資金繰りに奔走し、従業員には苦労を掛けました。周りでは、事業をたたんだ人も、一人二人ではありません、シングルマザーの苦境も目の当たりにし、地域で子どもたちとボランティアで接することも多いのですが、相当にストレスを抱えているのがわかります。何かまた緊急事態宣言でも出せばいいのですか?その状況でも日本人は普通の暮らしを保てるような余裕のある人たちばかりなのですか?私の地域の子供食堂に来る子供たちは増える一方です。国がお金を配ればいいですか?どれくらい?それで持ちこたえられる人ばかりでしょうか?

結論を申しますと、仮にコロナがインフルエンザよりも脅威であったとしても、特に子供や若者の成長に対し、極端な対策はコロナそのものよりも悪影響であり、どこかで大人が覚悟を決め、線を引かなくてはならない、そういう考えを持っています。

で、今後ですが、こうして議論用の記事を書きましたが、秀和様のご主張を見る限り、おそらくはどこまで行っても平行線だと思いますので、必要であれば続けますが、本記事も投稿したいですし、何より仕事、生活の関係上、週一本記事を書くのがやっとです。ということで、またコメントを頂いても返信に時間がかかることがあると思いますのでご容赦ください。




コメント (8)
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