こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です
さて、本日は妄想的歴史探訪
「はじまりのご先祖様たち」
と題しましてお送りいたします
以前小平次の子供のころは、よく上の絵のような人類の進化の過程の図を見たことがあるのですが、最近のミトコンドリアDNAの研究では、とりあえず現生人類共通の、直接の祖先として辿れるのは、およそ16万年前前後である、と言われておるようです
そして、今まで人類の祖先と言われていた原人や猿人のいくつかの種は直接現生人類と関係している確かな証拠もないようです
以前の記事にて、小平次はこの件、勉強不足でやや勘違いして書いていた部分がありましたので訂正いたしました。
申し訳ございませんm(_ _)m
さて、この件ですが、色々勉強していくと中々に複雑で、今回の申し上げたい事とも少々かけ離れてしまいますので、やや乱暴ですが簡単に申し上げたいと思います
「現時点の研究では、およそ16万年前の時点では、現生人類の共通の祖先は現在のアフリカ大陸にいた可能性が高い」
と言える、ということで合っているでしょうか
これまでの人類アフリカ起源説からみても、このミトコンドリアDNAの研究はそのことを後押しいていると言えるわけです
このことが事実だとすれば、現在のアフリカ付近で誕生した人類は、長い年月をかけ世界に広がっていったとも考えられるわけですが、およそ動物が群れを作りその行動範囲を広げていく理由とはなんでしょうか
動物のもっとも基本的な本能は、その種を残すこと、つまりは子孫の繁栄であろうと思います
そのために生き残ろうとする、生き残るために食う、食料を確保するということですね
群れを大きくする、ということは、より効率的な食料の確保のためであり、また外敵などの襲来、その逆、そのための安全保障上の要請でもあるのでしょう
小平次はたまにスカパーのアニマルプラネットなどが好きで見ているのですが、ライオンなんかすごいんですね
一頭の雄ライオンがある群れのリーダーであった雄ライオンと闘い打ち負かす、そして新たにその群れのリーダーにおさまる
そうするとですね、新リーダーはまず、前リーダーの子孫であるまだ幼い子ライオンを皆殺しにしてしまうんだそうです
他の遺伝子を持つ子を殺し、自分の遺伝子を少しでも多く残すためにその芽を摘むわけです
いやあ恐ろしいほどの徹底ぶりです
こんな野生動物の世界を見ていますと、なんだか人類もやはり動物なのだと思うのです…
先にも述べた通り、動物が群れを大きくしたり、移動したり、その理由はやはり食料の確保のためでしょう
より優秀な子孫を残すために強いリーダーを求め、その元で群れを大きくしていく、群れが大きくなればより多くの食料が必要になる、そのため活動範囲(ナワバリ)を広げる、活動範囲が広がれば他の群れとの接触の機会が増える、接触の機会が増えれば襲い襲われ勝者の群れが大きくなる
こんな繰り返しが延々脈々と現代まで続いているのです
そのような中で私たちのご先祖様たちが、流れ流れて今の日本列島付近にやってきたのがおよそ3万年前くらいではないかと言われております(もっと以前のものと思える痕跡もあり)
先のミトコンドリアDNAでいうところのおよそ16万年前からすれば十数万年の途方もない時間をかけてやってきたことになります
わたしたちのご先祖様たちの移動も、他の動物たちと同じように食料を求め、ナワバリの拡大、襲い襲われの連鎖に組み込まれた結果なのでしょうか
小平次は妄想します
私たち、現代日本人のほぼすべてが、恐怖やストレスに対する耐性が弱い、不安遺伝子なるものを抱えているそうです
香川靖雄さん 女子栄養短期大学副学長の論文1
香川靖雄さん 女子栄養短期大学副学長の論文2
詳しくはよく知りませんし、まだ仮説段階の論も多いので、細かい話はしませんが、日本人に対人恐怖症の人が多いことなども無関係ではないかもしれません
またいつごろからそのような特徴を兼ね備えたかはわかりませんし、いわゆる不安遺伝子の型が実生活に影響するかはどうかは別のことであるとの説もあります
ですからあくまでも「妄想」でありますが、もしそのような性質がご先祖様の移動や拡大に影響していたのだとすれば、私たちのご先祖様たちは、他の種がしたような「襲い襲われ」を極力避けようとしながら、同じような感性を持つ種と合流し、群れを広げていったのではないでしょうか
ある程度安定した食料を確保できるような地に辿り着けば定住する、そこが外敵に襲われたりすればまた移動する、定住し群れが大きくなっていくと、外敵ばかりでなく、内部にも食料を独占しようなんて者が現れたりしたかもしれません
臆病で争いごとの嫌いな群れが、流れ流れる中でさらに選りすぐられ、究極の争いごと嫌いの人たちが現在の日本列島付近にやってきた
それは一遍にではなく、似たような人たちが流れ着いてくるような、動物の行動パターンのようなものがあったのかもしれません
不安になりやすい性質、恥ずかしがりな性質、それは決して負の面だけではなく、互いの信頼感を強めるとか、知能を高めるなどの研究データもあるようです
ですが、そんな研究データや論文を待つまでもなく、その後の日本の歴史を見ていけば、前回のプロローグでも申し上げた通り、我が国日本は
「概ね平和であった」
事がわかるわけです
人類が分化していく中でのこのような性質は、特にこの初期段階においては、その後の日本の礎となるものであったかもしれません
この後訪れる縄文時代が概ね平和な時代であったことが窺えることや、時代を下り大陸の史書「魏志倭人伝」に伝えられる
「風俗はみだらではない」
「盗みをせず争い事は少ない」
といった日本人の特徴にも合致し、繋がっていることがわかります
さて、最後に申し上げます
このような妄想がある程度事実であったとして、その本来的な性質が日本という国が創り上げられていく原始段階においては影響を及ぼしたかもしれません
しかしながら、小平次は思うのです
「日本人であること」
とは、その遺伝子やDNAがどうとかいう話ではありません
最近この遺伝子やDNAが韓国人とは違うとか違わないとか騒いでいる人たちもみかけますが
そんなことはどうでもいいのです
私たちのはじまりのご先祖様たちがこの地に辿り着いてから長き時を経ますと
やがて争いごとや戦乱が起きるようになっていきます
そのような中においても、私たちの先人たちは少しでもそれを避けようと国を創ってまいりました
「一君と万民」
君は民を想い、民は君を敬う
世界に類のない国の在り方を護り通してまいりました
「和を以て貴しと為す」
を国是として歩んできた国です
遺伝子もDNAも関係ありません
そのような価値観を創り上げてくださった先人を敬い、その価値観を共有しようとする者が日本人なのであります
御免!
幼きころは、虫を採り、魚を捕まえ、風呂を薪で焚き、農作業を手伝い、カラスが鳴くころには家路を急いだものです。
この国の経済的発展、科学技術の発展は、まさに世界に誇れるものとも言えるでしょうが、"心"はどっかへ置き去りにしてきたように思います。
経済大国・日本(´∀`)
そして
技術大国・日本(´∀`)
そして
大和の国・日本(・∀・)人(・∀・)
世界に誇りたいものでね。
そうなのです
私たちの大和の国は多くの世界に誇れるものを持っております
それを自慢するとかではなく、世界に発信することが世界平和への道でもあると思っているのです
ともにがんばってまいりましょう!
ゆぅすけさんのブログにもお邪魔してはいるのですが、ここのところのハイペースな更新についていけず?(;;)
コメントも残せずすみません
またわたくしの方もお邪魔させて頂きますm(_ _)m
ありがとうございました