ヴェリー・ベスト・オブ・バーズ

画像 ジャケット
3(スリー)が演奏した他のバンドの曲である、「霧の8マイル」。
この曲を収録しようと、
ロバート・ベリーが選んだのかどうか、
あるいは何かの雑誌にその事に関して、記述されていたかどうかすら覚えていないのですが、
バーズの原曲が入ったCDです。
バーズのCDは1枚も所持していなかったのですが、
「霧の8マイル」が元々はどんな曲であったかを知りたくて購入したものです。
バーズそのものに関しても、アルバム名やバンドのメンバー名を知っていたわけでもなく、
全く未知の世界でした。
ただ、さすがにデビューシングルの「ミスター・タンブリン・マン」に関しては、全米チャート第一位を記録した事もあって、どこかで耳にした事がある曲です。
1965年から1973年までの間に、めまぐるしいメンバーチェンジを重ねながらも、フォーク・ロック、セイケデリック(スペース)・ロック、カントリー・ロックと様々な音楽のジャンルを開拓したと、帯の記述にあります。
当初は、「霧の8マイル」が入っているオリジナルアルバムを買ってみようかと思ったのですが、
このバンドの音楽自体にはさほど関心もなかったので、
安価なベストアルバムがあったらと思い、こちらにしてみたわけです。
このベストCDの中では、
かなり特徴的な曲ですよね。
間奏や前奏にやや技巧的とも言えるギターのメロディーが入っているのですが、
ヴォーカルパートを想像させるようなメロディーではないわけです。
ヴォーカルは最初から最後までコーラスグループのような美しい展開を見せているのですが、それとはほぼ関係のないギターのメロディーが、違和感なく間奏として演奏されている。
ここまで書いてウィキを読んでみたら、
当時のサイケデリック・ムーブメントを先取りした先進的な楽曲であり、
この曲を世界最初のサイケデリックロックとする見方もある。
ビートルズの「リボルバー」に多大なる影響を与えた曲であるとか、
ロック史における重要な位置を持っている曲だったのですね。
また、ドラッグ体験を連想させるとの事で、放送禁止にしたラジオ局も数曲あるとの事。
3(スリー)がこの曲を取り上げたのは、
そのような背景がこの曲にあった事も要因の一つかも知れません。
3(スリー)のアルバムの中では、割とインパクトの薄いアレンジが為されているように思いますね。
本家の楽曲を越えるようなアレンジだとか、
全く別の作品に仕上がっているとかいう感じはしません。
割とおとなしめですね。
結局、そのように感じてしまうのは、これまでのEL&P体験によるものだと思いますね。
「霧の8マイル」が発表された時代の中では、異彩を放っていたのだと思いますが、
70年代では、このような感じの曲が割と普通に受け入れられていたのだと思います。
以上。
本ブログはエマーソン、レイク&パーマーに関連する品物のあれこれを思い出、感想、気ままな意見、観察記録等と共に綴っております。
世代を越えた寛容なEL&Pファンのちょっとした楽しみになれば幸いです。
クイック応援よろしくお願いします。
2012年10月8日 yaplog!

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3(スリー)が演奏した他のバンドの曲である、「霧の8マイル」。
この曲を収録しようと、
ロバート・ベリーが選んだのかどうか、
あるいは何かの雑誌にその事に関して、記述されていたかどうかすら覚えていないのですが、
バーズの原曲が入ったCDです。
バーズのCDは1枚も所持していなかったのですが、
「霧の8マイル」が元々はどんな曲であったかを知りたくて購入したものです。
バーズそのものに関しても、アルバム名やバンドのメンバー名を知っていたわけでもなく、
全く未知の世界でした。
ただ、さすがにデビューシングルの「ミスター・タンブリン・マン」に関しては、全米チャート第一位を記録した事もあって、どこかで耳にした事がある曲です。
1965年から1973年までの間に、めまぐるしいメンバーチェンジを重ねながらも、フォーク・ロック、セイケデリック(スペース)・ロック、カントリー・ロックと様々な音楽のジャンルを開拓したと、帯の記述にあります。
当初は、「霧の8マイル」が入っているオリジナルアルバムを買ってみようかと思ったのですが、
このバンドの音楽自体にはさほど関心もなかったので、
安価なベストアルバムがあったらと思い、こちらにしてみたわけです。
このベストCDの中では、
かなり特徴的な曲ですよね。
間奏や前奏にやや技巧的とも言えるギターのメロディーが入っているのですが、
ヴォーカルパートを想像させるようなメロディーではないわけです。
ヴォーカルは最初から最後までコーラスグループのような美しい展開を見せているのですが、それとはほぼ関係のないギターのメロディーが、違和感なく間奏として演奏されている。
ここまで書いてウィキを読んでみたら、
当時のサイケデリック・ムーブメントを先取りした先進的な楽曲であり、
この曲を世界最初のサイケデリックロックとする見方もある。
ビートルズの「リボルバー」に多大なる影響を与えた曲であるとか、
ロック史における重要な位置を持っている曲だったのですね。
また、ドラッグ体験を連想させるとの事で、放送禁止にしたラジオ局も数曲あるとの事。
3(スリー)がこの曲を取り上げたのは、
そのような背景がこの曲にあった事も要因の一つかも知れません。
3(スリー)のアルバムの中では、割とインパクトの薄いアレンジが為されているように思いますね。
本家の楽曲を越えるようなアレンジだとか、
全く別の作品に仕上がっているとかいう感じはしません。
割とおとなしめですね。
結局、そのように感じてしまうのは、これまでのEL&P体験によるものだと思いますね。
「霧の8マイル」が発表された時代の中では、異彩を放っていたのだと思いますが、
70年代では、このような感じの曲が割と普通に受け入れられていたのだと思います。
以上。
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