ミュージックライフ 1973年 8月号

画像① 表紙
カラーグラビアのページをパラパラめくっても、EL&Pの姿は見えません。
目次を確認すると、下の方にもの凄く小さい「EL&P」の文字を発見。
本誌の後半の方に「目で見るEL&Pの歴史」コーナーが数ページに渡って設けられているのがわかります。

画像② 扉の頁
人気急上昇中の1973年の夏にして、
「歴史」という記述は、バンド結成から経過した年数から見た場合、
あまりにも早急すぎる感じもするかも知れませんが、
雑誌の企画で「歴史」が組まれるのは、人気ミュージシャンだけしょうからね。
ここで企画実現されて良かったと思うわけです。
数年後には、バンドとしての人気が一気に下降しますので、
そうなってからでは、普通、このような企画はありえないわけでして。
話はちょっと横にそれますが、
洋楽盤を最初に手にしたのは、ウイングスのLPだったのですが、
きちんと訳詞がついていたので、洋楽のレコードとはそのようなものなのだと、
解釈していました。
そのうちに、ワーナーの洋楽LPを購入する事になったのですが、
訳詞がついていなかったので、
メーカーによって訳詞がつかない事も知ったわけですね。
EL&Pのアルバムもワーナーでしたので、訳詞はありませんでした。
その状況下で、
ミュージックライフ本号のこの歴史コーナーのラストを飾っているのが、
「ラッキーマン」と「石をとれ」の訳詞です。
EL&Pファンの中で、あまり英語の得意でない読者にとっては、
貴重な部分であった事でしょう。
あと、数ページではありますが、
後に衝撃のロックトリオ伝に掲載される写真が多く載っています。

画像③ グレッグ・レイクの発言の頁
それにしても、
「評論家は地獄へ行け」をEL&P語録として掲載するとは。
この恨み節は、批判された当事者にしか理解しえないものだと思います。
この特集、カラーじゃないのが、ちょっと残念ですし、
表紙に掲載される主立った内容のピックアップ記事にもなっていないので、
軽く立ち読みしただけでは、見逃してしまいますね。
しかし「歴史」」という言葉は重く、
数頁ではあっても貴重な記事と言えます。
以上。
本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになれば幸いです。
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2013年9月21日 yaplog!

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「歴史」という記述は、バンド結成から経過した年数から見た場合、
あまりにも早急すぎる感じもするかも知れませんが、
雑誌の企画で「歴史」が組まれるのは、人気ミュージシャンだけしょうからね。
ここで企画実現されて良かったと思うわけです。
数年後には、バンドとしての人気が一気に下降しますので、
そうなってからでは、普通、このような企画はありえないわけでして。
話はちょっと横にそれますが、
洋楽盤を最初に手にしたのは、ウイングスのLPだったのですが、
きちんと訳詞がついていたので、洋楽のレコードとはそのようなものなのだと、
解釈していました。
そのうちに、ワーナーの洋楽LPを購入する事になったのですが、
訳詞がついていなかったので、
メーカーによって訳詞がつかない事も知ったわけですね。
EL&Pのアルバムもワーナーでしたので、訳詞はありませんでした。
その状況下で、
ミュージックライフ本号のこの歴史コーナーのラストを飾っているのが、
「ラッキーマン」と「石をとれ」の訳詞です。
EL&Pファンの中で、あまり英語の得意でない読者にとっては、
貴重な部分であった事でしょう。
あと、数ページではありますが、
後に衝撃のロックトリオ伝に掲載される写真が多く載っています。

画像③ グレッグ・レイクの発言の頁
それにしても、
「評論家は地獄へ行け」をEL&P語録として掲載するとは。
この恨み節は、批判された当事者にしか理解しえないものだと思います。
この特集、カラーじゃないのが、ちょっと残念ですし、
表紙に掲載される主立った内容のピックアップ記事にもなっていないので、
軽く立ち読みしただけでは、見逃してしまいますね。
しかし「歴史」」という言葉は重く、
数頁ではあっても貴重な記事と言えます。
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