ミュージックライフ 1972年 2月号
本号には特にグラビアも特集記事も掲載されていないのですが、
ニュースの部分でちょっとだけ興味深い箇所がありました。
アルバム、「展覧会の絵」にまつわるニュースです。
英国では既に「展覧会の絵」がリリースされており、
ウィキによると、1971年の11月となっていますね。
音源の海賊版が出回ってしまったので、
それを急いで回収して、
当時のレコードの一般的な販売価格よりも、値段を下げて販売したというエピソードは、
衝撃のロックトリオ伝にも載っていたと思います。
当時のミュージックライフ誌に載っているニュースの信憑性がどの程度のものかは、
解るわけもないのですが、
なんでも、英国においては、当初、通常の販売価格でレコード店では売られていたそうです。
その価格は、2ポンド15シリング。
それをEL&P側が、
「70年のコンサートを収めた古いモノなので、
1ポンド42シリングでいい。」
と主張したそうです。
この販売価格の事で、
EL&P側とレコード店側で、
モメにモメているという状態との事。
レコード店側の言い分としては、
価格を下げた事で、
リリースされてすぐに、2ポンド15シリングの正価で購入したお客様から、
苦情が殺到しているので、
正価を維持するべきであるという主張のようです。
レコード店のおやじさんは、大ムクレで、
どちらに軍配が上がるかというところで、
記事が終わっています。
両者の主張の食い違いがニュースになっているわけですが、
どのくらいの数のレコード店が異口同音の主張をしていたのかも、
全く解らない話です。
英国においては、「タルカス」の後のアルバムという事で、
トップグループの座を射止めていた頃であり、
バンドの勢い最高潮という事も手伝い、
結果的には、EL&P側の主張が通ったのだと思われます。
以上。
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本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
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アルバム、「展覧会の絵」にまつわるニュースです。
英国では既に「展覧会の絵」がリリースされており、
ウィキによると、1971年の11月となっていますね。
音源の海賊版が出回ってしまったので、
それを急いで回収して、
当時のレコードの一般的な販売価格よりも、値段を下げて販売したというエピソードは、
衝撃のロックトリオ伝にも載っていたと思います。
当時のミュージックライフ誌に載っているニュースの信憑性がどの程度のものかは、
解るわけもないのですが、
なんでも、英国においては、当初、通常の販売価格でレコード店では売られていたそうです。
その価格は、2ポンド15シリング。
それをEL&P側が、
「70年のコンサートを収めた古いモノなので、
1ポンド42シリングでいい。」
と主張したそうです。
この販売価格の事で、
EL&P側とレコード店側で、
モメにモメているという状態との事。
レコード店側の言い分としては、
価格を下げた事で、
リリースされてすぐに、2ポンド15シリングの正価で購入したお客様から、
苦情が殺到しているので、
正価を維持するべきであるという主張のようです。
レコード店のおやじさんは、大ムクレで、
どちらに軍配が上がるかというところで、
記事が終わっています。
両者の主張の食い違いがニュースになっているわけですが、
どのくらいの数のレコード店が異口同音の主張をしていたのかも、
全く解らない話です。
英国においては、「タルカス」の後のアルバムという事で、
トップグループの座を射止めていた頃であり、
バンドの勢い最高潮という事も手伝い、
結果的には、EL&P側の主張が通ったのだと思われます。
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