EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

Birth of a Band – Live at the Isle of Wight 2006年リリース

2013-11-13 16:43:15 | Emerson,Lake&Palmerの映像ソフト
Birth of a Band
- Live at the Isle of Wight
“プログレ降誕”ドキュメンタリー
:ELPの誕生
2006年リリース




画像① パッケージ


画像② 開いた感じ
やや地味であるが、
当時のチケットデザイン等を踏襲した感じで、
解説紙と盤の色をまとめてある


このDVDは、待ちに待ったEL&Pのみの、ワイト島での演奏の映像という事であったのですが、
デビュー当時の彼らを見る事ができるという点だけが素晴らしく、
映像作品としては、見ている方にストレスが溜まる作りになっていますね。

よく知られている展覧会の絵のビデオ映像で、アチコチで被さってくるアメコミの映像もストレスが溜まりますが、
こちらの方は、演奏の音が流れていても、演奏している映像が紛失(?)している箇所を、当日のワイト島のオーディエンスの映像や風景等を引っ張りだしてきています。
オスカー受賞監督のディレクションによるとか、パッケージの裏に記されていますが、映像がとぎれているのを埋め合わせただけのように見えます。

それでも、EL&Pのワイト島の単品が出ないよりは、遙かにマシだという解釈もありますが、
EL&Pって、ホント、良質の映像作品に恵まれないバンドだなと、つくづく思うわけであります。

1977年のモントリオールのライヴ映像も、カットされている曲もあるようで、完全版ではないようです。

そんな事も含めて、ファンの方は、常にストレスが溜まっているわけです。

まともな映像作品って、映像作品が、安価で入手しやすくなってから収録されたものばかりのような気がしますね。

「Live at The Royal Albert Hall」からまともな作品になっていますが、
その次の「Live At Montreux 1997」に関しては、
グレッグが80年代までの声ではなく、キースも手術をした後なので、
バンドとしては、上り坂のものではないわけです。
映像のクォリティが高い分だけ、メンバーのその時の現状がヒシヒシと伝わってくる感じでした。

本DVDは、取りあげる前に、一度、再確認をしたかったのですが、時間がなかったので、見た時に感じた事を思い出してみた次第です。

以上。

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2013年11月13日 yaplog!
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2 コメント

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Unknown (ビートリー)
2013-11-14 03:01:00
コメントありがとうございました(_^_)

そいいえば
「ELP」のライブ映像はあまりみたことがありませんね~。(ノ´∀`*)

ミュージックエアー」というチャンネルで
スタジオライブ的なのは見たことがあります。(-o-)/

ハモンドの付属の小さいのをつかって音をスライドするの?
なんでしたっけ、あれ?(^-^;

あれを手に持ってグルグルまわすのです。

説明が悪くてごめんなさい(・・;)

このDVDは、「ELP」のアンソロジーみたいなものですね???(・∪・*)
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Unknown (torioden)
2013-11-14 08:12:27
>ビートリー様

ありがとうございます。

私はyoutubeは、自宅で見る時間がとれず、最近、あまり見ていないのですが、
ライヴ映像はいろいろなものがあるようですね。

音をスライドさせているのは、グルグルまわしたりしているというのであれば、リボンコントローラーを指していると思われます。

初期の頃からライヴパフォーマンス用に使用されているものですね。
お尻にこすりつけたりして音を出しています。

このDVDは、アンソロジーというより、デビューライヴの映像を元にして、ライヴ映像が紛失した部分を音と別の画像でつないでいるという作品です。

制作サイドに言わせれば、デビューライヴを元にした映像作品という事になりますね。

そのため、展覧会の絵を除いては、タルカス以降の作品は、収録されていません。

邦題のサブタイトルは、プログレの黎明として位置づけしたいのであると思います。
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