EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

SUPERSTAR RADIO NETWORK PRESENTS ON TOUR WITH EMERSON LAKE & PALMER

2011-12-07 18:32:40 | Emerson,Lake&Palmer関連
SUPERSTAR RADIO NETWORK PRESENTS
ON TOUR WITH EMERSON LAKE & PALMER




画像① 表

画像② 裏

画像③ 裏のアップ、ディスコグラフィー 写真に収まっていませんが、
下部の方には、英国のシングル盤が米国でアンリリース等けっこう細かい


アナログ盤です。

これは、高校のプログレ友人が上京する機会がありまして、
輸入レコード店に行った時に、求めてくれたものですね。

高校生ですから、おみやげにこんなレコードを買うほどのお金もないので、
立て替えて買ってくれたのです。

体裁からみると、どうやら公式プロモーション盤のようです。

内容は、アメリカのラジオで放映された、エマーソン、レイク&パーマーへのインタビューです。

内容の一部は、渋谷陽一さんのラジオ番組、「ヤングジョッキー」で、訳つきで放送されましたね。

インタビュー時期としては、
「WORKS volume1のリリースが決定して、いよいよツアーにでるぞ!」頃のものであったはずです。

グレッグが小川を持っているとか、
グレッグ仕様のベースが発売されたとか、
そんな話が印象に残っていますね。

インタビューの最中に流れているEL&Pのミュージックが実に心地よい感じでした。

ラジオの方も録音したのですが、カセットが散逸していて確認ができません。

ジャケットを見ると、

「奈落のボレロのオーケストラ共演ヴァージョン」
「孤独なタイガー」

の2曲が入っているようです。

渋谷さんのラジオ番組では、「奈落のボレロ」はかけてくれましたが、
「孤独なタイガー」をかけてくれたかどうかまでは記憶にありません。

と言うのは、

「孤独なタイガー」を最初に聞いたのは、ヤングジョッキーの「作品第二番」の新譜特集であったように思うからです。

もしかしたら、渋谷さんのヤングジョッキーでは、
この「ON TOUR WITH EMERSON LAKE & PALMER」を、
時系列的には、「作品第二番の新譜特集」の後に、放送したのかも知れませんね。

いやはや、記憶領域の方も経年劣化ですね。(笑)

2011年12月7日 yaplog!


KEITH EMERSON /  NIGHTHAWKS アナログ米国盤(未開封)

2011-12-06 16:57:05 | EL&P関連アナログ盤未開封品のコーナー
KEITH EMERSON /  NIGHTHAWKS アナログ米国盤(未開封)


画像① 表

画像② 裏

画像③ カットアウト部

画像④ レコード番号(?)の金文字部分と金枠部分を凹ませて印刷してある
後日加筆 これはシリアルナンバーのようです




シルベスター・スタローン主演映画のサントラ盤。

1981年リリースです。

シルベスター・スタローンの知られている映画は、
まだロッキーぐらいしか存在しなかった頃ですね。

確かこの時点で、「ロッキー2」まで制作されていたように思います。

これがリリースされた頃、用事もかねて新宿まで赴きました。

西口にあった普通のレコード店で、国内盤を購入しました。

とっても気に入って何度も聴いたのを覚えています。

しかし、そのアナログ国内盤は既に手元にありません。

ちょうど、この年の夏に、
大阪のエマーソン、レイク&パーマーファンクラブのスタッフが東京に来て、
ミーティングをやるという企画がありました。

私も参加しましたね。

その時に私より一歳年下の、
広島の男子高校生が受験のために夏期予備校に来ておりまして、
その方もミーティングに参加しました。

その時に、その男子高校生は、ミーティングに参加する前に、
「タルカスの中古盤」をどこかで仕入れたのを持参したのです。

当時の私は、幸か不幸か、了見が狭い割には気前の良い男でした。

ファンクラブにまで入っているのに、
中古タルカスを持っている彼が、あまりに不憫に見えたのです。
それで、私が、ミーティングの目印のために持参したナイトホークスのLPを、
気前よく差し上げてしまったわけです。

今日ご紹介するサントラは、故郷に戻ってから仕入れたものです。

地元の大手スーパーに、東京かどこかの中古レコード店さんが、
出張販売に来ていた時に、未開封のカットアウト米国盤を見つける事ができたのです。

価格は2,000円以下ぐらいであったように思います。

ナイトホークスはキースのオフィシャルサイトで、
一時、CD化されたように聞いておりますが、
それはオークションにも滅多に出回りません。
ジャケットが付属していないCDを一度だけ見た事がありますね。
けっこうな値段で競り合っていたようです。

なので、CDとしては、「アット・ザ・ムービーズ3枚組」に入っているのを聞くしかないわけです。
こちもオークションぐらいでしか入手できなくなっていますが。

NIGHTHAWKSの文字がくり抜かれて、映画の登場人物が見えるこのアナログ盤のジャケットは、なかなか手が込んでいます。

「恐怖の頭脳改革」と違って、アナログ盤はこのくり抜き仕様のものしか存在していないかも知れません。

ナイトホークスアナログ盤は、今のところ、オークションでもリーズナブルな価格で入手できます。

キースに関心があって、そのいろいろな仕事に触れたい若い方は、1枚ぐらい持っておくのも悪くはないと思います。

2011年12月6日 yaplog!



「欲しいのは君だけ(All I Want Is You)」シングルレコード国内盤

2011-12-05 09:01:39 | 「ラヴ・ビーチ / Love Beach」
「欲しいのは君だけ(All I Want Is You)」シングルレコード国内盤


画像① 表


画像② 裏

A面 欲しいのは君だけ(All I Want Is You)
B面 孤独なタイガー(Tiger In A Spotlight)


アルバム「ラヴ・ビーチ」からのシングルカットです。

このシングルはリアルタイムでかなり前に店を閉じている地元のレコード店から購入しました。

高校生でお小遣いも限られていましたが、
EL&Pの事以外は頭になかった時ですので、
シングルレコードの少ないEL&Pのシングルは、
充分に購入に値しました。

この「All I Want Is You」に限って言えば、
渋谷陽一氏が自身のラジオ番組で取り上げた時、
そんなに批判はしておりませんでした。

歌詞はともかくとして、
キースのキーボードの音色、
グレッグのヴォーカル、
あるいは楽曲そのものなど、
これまでのエマーソン、レイク&パーマーの短めの曲との、
大きな開きは感じられなかったからであると思いますね。

その時の渋谷陽一さんのラジオ番組は、
EL&Pの新譜「ラヴ・ビーチ」を特集する時が、
奇しくも最終回であったと記憶いたしております。

私自身は、
今もそうですが、
あまり難しい事は解らない高校生でしたので、
レコードジャケットでニッコリ笑っている3人のメンバーがいるだけで、
ほぼ、満足でした。
それでも、
「恐怖の頭脳改革のあの迫力はどこへ行ってしまったのか?」
と高校生なりに感じていた事は確かですけどね。

アトランティックレコードの思惑によって、
なかば強制的に嫌々作る事になったアルバムであるとは、
後にキーボード・マガジンに掲載されたキースのインタビューを読むまでは、
日本のファンのほとんどの人が知らなかった事であると思います。

で、この「欲しいのは君だけ」のシングル盤ですが、
プレス枚数が少なかったのではないかと推定されます。
人気も下降気味でしたので、多く作る必要性もなかったのでしょうけどね。

雑誌や書籍のEL&Pものの特集で、
シングルを含めたディスコグラフィーの写真を掲載する事があります。

「キース・エマーソンインタビューズ」や
「レコードコレクターズ」のシングルジャケット写真には登場しないのです。
「フロム・ザ・ビギニング」等は漏れなく掲載されていますけどね。

「プログレッシヴロックの70年代のvol.2」において、
ようやく「欲しいのは君だけ」のカラージャケット写真を見ることができたように記憶いたしております。

EL&Pファンの中でも、あまり好意的な扱いを受けていないアルバムからのシングルカットなので、あえて網羅する必要もないという見方もあるのかも知れません。

EL&Pは、精神的にも疲弊していた状況下の中で、プロの音楽家として、
レコード会社との義務を苦悩しながら果たさざるを得なかったわけですが、
このシングル盤も、その苦悩時代の一つの証でもあります。

諸外国でシングルカットされたかは別として、日本ではトップバンドであった時期もあったわけですから、
その記録に対する敬意と解釈する事が妥当ですね。

アルバム「ラヴ・ビーチ」そのものに関しては、
別途、付記する事もありますので、またの機会に書くことになると思います。

2011年12月5日 yaplog!



音楽が解る世界地図 / 世界の音楽編集部編

2011-12-03 17:07:21 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
音楽が解る世界地図 / 世界の音楽編集部編



B5判並製112ページ
本体価格:1500円(税別)
発売日:平成17年11月21日
ISBN:4-86212-028-8

紙質が厚いカラーページふんだんのムック本です。

この本は70年代のロックとプログレ好きな方が記した書籍である事は間違いありません。

エマーソン、レイク&パーマーに関しては、2箇所ほどの記述が見られます。

1つは、
「ジャンルを越えてカヴァーされる名曲」
のコーナーの26頁で、
「ナット・ロッカー(くるみ割り人形)」が、
展覧会の絵のカラージャケット付きで紹介されています。
チャイコフスキー(1842)→エマーソン・レイク&パーマー(1972)
と表記されています。
ジャケット写真は、コーナーに収められている他のミュージシャンのアルバムがたくさんあるので、あまり大きなものではありません。
他には、「キング・クリムゾン」→「ザ・ピーナッツ」もありました。

2つめは、
「世界中が驚いたあのパフォーマンス」
のコーナーの75頁で、
「キーボードに日本刀を刺す」
という表記で、キースの白黒写真ならぬ、黄緑黒写真が載っています。
写真そのものは、日本刀を刺しているところではなくて、
逆向きのオルガンの下敷きになって、上半身裸で弾いているところですね。
(この時期、弾くところまでやっていたかまでは解りませんけど)

他の企画としては、
「音楽とともに変わっていくバンド・メンバー交代劇」
のコーナーで、それぞれ2頁に渡って、
「イエス」「ポール・マッカートニー&ウイングス」「ディープ・パープル」等が取り上げられていますね。
メンバー交代時のアルバムがカラージャケットで掲載されています。
「キング・クリムゾン」も少しだけありました。

私がこの書籍を知った理由は、ラジオ番組がきっかけです。

毎週土曜日の朝7時15分頃から、NHKのFM放送で、「ウィークデイズ・サンシャイン」と言う番組をやっています。

DJは、ピーターバラカンと言う方で、取り上げられる曲は60年代後半から70年代初頭にかけてのかなりマニアックなロック音楽等です。
平成17年11月のある日、通勤時間の車の中で、何気なく聴いていると、1曲目に「ナットロッカー」が流れました。
しかし、今までに耳にした事のない「ナットロッカー」だったものですから、
ピアノの音色の響きがやけに新鮮な感じでした。

「ん?ELPの未発表ヴァージョン?」

などと思って聴いていると、
この「ナットロッカーが、ELPが演奏する以前のナットロッカーである」と言うコメントでした。
「ナットロッカー」のシングルは、中3の修学旅行で北海道に行った春に、
ラッキーにもデパートで見つけて購入して聴いたのが最初だったのですが、
加えてその年の秋に「展覧会の絵」のLP買って、その曲のルーツを辿る事など全く考えもしないロック少年でした。
しかし、展覧会の絵のジャケットを見ると、確かに「NUTROCKER(Kim Fowley)Arranged Emerson,Lake&Palmer」と記してありますね。

運転中だったので記憶できず、後で調べて見たら、Kim Fowleyがアレンジして「B. Bumble & the Stingers」と言うバンドが演奏した「ナットロッカー」をその時かけたのではないかと言う事に落ち着きました。
(1962年ビルボード・シングルチャート23位まで上がったそうです)

DJのピーターバラカン氏は、この時にゲストで招いていた、「音楽が解る世界地図」と言う本のスタッフに、この「ナットロッカー」をかけて、上記のEL&Pの「ナット・ロッカー」の補完すべき情報として提供した訳ですね。

Kim Fowleyのアレンジしたナット・ロッカーに関しては、検索すると、けっこう多くの方が知っている話らしいのですが、私は全く知らなかったのでした。
何年ファンをやっていても、探求心が不足していた事が幸いして、
新たななる驚きの機会に恵まれたのを思い出します。

「ナットロッカー」購入より23年目にして、ようやく事実を認識した次第です。

エマーソン、レイク&パーマーの取扱量からすれば、買うほどの事はない書籍と言えますが、
書籍のタイトルからすれば、ポップスやロックの雑学が入ってくる良書だと思います。

2011年12月3日 yaplog!


KEITH EMERSON BAND 2008 ポスターグラム

2011-12-02 11:35:07 | Keith Emerson関連
KEITH EMERSON BAND 2008 ポスターグラム



昨夜は帰宅が遅かったので、アップする品物を物色する暇がありませんでした。

なので、とりあえず、目についたこの商品をアップします。

先日、アップしたストラップと同時に買い求めた品物です。

これが昔であれば、「コンサートプログラム」という事になって、
音楽評論家等数名が、あれこれと書き綴っているのでしょうが、
70年代から第一線で活躍しているミュージシャンに関しては、
ファンの方が深く掘り進めて情報を収集したりしている場合もあるので、
あまり無駄な事はしたくないというウドーさんの考えもあるのではないかと推定いたします。

エマーソン、レイク&パーマーの90年代初来日の時のパンフレットは、
ワールドツアーのパンフレットをそのまま販売しており、
日本語の記述は全く見られませんでした。

それで、次の来日ですが、
これは、ある意味、ポスターグラムの前身とも言える内容で、
最終頁のビクターさんの広告を除いては、何の解説もありませんでした。
それでも、ビクターさんのアルバムのカラー広告は、アルバム最高位を記してあるので、
若い人が見るには、ちょうどよい資料だったと思います。
(これ、3人のサイン入りなのに、私の父が捨ててしまった可能性が高いです。)

そして、2005年のキース・エマーソンバンドとしての初来日に、
初めて、「ポスターグラム」なるものが登場するわけです。

「ポスター」+「プログラム」で、「ポスターグラム」

これをどのように見るかですが、

価格。
コンサートプログラムに比して、制作費は割安だと思います。
けれども、価格は、80年代のコンサートプログラムと同様ですね。

紙質。
ポスターグラムを覆っている透明なセロファンのような素材が破れやすく、
一度見た後にきちんと保存する時に、一工夫必要になります。

内容。
ミュージシャンが年齢を経ているので、
写し出されているフォトは、若い頃よりは、サマにならないのは確かですね。

大きさ。(特に2008年のもの)
このポスターグラム、横幅がLPレコードより大きくて、
地方からコンサートを見に行ったものにとっては、
帰宅まで、折り目なく持ち帰るために、余計な神経を使わなければなりません。

現段階で、未だ開封しておりません。

もう一部入手したら、その時にじっくり見たいと思っています。

2011年12月2日 yaplog!



「聖地エルサレム (Jerusalem)」シングルレコードUK盤

2011-12-01 13:08:41 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
「聖地エルサレム (Jerusalem)」
シングルレコードUK盤




画像① 表



画像② 裏



画像③ 開く



画像④  さらに開く



画像⑤ レコード盤

A面「Jerusalem」
B面「When the Apple Blossoms Bloom in the Windmills of Your Mind I'll Be Your Valentine」(邦題 あなたのバレンタイン)

英国ではアルバム「BRAIN SALAD SURGERY」から、
「聖地エルサレム」がシングルカットされていたようです。

このシングル盤のジャケットはとてもとても薄い紙。

紙を切り込んだり、裁断したりしている手間がかかっているので、
紙の厚さは最低限のものにしたのかも知れません。

その薄い紙にレコード盤がくるまれているような感じですね。

海外でのアナログシングル盤って、扱われ方がとってもお粗末です。

もし、日本国内で同様の仕様のものを制作するとしたら、
もう少し厚手の紙を用いたと思いますね。

日本では、「恐怖の頭脳改革」からのシングルカットは無し。

必ずしも英国でのシングルカットに追従する形はとっていなかったようですね。

先日、話材にした「3(スリー)」の時とは違い、
エマーソン、レイク&パーマー人気も国内では絶頂だった頃の事ですから、

「是非、アルバムを購入して堪能してください。」

というレコード会社の姿勢もあったのかも知れません。

結局、アルバム「作品第二番」に「あなたのバレンタイン」は収録されるわけですが、
今にして思えば、
よせ集めアルバム「作品第二番」ですが、
果たしてリリースする必要があったのかと思いますね。

それはそれとして、
意外に「マンティコアレーベル」時のシングルレコードという点では、
貴重なものかも知れません。

2011年12月1日 yaplog!