EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

炎(THE HO・NO・O)別冊BURRN 1994年 No.3

2015-04-10 11:37:48 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
炎(THE HO・NO・O)
別冊BURRN 1994年 No.3




この雑誌の発売当時、
職域の書店は、6件ぐらいあったように記憶しています。

これらの書店に仕事の合間、終了後に立ち寄って、
物色するわけです。

一応、表紙にプログレという文字を見つけると、
手に取るようにはしているのですが、
この雑誌に関しては、手に取った覚えはありません。

おそらく、入荷しなかったのだと思います。

本体のBURRN誌は、常に入荷していましたが、
へヴィーメタル系の記事がほとんどでしたので、
こちらの方は手に取ってみるという事もほとんどありませんでした。

この別冊では、
「プログレはかく語りき」
というのが特集記事の一つに組まれているのですが、
EL&Pとしては、ちょうど「イン・ザ・ホット・シート」がリリースされた直後ぐらいの時期という事になります。

EL&Pに関しては、
笹川孝司氏と赤岩和美氏が担当して文章を書いており、
笹川氏はリターン・オブ・ザ・マンティコアのプロモーションで来日した時の、
キースの裏話から、イン・ザ・ホット・シートがリリースされるまでの経緯についての「裏エピソード」を書きつづっています。

赤岩和美氏は、音楽業界を俯瞰しながら、EL&Pの特徴を詳細に語っています。

両者の内容は
面白くも興味深い内容となっていますね。

これを読んでいらっしゃるキースファンであれば、
誰もが知っていた事なのでしょうが、
上述の通り、今と違って20年前は、その情報に触れる事すら難しかったので、
初めて知った事もありました。

リターン・オブ・ザ・マンティコアのプロモーションで来日した時に、
キースが富田勲氏と銀座で懇親会をやっていたらしいですね。

2013年の3月、吉松隆氏の鳥の饗展の客席で、キースが、富田勲氏を見つけたときに、

「再びお会いできて嬉しいです。」

と近寄っていった言葉の意味が初めて解った次第です。

赤岩和美氏は、
解りやすいところでは、
プログレバンドをその特徴から、
著名なハードロックバンドに照らし合わせる試みをしています。
誰かがやっていそうで、やっていない事ですね。

EL&Pの場合、1人欠けてもバンドが成立しないという点が、ツェッペリンに似ているそうです。
ツェッペリンであれば、ボーナムの息子を入れたぐらいでは、バンドが成立しないように、
EL&Pも、コージー・パウエルでは成立できなかったと言う説明もあります。

それは私などでも考えつく事ですが、
イエスやキング・クリムゾン、ピンク・フロイドの、
ディープ・パープルや、ブラック・サバス、ローリング・ストーンズとの類似性の説明が、
おもしろおかしくも説得力がありました。

それはそれとして、
2名の詳細な記述を読みながら、
イン・ザ・ホット・シートは、プロデューサーのキース・オルセンが、
EL&Pという演奏家を使って、
自分を表現したかったアルバムという印象がますます強くなりました。

以上。

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EL&P ファーストアルバム 西ドイツ 初期盤

2015-04-09 11:16:23 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
EL&P ファーストアルバム 西ドイツ 初期盤


ダブルジャケットの内側


インナースリーブはホワイト
その中に入っている透明なパラフィン紙のような紙が、
レコードを覆うようになっている
ゆがんで見えるのは、その透明な紙の上から撮ったため


EL&Pのアナログ西ドイツ盤に関しては、
英国オリジナルジャケットとは微妙に異なった仕様のものを制作している場合がある事は、
恐怖の頭脳改革のアナログ西ドイツ盤を取り上げた時に、
少し書きました。

西ドイツ盤のファーストアルバムのジャケットの特徴に関しては、
mixiで知り合った和歌山の友人から教えてもらうまでは、
全く解らなかったのですが、
それ以後、何とか一目見てみたいと思いまして、ネットでさがしました。

このブログを始める以前に、
mixiの日記上で、入手できた西ドイツ盤を取り上げたのですが、
このブログにも残しておこうと思いました。

この西ドイツ盤のダブルジャケットに関しては、
単に私が知らなかっただけで、
ネット上で検索をすると、ブログに取り上げていらっしゃる方もいましたね。

西ドイツでは、これまで取り上げたように、
ラッキー・マンのシングルレコードもジャケットを変えて数度に渡ってリリースしていますが、
その始まりというのが、
このファーストアルバムのダブルジャケットだったという事になるのでしょう。

この西ドイツ盤のジャケットの外側は、
紫っぽい色を基調とする英国オリジナルの色とほぼ同じです。

ネット上で見かけるジャケットの表側と裏側が1枚の絵になっている画像は、
この西ドイツ盤のジャケットを見開いた状態にして撮影しているものもあると思います。

ファースト以後の、
タルカス、展覧会の絵、トリロジーは、
オリジナルがノーマルなダブルジャケットなので、
特に変化はつけてないようです。

ちょっとした変化をつけるのが、西ドイツ時代の特徴のようですが、
後期盤になると、省略をしてしまうケースもあるようです。

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聖地エルサレム (Jerusalem)シングルレコードUK盤 Ver.2

2015-04-08 10:22:26 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
聖地エルサレム (Jerusalem)
シングルレコードUK盤 Ver.2


聖地エルサレムの英国のシングルレコード盤を取り上げたのは、
今、確認してみたら、2011年の12月1日だったようです。

今日取り上げるのも、同じタイトルの英国盤なのですが、
購入の段階では、どのような品物が送付されてくるのか、
未知数でした。

結果的には、メーカーのピクチャースリーブ等ではなく、
レコード保護用に作られている厚手の白いペーパースリーブに入っていました。

レコード盤の保護を重視するのであれば、
メーカーのペラ紙スリーブよりは、
この保管の仕方がベストとも言えますが、
レコード盤にはおびただしい埃、塵が付着していました。

もともと、写真の鮮明さが売りではない当ブログとはいえ、
2011年に取り上げたときには、
包装紙で包み込むようなジャケットの仕様を重視していたので、
レーベル面の部分に関しては、字も読めない程度の写真しか載せていません。

今は画像が不鮮明でもレーベル面の文字ぐらいは読めるようにはしてありますけどね。

そのモヤモヤした画像であっても、
今日取り上げたレーベル面との違いは解ります。

以前の英国盤は、レーベル面に「くり抜き」が入った仕様になっています。
専門用語もあるのでしょうが、それは、解りません。

一方、同じ英国盤の聖地エルサレムでも、こちらの方は「くり抜き」が入っていません。


2011年の画像から


本日の品物

レコード番号が同じかどうかは、
以前のものを取り出してみる時間がなかったので、
後で確認してみます。

プロモ盤と市販盤によるレーベル面の違いは確かにあります。

印刷やシールでプロモ盤を市販盤と区別してあるのを目にする事がありますが、
レーベル面の「くり抜き」でその違いを区別する事があるかどうかまでは、
よく解りません。

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マーキー・クラブ・コレクション 1958-1983 VOLUME 2

2015-04-07 17:08:03 | Keith Emerson THE NICE関連
マーキー・クラブ・コレクション
1958-1983 VOLUME 2



ジャケット


内ジャケの下部にザ・ナイスのカラー


向かって左側、
ジェネシスやムーディー・ブルース
パトリック・モラーツの姿もあり


英国のマーキークラブの25周年を記念し、
マーキーで演奏したロックミュージシャンのヒット曲を集めて、
数枚のアルバムにしたという企画の国内盤です。
1983年のリリース。

解説によると、英国オリジナル盤は全部で4枚。
内容としては豪華なものであっても、
楽曲の年代や傾向性等を考慮にいれずに、
押し込めた感じがあるため、雑多な感じになっているようです。

国内では、年代別、傾向別に編集し、
全部で3枚のシリーズに仕上げたそうです。

音源は、マーキーで演奏された音源を用いているわけではないのですが、
マーキーの名前を冠する企画という事で、
それぞれのミュージシャンの楽曲を、
レーベルを越えて収録する事に成功したようです。

ミュージシャンによっては、
1枚のアルバムに数曲入っている場合もありますが、
ザ・ナイスは、この「VOLUME2」に「アメリカ」のみが収録されています。

EL&Pのライナーで、よく目にする赤岩和美氏が解説を担当しているのですが、

「アメリカはヒットしたけど、ベスト30位には入っていなかった。」

という細かい情報もありました。

ビッグ・ネームが名を連ねているので、ザ・ナイスに関する記述も、
あまり多くはありません。

1枚組のオムニバスの割には、ダブルジャケット仕様ですので、
ロックのスーパースターが生まれ巣立ったマーキーに、
敬意を表した装丁にしたのかも知れません。

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エマーソン、レイク&パウエル タッチ・アンド・ゴー シングルレコード英国盤

2015-04-06 15:47:19 | エマーソン、レイク&パウエル / E,L&Powell
エマーソン、レイク&パウエル 
タッチ・アンド・ゴー 
シングルレコード英国盤




アルバムジャケットデザインとほぼ同じ




収録アルバムの写真を記載
のりしろ露出タイプ



レーベル面

タッチ・アンド・ゴーのシングルレコード英国盤です。

エマーソン、レイク&パウエルのシングルレコードは、
日本では未発売であったと思います。

おそらく、シングルを出す必要性を感じなかったからだと推定します。
ポップとはいえないので、売上が見込めないとの判断でしょう。

それでも、英国と欧州では発売されていたようです。
英国などでは、ドラマーが変わったにせよ、
庶民のファンファーレをヒットさせたバンドとして、
記憶の中にあったのかも知れません。
出だしの印象的なキーボードの響きという点においては、
共通しているところはありますし、
全くヒットしないという見方もしていなかったのでしょう。

アルバム、シングル、12インチシングル、
それぞれが最初で最後の1枚になりました。

12インチは2点、既に取り上げていますし、
国内盤もリリースされていましたが、
アルバム未収録曲が入っていたという理由からでしょうね。

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Many Faces Of Emerson, Lake & Palmer Box setのELPマークについて

2015-04-04 09:48:40 | EL&Pのロゴについて
Many Faces Of
Emerson, Lake & Palmer
Box setのELPマークについて


このセットの目指すところとしては、
EL&Pにまつわる周辺の音楽をまとめたという印象でした。

EL&Pのメンバー個々人が参加していたバンドの演奏、
マンティコアレーベルに所属していたミュージシャンの演奏、
ザ・ナイスやEL&Pの楽曲の元になったオリジナルのジャズやクラシック等の演奏が収録されており、

EL&P本体の演奏というのは一つもないわけです。

ジャケットデザインにおいて、
一般的に知られているELPマークと異なったマークが描かれているのは、
EL&P本体の演奏がないという意味で、
マーク自体もあえて、彫っている途中の状態を描いたのではないかと、
解釈しました。



その後、ふと頭に浮かんだのですが、
これは一般的に知られているELPマークの彫り物の途中ではなくて、
似て非なるELPマークを描いたという解釈にいたりました。

つまり、これは、
ELPをデザインしようと思ったのではなくて、
eLpをデザインしたものではないかと、
気が付いたわけです。

このような変形過程を経ているのではないかと、
考えました。



あるいは、
ELPマークそのものの版権の事情もあって、
このようなELPマークをデザインしてみる事になったとも、
考えられます。

最近、奈落のボレロをステージで演奏している動画を、
カール・パーマーがアップしていましたが、
メンバーの姿が見える前に、
カーテンのようなものに描かれたELPマークらしきものが登場します。

ほぼ、現在、知られているELPマークと同じ形状でした。

その演奏年月の表示からすると、
頭脳改革以前に、ELPマークのデザインが出来上がっていた事になります。

あるブログ等では、頭脳改革のジャケットを紹介しながら、
ELPマークはギーガーがデザインしたとか書かれており、
随分と細かい事情を知っている方だなと思っていましたが、
頭脳改革以前からELPマークは存在していた事になるのだと思います。

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ブラック・ムーン 初紙ジャケット SHM-CD

2015-04-03 10:30:05 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
ブラック・ムーン 初紙ジャケット SHM-CD


紙ジャケット(下)と、
カラー表紙の解説ブックレット


1992年にリリースされたブラック・ムーンですが、
当時は、様々な録音媒体がひしめき合っていたようです。
当ブログにおいても、国内版MDを取り上げた事がありますし、
また、ブログ村のサイト上で知り合った方の知人さんのブログで、
見たこともない国内版音楽記録媒体を見せてもらった事もあります。

但し、日本では、アルバムのレコード化が為されませんでしたし、
それに倣って、シングルレコードもリリースされなかったと思います。

そのため、
CDの紙ジャケット化をするにあたり、
国内盤のLPがない事によって、
必然的に英国や欧州でリリースされていたLPジャケットを、
参考にして制作をするという選択をしたわけです。

もっとも、同時期に紙ジャケット化して発売された他のアルバムに関しても、
「英国オリジナルLPジャケット」を参照にして制作したとの事なので、
ブラック・ムーンだけが英国オリジナルというわけではないのですが、

日本国内においては、輸入アナログLP盤を手にしていないファンにとっては、
初めての紙ジャケットという事になりました。

解説が含まれた用紙ですが、
カラー表紙のブックレットとして入っているのですが、
解説は1992年のものを使用していると添え書きを足して、
このSHM-CDの番号を記載しています。

大きさは、1992年のプラケースCDのジャケットブックレットと同じなので、
そのままプラケースに収納できるような感じです。


解説ブックレットを、
ロイヤルフィルのプラケースの上に乗せてみた
ピッタリの大きさ


実際、入手できたアナログ盤には、このようなブックレットは付いておらず、
インナースリーブにイラストと歌詞が印刷されていたように思います。

つまり、ブラック・ムーンに関しては、プラケースCD盤に付いていた
ジャケットブックレットが、
あくまでも、基準であるという事なのかも知れません。

1992年の時点で、何を基準とするかという事になった時、
オリジナルアナログ盤ジャケットから、
「CDとそれに付随しているもの」に移行していったとも考えられます。

以上。

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タルカスのカセットテープ アトランティック

2015-04-02 10:31:23 | 「タルカス / TARKUS」
タルカスのカセットテープ
アトランティック




アトランティックレーベルのカセットテープのインデックスの装丁は、
見た目がとても良いです。

下地を黒色にする事で、とても落ち着いた感じに仕上がっています。

しかし、インデックスの用紙は折りたたみ式になっているわけではなく、
レコードジャケットの内側の絵等も描かれていないし、
歌詞の記載もありません。

裏側は真っ白のとてもシンプルなものです。

これは中古品なので、
歌詞用紙等が新品の時に付属していたかも知れませんし、
カセットテープとしては後期のヴァージョンかも知れないです。

いずれにしましても、
装丁にこだわったデザインをしないと、
以前に取り上げたBRAIN SALAD SURGERYの輸入カセットテープのように、
海賊版ではないかという印象すら与えてしまっていたと思われます。

一方、最近のCDの海賊盤等は、装丁もカラーだし、
デザインもセンス良くまとめられているものもあります。

それを逆手にとるように、
このブログで取り上げた「MAR Y SOL FESTIVAL」の海賊盤風のジャケットのように、
意識的に陳腐な装丁を施した公式のアナログ盤も存在しますので、
ある程度の年月が経つと、違法な品物であっても、郷愁を呼び起こすネタにつながっていくという事になりますね。

以上。

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PLAYS PROG ROCK CLASSICS  Royal Philharmonic Orchestra

2015-04-01 15:49:54 | 他のミュージシャンによるタルカス演奏関連
PLAYS PROG ROCK CLASSICS 
Royal Philharmonic Orchestra



裏側
4月2日にアップ


このCD、amassの情報や他の通販サイトでは、3月31日発売となっているのですが、
私は10日ぐらい前にこのアルバムを手にする事ができました。

普通に通販で購入したのです。

他のEL&P関連のCDを聴き直したりする必要もあって、
ずっと開封しないでいたのですが、
amassに昨日、情報がアップされたので、取り上げるために開封してみた次第です。

先般、「庶民のファンファーレ」が収録された、
このRoyal Philharmonic Orchestraの3枚組CDを取り上げたばかりなのですけど、
このCDには、「タルカス」の一部と「フロム・ザ・ビギニング」が収録されています。

まだ、全曲、聞き終えていないのですが、
ロックやポップスをオーケストラヴァージョンにしたものに関心があるプログレファンには、
購入して損はない1枚と言えますね。

「タルカス」に関しては、吉松隆氏がアレンジしたオーケストラヴァージョンを皮切りに、
キース本人がテリエ・ミケルセンと収録したヴァージョン等、
幾つか存在するわけですが、

「タルカス」が1曲目に収録されていると知りつつも、
出だしを聴いていると「危機」でも始まるのかという印象。

曲が進むにつれて、
Royal Philharmonic Orchestraが、ロックの楽曲の演奏に慣れているためか、
オーケストラであってもロック的な一面があるように感じます。

「フロム・ザ・ビギニング」は、この曲が好きなEL&Pファンにとっては、
感涙ものの出来だと思います。

「この曲はこんなにも美しい曲だったのか!」

という感じです。

Royal Philharmonic Orchestraは、既に、ラッシュだけで1枚のアルバムを制作していますが、
出来たら、EL&Pの曲だけで1枚のアルバムを制作して欲しくなりますが、
実現は難しいでしょうね。

ムーディー・ブルースの「サテンの夜 Nights In White Satin」は、
ヒット曲という事もあって、前に取り上げた3枚組にも収録されていましたが、
そのヴァージョンとは異なるヴァージョンになっています。 

個々の曲のアレンジに関しては、好みの問題もあると思いますが、
練られて制作された感じは伝わってきますし、
へビーローテーションするよりも、思い出した頃に聴くのにちょうど良いかも知れません。

カメラを自宅に忘れたので、プラケースの裏等は、後日、アップしておきます。

以上。

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