右肩上がりの経済の問題は、
かなり根深い問題かもしれない、と
内田樹さんのチャリティーシンポジウムを
みてて思った。
自分の実感としても、自分が子どものときに感じた
右肩上がりの幸福感を、今の時点で(自分が成長したり、
今時点の環境において)実現しようと思っていた(過去形なのは
最近は、少し違うということ)。また、その問題は、個人の欲望が
無限に大きくなることと、フィットしており、自然に、ちっぽけな個人も、
その問題を肯定してしまう。
右肩上がりを続けようと思えば、海外へ進出しなければならないし、
右肩下がりを受け入れる場合は、いざこざ(対立)も絶えないだろうし、
受け入れることは、難しいと思う。