Study Physics という言葉をTEDで(確か、イーロンマスクさんが出てて、
最後に司会者が言った言葉)知ったり、なめらかな社会とその敵を読んだ後から、
いや、伊藤譲一さんを知ってからが大きいと思うが、いや、大前研一さんと堀江さんの対談にも、かなり刺激を受けているが、
自然科学のうち、物理学、生物学や、数学、情報学?などについて、Connecting dots的に知りたいという
欲望が少しある・・・。
そんな中、鈴木健さんの過去のツイッターで知ったのが、この本。
文系を高校生の時に選んだが、理系を選んでいたら、どうなっていたのか???ということを考えてしまう・・・。
以下、ドックイヤーしたところ。
(1)科学者は、科学についてなら何でも正しい答えを知っているというわけではありません。(P18)
(2)専門家による議論を追うために細かな専門知識はいりませんが、基本的な論理は必要です。これにしても、
必要なのは単純な三段論法や背理法だったりします。(P75)
(3)一番簡単な例として、「整数は無限である」ことを背理法で証明してみます。
1.整数は有限であると仮定する。
2.有限なので、最大の整数が存在する。
3.それぞれの整数に1を足す。
4.最大の整数よりも1大きい整数ができたというのは、仮定に矛盾する。(P78)
(4)・・・、ノーベル賞を受賞した小柴昌俊先生の『ニュートリノ天体物理学入門』をひもとくと、単なる「保存」則以上の
意味があることがわかります。(P84)
(5)「なにごとも可能な限りシンプルにすべきだ。ただしそれを越してシンプルにしてはならない」。
アインシュタインならぬ私たちも肝に銘じておくべきでしょう。(P122)
(6)「働かざる者食うべからず」が常識であった社会では、勤労が美徳とされてきましたが、
今はこの常識を改めて見直すべき時期が来ています。
科学は道楽にしてしまいましょう。(P187)
(7)およそどんな人でも、幸せな瞬間というのは次の2つしかないのかも知れません。
1.できなかったことができるようになった瞬間
2.わからなかったことがわかった瞬間(P198)
科学って・・・・。