五十の山と風を豊に和む

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志・技・体

2005-10-06 23:58:23 | 成人の主張
まずスポーツで一番大切な事は、高い志を持つこと。高いモチベーションを持つこと。
次に、正しい技術を持つこと。つまり「正しい理論」とその理論を理解するための脳を持つこと。
最後に無駄のない正しい体を持つこと。理論を実践するために必要な強くしなやかな筋肉をつけること。必要のない筋肉はつけないこと。

古くから「心技体」などと言われているが、僕はあくまで「志・技・体」にこだわっていく。
心など必要なし。まったくなし。全然なし。

ココロザシ

2005-10-06 23:37:03 | 成人の主張
心なんてないものだと思えば楽だ。
志は、出来るだけ高く持った方が得だ。
「志高無心」これが、もうすぐ28歳になる僕の教訓だ。

現代は、心の時代などと言われている。
書店へ行けば、メンタルトレーニングの本、心を強くするための本が軒を連ねている。
イチローや中田英寿や野茂など世界で活躍するプレーヤーは、心臓に毛が生えていると揶揄されているが、僕はそうは思わない。

彼らは心が強いのではないのだ。
むしろ心など持っていない。
単に、志が高いのだ。

いろいろな事を同時に考えていると、人という動物は、マイナス思考に陥りやすいものなのだ。
心に捉われれば捉われるほど、体や脳のパフォーマンスは落ちるのだ。
パソコンに例えるなら、いろいろなソフトやプログラムを同時に起動させていると、メモリーの容量オーバーになり、フリーズしたり、計算速度が遅くなったりするのときっと同じだ。

だいたい、心なんて形のない曖昧模糊なものに、いちいち捉われていることは馬鹿らしい無駄なことであり、具体的に行動するための足かせになってしまうことの方が多いんだ。
心で余計な事を考え、雑念を持ちながらスポーツすることは、体や脳のパフォーマンスを落とすことになりかねない。
私の場合、マラソン大会の前の日など寝れなくなるのが最たる例だ。
スポーツには、心など必要ない。心に捉われないこと。スポーツに必要なのは、高い志を持つこと。変な心配事や、雑念を捨てて、俊敏に積極的に具体的に動きましょう。体や脳の出来ることは決まっているのだから。自分を知ることから始めよう。ココロザシひとつで、人は変われるのだから。

ちなみにココロザシの意味は、

1 人生における、その人としての到達目標。理想。
用例・作例
―を高く持て=僕の教訓
―を同じくする人たち=トライアスロン愛好家の皆さん
―を△まげる(立てる)=してはいけないこと
事、―と違(タガ)う〔= ⇒事〕
2 相手の立場や事情を思いやって示す厚意。
用例・作例
お―はありがたいが
3 相手から受けた厚意に報いる気持を表わして事を行い、また、物を贈ること。
用例・作例
ほんの―です
4 香典返し・お布施などの表に書く言葉。
など、たくさんあります。僕は1番の意味で使っているわけですが。

ちなみに【奇特】という言葉の意味は、

志が深く、普通一般の人には行いがたい事を進んでする様子。
用例・作例
世の中には―な人もいるものだ〔古くは「きどく」〕

(オチ)トライアスロン道を志す人は、みんな「奇特な奴ら」ということになる。

バガボンド21巻

2005-10-06 22:50:53 | お気に入りアイテム
人の体というのは、とても面白い

力を抜けば速くなれる

バガボンドは、井上雄彦氏の連載コミック。
時代は、江戸時代初期。主人公は、剣豪、宮本武蔵。
圧倒的なデッサン力とセンスあふれる構図、コマ割りは、日本漫画界随一、いや世界の漫画界でも、まず右に出る者はいないだろうと思う。

舞台は、関が原の戦いの後、間もない江戸時代初期。
盗賊がはびこり、落ち武者や浪人が世の中を蹂躪し、剣豪や侍が技を競い合った時代。殺人が日常化し、生と死が身近だった野蛮な時代だ。

この漫画では人の生き死にや傷の痛み、心の痛みが生々しく描かれている。
傷から滴り落ちる血液の温度や匂いまで伝えている。
剣の道を極めんとし、常に強い相手を求め、葛藤し、自分と向き合いながら放浪を続ける主人公と、その魅力的な登場人物達の物語。

この巻で、武蔵は、京都最強の男、吉岡清十郎と一戦を交える。
そして、身のこなし方の漠然とした感覚を得る。
死闘の数々が、武蔵に深い地層のような経験をもたらし、その経験値が腕ずくや力ずくではない、技術的、反射的なスピードを与え、武蔵を勝利へと導いた。

バガボンド21巻の巻末に残した筆者の言葉がとても印象深い。
(筆者のあとがき↓)
相変わらずスポーツから学ぶこと多い。
「やるぞ」と挑戦する気持ちは尊いが、その気持ちが体を硬くし、自由な動きを妨げることもある。…体のありように心を向けておきたい。(以上)

実際の武蔵は、自然や状況を的確に判断し、その優位点をうまく利用し、相手よりも先に出る「知恵」をもったクレバーな侍だったようだ。
トライアスロンを極める上で、武道から学ぶべきことは多い。
記録や、人との差に捉われない心が、体を開放し、本当の実力を出してくれるのかもしれない。

僕も、宮本武蔵や井上氏のように、志を高く持ち続けたいものだ。

(豆知識)バガボンドとは英語ですが、「放浪者」という意味です。

やっとプール会員になりました

2005-10-06 22:14:40 | 練習日誌
来年の佐渡大会まで少しでも泳力をつけようと心に決めて、ようやくプールの会員になった。プール(クアハウス胎内)まで自宅から車で10分。割と近い。
とりあえず試しに半年会員になってみる。
胎内市に合併して、中条町民だった僕も胎内市民になった。
その恩恵を受けて、市民特別割引、半年16,000円でプール、ジム、トレッドミル、浴室を使い放題になったのだ。

初のトライアスロン大会でスイム種目246位(ビリから21番目!)と実力どおりの結果が出る。思えば、去年10月にスイミングスクールに通い、金槌だった僕が、1km泳げるようになった程度で、そして、7月から9月にかけて週1回程の練習量だけで、スイムの技術が上がる訳がなかった。しかも当日、はじめて続けて1.5キロの距離を泳いだのだ(馬鹿か俺は!)。

「お前は、トライアスロンを舐めているのか!!」とトライアスリートの皆さんに叱られそうなぐらい、チョビットの練習で大会本番を迎えた。(正直、完泳出来ればいいな位に考えていた)そして、実力以上でも以下でもないビリから21番目!(ビリにならなかっただけマシか…)

てな訳で、この秋冬は、プールに週5日位で通うつもり。
すると、同じ市役所職員で村トラにリレーのスイム種目で出た51歳Sさん。
同じ課の非常勤で働く体育の元高校教師の6○歳H.Sさん。
野球のチームメイトであり初動負荷理論を教えてくれた36歳Tさん。
トライアスロン仲間の32歳Hとその兄の35歳Hさん。
前の課長のAさんなど、知り合いがたくさんいる。
そして、SもH.SもTも、スポーツに対し志が高く、造詣の深い方たちで、気軽に水泳を教えてくれる。

早速、Sさんが泳ぎ方、トレーニング方法を教えてくれる。すると目から鱗。いきなりクロールが楽にグイグイ進む。翌日には、H.Sさんが、電話で泳ぎ方の悪いところを指摘してくれる。なんだか、お世話になってしまっているなと思いつつ、これは、ラッキー!スイミングスクールに通わなくても良かったとセコイ事を考える。(いやいや、とんでもない、感謝をしなくては)

「もっと早くプール会員になっておけば今年の記録がもっと良かったのに」と少し後悔している。皆さんに指摘されてことを最大限生かして、来年の村トラでは、スイム60位くらいを目指そう。

(オチ)プールは、3コースしかなく、1つは、ウォーキング用、1つは子供達の遊び用で、スイム用は、なんと1コースしかない。時には、1コースを5人一緒に泳ぐことがある。狭くて仕方ない時がある。初日に、早速、左肩を爪で引っかかれた。まさに大会時のようなスイムバトルになる。ある意味で、練習になるのかな?