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体の声を聞け

2005-11-02 23:32:41 | 身体理論
自分の体の疲れ・張りを知ることは、簡単なようでとても難しい。

「ふくらはぎが張っている」「背中が張っている」「首や肩が凝る」ぐらいなら、感覚として認識できる。

でも、内に隠れているインナーマッスルや内臓は、慣れないと認識しにくい。
特に、腸腰筋(ちょうようきん)というヤツがクセモノである。
腸腰筋は、足を動かすための大腿骨と腰骨を繋ぐ非常に大きな筋肉である。要の筋肉であるにもかかわらず、内臓や筋骨に隠されているため見えず、伸ばしたり、縮めたりしても認識しにくい。疲れが溜まっているのか、疲労していないのかも分からなくなる部分だ。

この筋肉を使えるか使えないかによって、パフォーマンスの良し悪しは決まってくると言っても過言ではない重要な筋肉。

認識しにくいインナーマッスル(腸腰筋や肩周辺の小さな筋肉)と認識しやすいアウターマッスル、全ての筋肉に、アンテナを張って、きめ細かいトレーニングサイクルを作ることがトップアスリートになるためには必要だと思う。

疲れている部分は休ませ、調子の良い部分は大いに鍛える。
人のマネをした計画通りのトレーニングをするよりも、己の体の声を聞いて、その都度、トレーニングの箇所を変え、ローテーションしていくことが理に適っているのではないか。

今日は、「肺」を鍛えようとか、今日は「肩甲骨周り」とか、今日は全身じゅうが疲れているから「水中ウォーキング」だけにしようとか。

自分の体を、「機械の部品」と考えるとイメージしやすいかもしれません。
だから、最低限度の部位名(脊柱起立筋、大腿四頭筋…)を覚えて、部品に名前をつけておくと、より認識しやすくなります。

本日の練習
20分のエアロバイク  (ラスト3分 脈拍150)
1時間のイージースイム (ヘッドアップとエルボーアップに気をつけて)
20分の水中ウォーキング (体のリセット)

明日は朝から、いやな仕事だ