今日、誰もが名を知るスーパースターが、飛び降り自殺とみられる急死報道があった。
まずはご家族にお悔やみ申し上げます。
何よりも、偉大で優秀な才能が失われたことを、こころから悼む。悔やまれる。
自殺企図の当事者してとして、解離のスイッチが入ってしまった状況を、容易に想像できる。
自殺スイッチが入った場合、どうやって止まるかを、今日は書きたい。
それにしてもまたかと思った。もう何人も、著名人の自殺報道には接している。
報道自体は仕方がない。超有名人の去就は全国民の関心事。
ただ、いのちの電話の電話番号を示されたところで、あの電話番号はいつかけてももつながらない。
自殺念慮のある当事者として、死にたいときにどうしているか、具体的に提言したい。
死神がやってきたと感じたら、とにかく安全を図る。
死にそうな場面から離れる。動けなければ座る。
次に、頓服を飲み、家族や支援者に連絡する。
動けるようになったら。あるいは落ち着いたら、移動する。その日は最低限のことだけをして、終わったらさっさと寝る。
一晩寝れば、翌朝は違う心境になっていることが期待される。
もちろん、継続したり憎悪したりすることもある。悪くなっていれば頓服を飲み、主治医に連絡する。必要なら受診する。
それから、いのちの電話も、有効な対抗手段である。確かに無料で専門訓練されたボランティアカウンセラーが対応してくれる。が、それは、電話がつながれば、の話だ。
やはり、自殺企図のある人は、家族以外に専門知識で対応してくれる窓口を事前に複数、開拓しておくことだ。
- 病院〈主治医、デイケア先、など〉
- 相談支援事業所〈計画相談、基幹相談、ナカポツ、など〉
- 訪問看護
が、思い当たる。役所や発達障碍者支援センター、保健センターなどが紹介してくれることもある。
福祉事業所〈いわゆる作業所や就労訓練、生活訓練〉が相談支援機能もあれば対応できるかもしれない。ただし緊急対応不可の事情所もある
などなど、あると思う。
今回のことも、衝撃と後の影響が計り知れない。これからものすごいことになると思う。
理性をはたらかせる必要がある。
そして今回も書く。
撤退することもありだ。
死ぬくらいなら、病院で診断書書いてもらおう。
迷惑だとか卑怯だとか、詐病だとか仮病だとか根性が足らないとか誰かから言われようが、
死ぬよりはまだましだ。