「生涯引きこもり」と宣言された私の、超豪華オプション生活

 登校拒否となり、生涯ひきこもりであろうと決めつけられて四半世紀。社会人として生きる記録。#発達障害 #自閉症 #ニート

有名人の自殺報道に際して

2021-12-19 10:32:28 | 当事者研究

今日、誰もが名を知るスーパースターが、飛び降り自殺とみられる急死報道があった。

まずはご家族にお悔やみ申し上げます。

何よりも、偉大で優秀な才能が失われたことを、こころから悼む。悔やまれる。

自殺企図の当事者してとして、解離のスイッチが入ってしまった状況を、容易に想像できる。

自殺スイッチが入った場合、どうやって止まるかを、今日は書きたい。

 

それにしてもまたかと思った。もう何人も、著名人の自殺報道には接している。

報道自体は仕方がない。超有名人の去就は全国民の関心事。

ただ、いのちの電話の電話番号を示されたところで、あの電話番号はいつかけてももつながらない。

 

自殺念慮のある当事者として、死にたいときにどうしているか、具体的に提言したい。

死神がやってきたと感じたら、とにかく安全を図る。

死にそうな場面から離れる。動けなければ座る

 

次に、頓服を飲み、家族や支援者に連絡する。

動けるようになったら。あるいは落ち着いたら、移動する。その日は最低限のことだけをして、終わったらさっさと寝る。

一晩寝れば、翌朝は違う心境になっていることが期待される

もちろん、継続したり憎悪したりすることもある。悪くなっていれば頓服を飲み、主治医に連絡する。必要なら受診する。

 

それから、いのちの電話も、有効な対抗手段である。確かに無料で専門訓練されたボランティアカウンセラーが対応してくれる。が、それは、電話がつながれば、の話だ。

 

やはり、自殺企図のある人は、家族以外に専門知識で対応してくれる窓口を事前に複数、開拓しておくことだ。

  • 病院〈主治医、デイケア先、など〉
  • 相談支援事業所〈計画相談、基幹相談、ナカポツ、など〉
  • 訪問看護

 

が、思い当たる。役所や発達障碍者支援センター、保健センターなどが紹介してくれることもある。

福祉事業所〈いわゆる作業所や就労訓練、生活訓練〉が相談支援機能もあれば対応できるかもしれない。ただし緊急対応不可の事情所もある

などなど、あると思う。

 

今回のことも、衝撃と後の影響が計り知れない。これからものすごいことになると思う。

理性をはたらかせる必要がある。

そして今回も書く。

撤退することもありだ。

死ぬくらいなら、病院で診断書書いてもらおう。

迷惑だとか卑怯だとか、詐病だとか仮病だとか根性が足らないとか誰かから言われようが、

死ぬよりはまだましだ。