今日、午後、多賀城市の東北歴史博物館にて所用があったので、少し早めに出かけ、
多賀城市文化センター内にある、埋蔵文化財調査センター展示室で開催中の
企画展「多賀城海軍工廠」を見てきました。
開催のチラシ
柴田町船岡地区と角田市北郷地区にまたがるところにあった「第一海軍火薬廠」との関連もあり、
是非見たいと思っていました。
展示室入り口
展示室全景
展示風景
文化庁の文化遺産を活かした地域活性化事業により、平成23から26年度まで調査が行われ
昨年度に報告書が印刷発行されて、しばたの郷土館に送られてきたものを、事前に見ていました。
今年度は最終年度(?)で、企画展の開催と思われます。
多賀城海軍工廠では、機銃部で航空機の機銃の製造、火工部で焼夷爆弾等の製造が行われて
いたといわれています。
展示の中で、気にかかったのは、偵察された写真です。(展示パネルから)
B29を改造したF13写真偵察機(パーキンエルマー写真儀を搭載)は、グアム島を離陸して
昭和20年5月25日の7時45分には静岡県の沿岸に達し、新潟、郡山を撮影した後、
東北本線に沿って仙台、多賀城へと向かいました。
この時撮影された空中写真をもとに、多賀城海軍工廠は未確認目標「XXI-6218」として
米軍に認識されました。
昭和20年7月10日の仙台空襲は、この時の偵察撮影の分析により実施されたものです。
ここで気になることは、郡山から東北本線に沿って仙台に向かう途中、船岡を撮影したのではないか
と思っています。
調べてみる価値がありそうです。
展示パネル
ここで、右下の宮城県の地図に「海軍第一火薬廠」と記載されています。
柴田町史等をみてもこの記述はありません。
「第一海軍火薬廠」の間違いと思います。
展示室入り口で配布された資料にも同様の記述がありました。
多賀城市文化センター内にある、埋蔵文化財調査センター展示室で開催中の
企画展「多賀城海軍工廠」を見てきました。
開催のチラシ
柴田町船岡地区と角田市北郷地区にまたがるところにあった「第一海軍火薬廠」との関連もあり、
是非見たいと思っていました。
展示室入り口
展示室全景
展示風景
文化庁の文化遺産を活かした地域活性化事業により、平成23から26年度まで調査が行われ
昨年度に報告書が印刷発行されて、しばたの郷土館に送られてきたものを、事前に見ていました。
今年度は最終年度(?)で、企画展の開催と思われます。
多賀城海軍工廠では、機銃部で航空機の機銃の製造、火工部で焼夷爆弾等の製造が行われて
いたといわれています。
展示の中で、気にかかったのは、偵察された写真です。(展示パネルから)
B29を改造したF13写真偵察機(パーキンエルマー写真儀を搭載)は、グアム島を離陸して
昭和20年5月25日の7時45分には静岡県の沿岸に達し、新潟、郡山を撮影した後、
東北本線に沿って仙台、多賀城へと向かいました。
この時撮影された空中写真をもとに、多賀城海軍工廠は未確認目標「XXI-6218」として
米軍に認識されました。
昭和20年7月10日の仙台空襲は、この時の偵察撮影の分析により実施されたものです。
ここで気になることは、郡山から東北本線に沿って仙台に向かう途中、船岡を撮影したのではないか
と思っています。
調べてみる価値がありそうです。
展示パネル
ここで、右下の宮城県の地図に「海軍第一火薬廠」と記載されています。
柴田町史等をみてもこの記述はありません。
「第一海軍火薬廠」の間違いと思います。
展示室入り口で配布された資料にも同様の記述がありました。