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柴田町郷土の医療史セミナー

2015-11-23 23:05:30 | 之波太:柴田
櫻井喜吉さんは、文久2年(1862)柴田郡槻木で生まれ、医師の継父道琢から
医術を習い、仙台の医学校、東京済生学舎をでて、明治17年(1884)槻木に
医院を開業した。
医院のなかった船迫地区(現柴田町)に、無料日曜診療所を開設、船迫の衛生状況は
大いに改善された。地域民はこれを徳として頌徳碑を建てた。
その櫻井先生は大正5年(1916)54歳で没した。
今年は百回忌ということで、「櫻井喜吉百回忌記念事業 郷土の医療史セミナー」が
槻木生涯学習センターで開催されました。




あいにくの雨でしたが、多くの人が来られた。

第一部、「槻木における明治期の医療事情について」を
郷土史研究家 日下龍生さんが講演された。

第二部、「高齢者が元気で長生きする秘訣」と題して、曽祖父である喜吉の意思を
受け継ぎ日曜診療を実現している櫻井正朝さん(医療法人 櫻井診療所所長 福島県
郡山市在住)が講演された。

第二部になっても帰る人は少なく大勢の人が聞き入った。

また、町内に櫻井喜吉先生の碑が何基あるか日下さんに聞いたところ、2基では
ないかとの答えでした。
3基と唱える教育関係者がいます。3基説を公表しています。
継父のものを勘違いしているみたいです。
確認してから発表してほしいものです。