三菱重工業(株)および宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、種子島宇宙センターから
11月24日15時50分00秒(JST)に、カナダの通信放送衛星Telstar 12 VANTAGEを
搭載したH-IIAロケット29号機を打ち上げました。
ロケットは計画通り飛行し、打上げ後約4時間27分にTelstar 12 VANTAGEを正常に分離した
事を確認しました。
また、JAXAが開発した高度化仕様の第2段機体を適用し、長時間慣性飛行や第2段エンジン
再々着火を実施することで、従来よりも、衛星をより静止軌道に近い軌道に投入しました。
今回のH-IIAロケット29号機打上げ実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。
なお、ロケット打上げ時の天候は晴れ、北東の風(8.6m/s)、気温22.0℃でした。
と、三菱重工業とJAXAから発表されました。
今回の打ち上げシーケンス(速報値)
打ち上げ(三菱重工業・JAXAのHPから)
JAXA基幹ロケット高度化パンフレット
11月21日朝日新聞
11月21日朝日新聞be版
今回は、初の商業衛星の打ち上げで、カナダの通信衛星を打ち上げたものです。
従来は、近地点約400km・遠地点36000kmのトランスファー軌道で
衛星を分離し、衛星の推進剤を使い、静止軌道に移動されるものでした。
衛星の推進剤を使うため、衛星の寿命が短くなります。
高度化は、第2段エンジンで静止軌道までもって行き、衛星の推進剤を使わない
ことにより衛星の寿命を延ばすことにあります。
そのため、今まで2回であった再着火を3回行い、宇宙空間を長時間飛行するため
第2段の燃料の蒸発を低減する等様々な改良が行われています。
打ち上げが海上の警戒区域に船舶が進入したため、30分程遅くなりました。
角田宇宙センターにおいてのパブリックビューイングでは、この間にこの
高度化で現場の指揮をとっていた所長が改良点や角田での試験のもようを
集まった観衆に説明したという。
このように角田ならではの話を観衆に話すことが必要と、かねがね話をしていた
管理人として少しはホッとしているところです。
11月24日15時50分00秒(JST)に、カナダの通信放送衛星Telstar 12 VANTAGEを
搭載したH-IIAロケット29号機を打ち上げました。
ロケットは計画通り飛行し、打上げ後約4時間27分にTelstar 12 VANTAGEを正常に分離した
事を確認しました。
また、JAXAが開発した高度化仕様の第2段機体を適用し、長時間慣性飛行や第2段エンジン
再々着火を実施することで、従来よりも、衛星をより静止軌道に近い軌道に投入しました。
今回のH-IIAロケット29号機打上げ実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。
なお、ロケット打上げ時の天候は晴れ、北東の風(8.6m/s)、気温22.0℃でした。
と、三菱重工業とJAXAから発表されました。
今回の打ち上げシーケンス(速報値)
打ち上げ(三菱重工業・JAXAのHPから)
JAXA基幹ロケット高度化パンフレット
11月21日朝日新聞
11月21日朝日新聞be版
今回は、初の商業衛星の打ち上げで、カナダの通信衛星を打ち上げたものです。
従来は、近地点約400km・遠地点36000kmのトランスファー軌道で
衛星を分離し、衛星の推進剤を使い、静止軌道に移動されるものでした。
衛星の推進剤を使うため、衛星の寿命が短くなります。
高度化は、第2段エンジンで静止軌道までもって行き、衛星の推進剤を使わない
ことにより衛星の寿命を延ばすことにあります。
そのため、今まで2回であった再着火を3回行い、宇宙空間を長時間飛行するため
第2段の燃料の蒸発を低減する等様々な改良が行われています。
打ち上げが海上の警戒区域に船舶が進入したため、30分程遅くなりました。
角田宇宙センターにおいてのパブリックビューイングでは、この間にこの
高度化で現場の指揮をとっていた所長が改良点や角田での試験のもようを
集まった観衆に説明したという。
このように角田ならではの話を観衆に話すことが必要と、かねがね話をしていた
管理人として少しはホッとしているところです。