イタリアワインかぶれの料理人

イタリアワインとコーヒーが大好きな料理人が、呆れるほど愉快に溢れるイタリアワインの魅力を伝えていきます。

キアンティ ラ セルヴァネッラ

2016-06-29 15:00:23 | イタリアワイン

今回抜栓したイタリアワインはキアンティ クラッシコ リゼルヴァ ラ ルヴァネッラ(Chianti Classico Riserva la Servanella)2006です。

昨日は試飲会があり、ちょっと早めに家を出て大通り公園のバラを鑑賞しに行きました。それは、島○さんに白い花の香りのニュアンスを伝えることが出来ずにいたからです。最適な場所は岩見沢公園のバラ園なのですが、前の日曜日は生憎の雨で不履行なってしまいました。当日に大通り公園のバラを思い出し、調べに行きました。

公園の片隅に寄せ植えされていたスミレを見つけ香りを確認。と言う訳で、理由を付けてキアンティを愛でることにしました。

木の皮のような香りは、ターメリックのような香りかな、と思いました。スミレ、サワー クリーム、オレンジ ピール、ヴァニラ、桑の実の香り。おっとりと和やかに滑らかな酸とタンニン、上品でマーシュマローのような弾力の果実味。余韻は非常に長くはないが、フェードアウトの様は心地よく綺麗でした。


白い花の香り

2016-06-28 14:04:39 | イタリアワイン
今大通り公園の11丁目でバラを愛でています。ワインの香りを再確認をしているところです。私が白い花、と感じるのはムーン ダンス。二番目のフォトは白いバラの香りでホワイト クリスマスと言う品種です。

ウツギの花

2016-06-27 23:09:48 | イタリアワイン

家の近所にウツギの花が咲いています。何気に花の香りを確かめる、とスミレの花の香りを連想しました。スミレの香りといえば、キアンティ。このワインは家飲み用のしているサンジョヴェーゼにメルローとカベルネ ソーヴィニヨンをブレンドしたI.G.T トスカーナ。ふと思いついたワインです。


コステ デッラ セーシア ネッビオーロ

2016-06-23 17:39:33 | イタリアワイン

今回、抜栓したイタリアワインはトラヴァリーニのコステ デッラ セーシア ネッビオーロ(Coste della Sesia Nebbiolo) 2010です。ネッビオーロ100%で造られ。ピエモンテ州の北部、ガッティナーラやゲンメの産地に隣接しています

ピエモンテの2010年はブドウにストレス フリーな天候と伝え聞いています。以前、リリースされた直後のバローロ 2010年を試飲する機会があり、その時は若い、と云った印象は無く。たぶん一時的に閉じることも無く、経年を重ねて行くのでは、と思いました。しかし、このワインの試飲で感じたことは、酸が若く充実感に欠けていたように記憶していますが、2年半のコンディショニングですべてがスムーズになっていました。

見つめていても飽きない綺麗なガーネット色。ナツメグ、クローブのようなスパイシーな香りに、桑の実、ダークチェリーと特定ができないが、木の香り。ほんのりとした柔らかい酸とタンニン、マーシュマローのような弾力の果実味。フルーティーなアフターテイストに余韻も楽しめます。2000円台半ばワインで十二分に楽しむことができました。


アルバーナ ディ ロマーニャ

2016-06-11 13:04:41 | イタリアワイン

昨日、セラーの整理をしてるとパラディソのアルバーナ ディ ロマーニャ セッコ(Albana di Romagna Secco)2007を見つけました。多分潰れているだろうと思い、昨夜抜栓しました。ファーストインプレッションはイソジンの香り。その奥に、オレンジ、ネクタリン、青リンゴのフレッシュな香り。熟成の行き過ぎは否めませが、遭えてマイナス点を付けるまでもないと思いました。面白がって味わう、といい加減に酔いが回ってきます。過ぎたるワインも、見方を変えると鑑賞に堪ええると思いました。