イタリアワインかぶれの料理人

イタリアワインとコーヒーが大好きな料理人が、呆れるほど愉快に溢れるイタリアワインの魅力を伝えていきます。

ベルターニ社のアマローネ

2024-12-26 19:39:51 | イタリアワイン
ベルターニ社のAmarone della Valpolicella Classico(アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ クラッシコ)2013をセラーに納めました。
1997年ビンテージからの醸造の変化は年々評価を上げて行きます。一時期新樽のフスト(中樽)に行きつくも、2013年より以前の大樽での熟成になっています。樽熟の期間も96ヶ月に長くなっています。試飲の機会もないので全く飲んでいませんが、ワイン誌での評論を見る限りアルコール度数は高くも軽快感はあり、今飲むより熟成を楽しめるワインと評されています。

バローロ ラッツァリート 2016

2024-12-21 20:16:35 | イタリアワイン
Casa E. di MirafioreのBarolo Lazzarito (バローロ ラッツァリート)2016をセラーに納めました。
フォンタナフレッダのラッツァリート2016年を発注したのですが、間に合わずミラフィオーレに変更になりました。このミラフィオーレはかつてフォンタナフレッダの一つのブランドで、人手に渡っていたブランドでしたが。近年に買い戻したブランドになります。
エノロゴ(杜氏さん)は別ですが、畑の管理は同一のアグロノーモが行っています。テクカルシートを見てもほぼ同じです。社内事情は分からないが、付き合いの長いカンティーナなので良い方向に向かって欲しいと思っています。
フォンタナフレッダはピエモンテ州最大のオーガニックワインのメーカーです。2016年は2021年にリリースされたワインです。21世紀前夜からの改革は年々評価が上がり海外を含め94から95ポイントを付けています。

セラーのエアコンを取り替え

2024-12-20 20:57:31 | イタリアワイン
昨年はセラーのエアコンを取り替えました。以前のエアコンはリモコンが壊れ16℃以下の維持が不安定になり、去年の秋にモデルチェンジしました。西側の壁は断熱材を貼っていたのですが、一部の壁で汗を掻くようになりポリエチレンフィルムを壁一面に貼りました。
3畳半ほどの小さな箱ですが、2.2キロワットのエアコンで16度に設定しても14~15℃に保つことが出来ます。エアコンは10年以上使用し、近年は電気代が気になり替えました。

ピノ ネロ プライベートリザーブ 2021

2024-10-20 20:32:35 | イタリアワイン
余市登 ピノ ネロ プライベートリザーブ(YoichiNobori Pinot Noir Private Reserve)2021をセラーに納めました。
このワインは余市に設立されたキャメルファームの自社畑のピノ ネロから醸造されます。先日、キャメルファームの試飲会があり、直近のヴィンテージの天候が良好過ぎで、特に夜に温度が下がらない、と話題になり。自社の2021年プライベートリザーブの出来の良さをアピールされました。確かにアメダス(ネットの中で誰でも見ることが出来ます)の過去のデータを見ても2022年23年の天候は良好過ぎ、気になる部分は夜の温度が下がり切れていない、地下水の記述がない。但し、私は専門家ではありません。カンティーナからのテクニカルデーターから読み解く耳学問です。6ヶ月くらいコンディショニングを済ませてからレポートをしたいと思っています。


ブルネッロ サルヴィオーニ

2024-09-28 21:25:28 | イタリアワイン
ブルネッロ ディ モンタルチーノ “サルヴィオーニ”(Brunello di Montalcino “Salvioni”)2019をセラーに納めました。
2019年は天候の変化が激しかったものの、節目節目に恵みの雨となりエクセレントな年になりました。現在は3代目の農学の学位を取得したDavidが畑と醸造を担当しています。祖父や父に見守られながら更なる飛躍を期待しています。