今回、抜栓したイタリアワインはレ ヴィッラ ディ アンターネのアマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ(Amarone della Valpolicella )2015です。
価格設定は3850円、ルイジ リゲッティとは同じ様な価格帯にあります。今あるリゲッティのアマローネは2008年を確認する時が来ているので、リリースされた直後のアマローネの状態確認のために抜栓しました。作り手が違うので比較することはしません。早くから楽しめるワインか否かをしるためです。
酸とタンニンはバランスも存在感も良好に感じましたが、果実味がちょっと緊張感に欠けているように思えました。ミネラル感も十分に感じられ、マラスキーノチェリー、木苺、桑の実、チョコレート、白い花の香りは期待を持てそうな気がします。2年ぐらいの瓶熟で果実味にピュアな感じを身に着ける、といい感じのアマローネになるような気がします。
今回は試飲用に買いましたが、2本ぐらいは2年後の試飲用に買い置きをします。
今回、抜栓したイタリアワインはキアンティ クラッシコ クエルチャベッラ(Chianti Classico Querciabella)2007です。
熟成期間の長いリゼルヴァは、1999年以降は造られていません。復活したのは2015年からです。以前は単一畑のサンジョヴェーゼでしたが、現在は複数の畑のサンジョヴェーゼから造られています。2007年は天候に恵まれた年、長い瓶熟を楽しみにセラーに納めました。
簡素な構成の味わい、香りも然程複雑さは感じませんでした。身の丈に合った造りだ、と思います。タンニンの渋みを感じさせる、苺「あまおう」の果実味と酸の味わいのような感じがしました。もう少し果実味が抑えられる、と私好みになるのにな、と思いました。