蟻通図鍔 (鍔の歴史)
蟻通図鍔 弘直(花押)
同じ弘直の小鍔。朧銀地高彫に色絵の手法で、和歌の神として知られる蟻通宮の神威を表現したもの。素材は紀貫之を主人公とする謡曲にあり、遍く知られている。古典に題材を求めた理由は、徳川光圀による『大日本史』編纂でも知られるように、水戸の武士が取り入れた学問の基礎が古典の重視にあったことに通じよう。61.5ミリ。
蟻通図鍔 弘直(花押)
同じ弘直の小鍔。朧銀地高彫に色絵の手法で、和歌の神として知られる蟻通宮の神威を表現したもの。素材は紀貫之を主人公とする謡曲にあり、遍く知られている。古典に題材を求めた理由は、徳川光圀による『大日本史』編纂でも知られるように、水戸の武士が取り入れた学問の基礎が古典の重視にあったことに通じよう。61.5ミリ。