天球儀図鐔 政随
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/fa/1a4e662020880d5216605cd38b3ae7d1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/7d/61274da59c78776fd2d322de01c77f37.jpg)
天球儀図鐔 政随
航海などで利用された天球儀が画題。鉄地を地荒らし風に仕上げて背景とし、主題の部分は立体感に富んだ高彫表現。立体感とはいえ、天球儀は球体である。わずか数ミリの高彫で球を表現するのだから凄い。裏面は波高く荒れた海。航海の無事を願ったものであろうか。地肌の表現が活きた作。政随は奈良派の金工。奈良三作の安親、利壽、乗意に次ぐ名工で、前三工に加えて四天王と崇められた。
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天球儀図鐔 政随
航海などで利用された天球儀が画題。鉄地を地荒らし風に仕上げて背景とし、主題の部分は立体感に富んだ高彫表現。立体感とはいえ、天球儀は球体である。わずか数ミリの高彫で球を表現するのだから凄い。裏面は波高く荒れた海。航海の無事を願ったものであろうか。地肌の表現が活きた作。政随は奈良派の金工。奈良三作の安親、利壽、乗意に次ぐ名工で、前三工に加えて四天王と崇められた。