竹割虎図鐔三題 薩摩
竹割虎図鐔三題 薩摩
猛虎は薩摩金工の得意とした図。鍛えの強い鉄地を頑丈に造り込み、肉彫で耳に竹を、大きさのバランスは無視して猛虎を心象的に彫り描いた作が多い。ここに紹介するのは、いずれも薩摩の作。正阿弥の影響であろうか金布目象嵌を施した作もあり、虎の表情も様々。節のくっきりと立っている竹、その耳の鉄の風情がいい。鉄骨ではないものの、光沢が強く鉄に表情がある。
竹割虎図鐔三題 薩摩
猛虎は薩摩金工の得意とした図。鍛えの強い鉄地を頑丈に造り込み、肉彫で耳に竹を、大きさのバランスは無視して猛虎を心象的に彫り描いた作が多い。ここに紹介するのは、いずれも薩摩の作。正阿弥の影響であろうか金布目象嵌を施した作もあり、虎の表情も様々。節のくっきりと立っている竹、その耳の鉄の風情がいい。鉄骨ではないものの、光沢が強く鉄に表情がある。