鹿児島の農協は政治的中立を保てない事情をどう国民に説明できるか

独立行政法人の奄美群島振興開発基金は大島支庁長を経験した鹿児島県職員の上がりポストであることに特徴をもっていた。

都道府県の信用保証協会は県職員のＯＢが名を連ねていることも多い。

運営にあたって県職員ＯＢの裁量が絶大なものとなるのは避けられないものとなってくる。

このような職に行政経験者である人物が就くことによる不都合、行政未経験である人物が就くことによる不都合、一長一短あると考えられる。


いずれにせよ就任者の政治的中立の精神に委ねられていることには変わりがない。

特定の政党を応援しなければ融通に影響が出ますよ、商売が不利になりますよというような印象を与えながら

営業が続けられている現状があるとするならば、関係者のほうで改めて留意しておく必要がある。