奄美群島日本復帰６０周年記念式典 平成２５年１１月９日（土）１５：３０～１７：１５ 奄美振興会館

数週間前の日曜日深夜３時頃、家の中で焦げくさい臭い。
どこから匂いがしてくるのか火元らしいところをしばらく探して回ったが、家の中で原因らしきものはみあたらない。
外に出て近所を一周してみたところ、60メートル先、台所の電気がついたままの民家からもくもくと白い煙が立ち上っている。
部屋の中は白い煙が充満していて窓ガラス越しに中の様子はよくわからない。
その家に近づくと小さな音ではあるが家庭用火災警報器の音がなり続けているのが聴こえてきた。

その家に立ち入り住人を叩き起こすのは躊躇した。電話がある自宅に戻り119番に通報した。

プロパンガスの充満でちょっとした静電気や火花でガス爆発の可能性、一酸化炭素や二酸化炭素の充満で住人が倒れている可能性、酸欠の可能性、

煙がたちこめていたりする現場を目撃した一般人が、事象が進行している真っ最中にどこまで近づいても構わないとするか。現場を目撃した者は通常より興奮していてどのような手順で進行中の事象を解消していくかとっさの判断がなかなかできずに、なにをすればよいかとあたふたしている。

通報してもう一度現場に行くと火災警報器の音は消えていた。表玄関にまわって呼び鈴を押すと住人が出てきた。ほどなくして消防隊が到着した。