toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「夜に啼く鳥は」 千早茜

2016年09月17日 | 読書日記
虫と共生する「蟲宿し」は、その間、虫のおかげで不老長寿となり、またその虫を使って他人の病気や怪我を治すこともできる。これはその「蟲宿し」やその周辺の人物を主人公にした連作短編集。
以前読んだ「男ともだち」よりずっと面白いけれど、連作にするほどのアイデアではないので、後半はちょっと飽きてきた。



角川書店
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「励み場」 青山文平

2016年09月17日 | 読書日記
昔も今も役人は変わらない・・・と言う話かと思いきや、中にはちゃんとした人も居るんだよ、という物語。
「鬼はもとより」と同じ系譜となる感じの小説。

突然の場面展開が多くて、途中で迷子になりやすい。
主人公が夫婦で交代しながら書かれているけれど、妻の部分は要らない。



角川春樹事務所
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする