toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「おれたちを笑うな!」 椎名誠

2013年07月28日 | 読書日記
「わしらは怪しい雑魚釣り隊」の最新シリーズ。
もともと好きだから、こんな本を読んでしまうと、海に行ってキャンプして釣りしたくなるのは当たり前。
竿とキャンプ道具を思わず点検してしまいました(笑)

小学館
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「海の底」 有川浩

2013年07月24日 | 読書日記
「空の中」と同じように海の底に何かが・・・と言う話と思いきや、海の底からやってきた生物にやられてしまうという全く設定が違う「ウルトラQ」チックな話。
科学特捜隊やウルトラマンが登場してもおかしくないようなストーリ展開で、謎の生物に人間が苦しめられて、さてどうなるの?というメインの物語もさるものながら、サイドストーリの方が実はメインの話だったというオチ。
この手の作品は後日譚が余計な印象を与えるものが多いけど(って言うより殆どがそうなんだけど・・)、これは良く出来ている。さすがです。


メディアワークス
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「名もなき毒」 宮部みゆき

2013年07月20日 | 読書日記
火車と同じような社会派路線の話。
読み終わったあとすっきりしない・・
暫く時間を置いて読み直すつもり。。

文春文庫
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「はじめてわかる国語」 清水義範

2013年07月15日 | 読書日記
お馴染みのシリーズ。西原理恵子も健在と言うより、存在感が大きくなってる。
シリーズの他の作品、例えば「理科」なら「慣性の法則」とか「遺伝」とかその教科に登場するテーマに関するエッセイとなっているけど、これはちょっと傾向が異なる。
確かに「国語」って言うのは、教科としてなんだか良くわからない。
作文とか漢字とかは有るけれど、国語って何を勉強する学科だったんだ・・。
著者もこの点に触れている。
出だしは「国語入試問題必勝法」の裏話から始まり、日本語についての考察で終わる。

講談社文庫
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「撲撲少年」 仁木英之

2013年07月14日 | 読書日記
留年した少年が未経験の総合格闘技を始めて、最初の試合をするまでの物語。
「風が強く吹いてる」とちょっと似た構成。途中に夏合宿も有るし・・

ストーリとしてはそこそこに出来ているけど、登場人物の行動の動機がさっぱり理解できない。
鉄也が試合をしたがる理由だけは、湊の説明で何となく分るとしても、勇吾が格闘技を始めた理由、湊の不可解な行動、中村さんが外に出られない理由・・・

それに格闘技にはほとんど興味が無いので、練習や試合のシーンで何が起こってるのかまるで判らない。。


角川書店
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「まどろみ消去」 森博嗣

2013年07月10日 | 読書日記
短編集。
これを推理小説と言って良いのかどうか。。
とにかく意外な結論の為に無理やり作った小説という感じの作品ばかり。

講談社文庫
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「世界を変えた数学」 佐藤修一

2013年07月08日 | 読書日記
初級高等数学一般を解説した本。
最初の歴史の話はそれなりに興味深いけどどうでも良いことを細かく説明しすぎ。
中盤は高校生で教わる数学(特に幾何学)の話。
高校時代、数学は得意だったけどすっかり忘れていて、そんなこと教わった気がするなぁ・・と言ったところ(笑)。
後半は2進数をメインにした話。
デジタル時代のエンジニアとしては分りきった話が続いて読み飛ばしてしまった。
そして最後は大学時代の応用数学に登場した話。
かすかに習った記憶が有るような無いような・・(笑)


角川選書
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「ミサキア記のタダシガ記」 三崎亜記

2013年07月07日 | 読書日記
三崎亜記のエッセイをはじめて読んだ。
面白くて一気に読んでしまった。
こういうエッセイを書く人だったのか・・と言うのが素直な感想。
「べつやくれい」と言う人のイラストも良い感じ。
椎名誠におけるさわのひとし、清水義範における西原理恵子と同様、良いコンビです。
ただ、時事ネタなどでテーマが意味不明のものがいくつか有った。
私が時事ネタに弱いだけなのか・・?


角川書店
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「真夜中の探偵」 有栖川有栖

2013年07月07日 | 読書日記
タイトルと内容がシンクロしていない。
探偵が犯罪とされている世の中で、探偵を両親に持つ娘の話し。
2段組で厚さの割にはボリュームが有る。
今まで読んできた彼の作品と違って物語の進行がモタモタしていて、何となく読んでいるとわからなくなったっりすることも・・
京極夏彦の世界に似た感じを受けた。
普通の有栖川作品(?)を期待して読むと違和感を感じるかも。


講談社ノベルス
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「図書室のキリギリス」 竹内真

2013年07月02日 | 読書日記
本(小説)好きには共感できる物語かも・・
偶然のようになってしまった高校の図書室の司書が、高校生達と繰り広げる本にまつわる話。
主人公のサイドストーリとも微妙にリンクしながら展開していく。

物に触れると、以前に触れた人の感情が読み取れる・・って他の話で読んだ記憶が有るけど思い出せない。


双葉社
コメント (3)
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