toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「バイトクラブ」 小路幸也

2024年11月30日 | 読書日記

偶々知り合ったバイトしてる高校生達が実は色々繋がりが有ったと言う話が続くだけの小説かと思ったら、最後に事件が起きてそれまでに明らかになった繋がりが全部伏線として回収される。
ご都合主義だらけというのはいつもの小路幸也。

 

 

 

 

2024..11.25

中央公論新社

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「徘徊タクシー」 坂口恭平

2024年11月29日 | 読書日記

物語がユニークなうえ、回想が入り込んだりするので、ちょっと分からなくなったりするけれど、最後は上手くまとまった感じ。
実際問題として、もし許可された場合二種免許が必要なんじゃないかな。。

 

 

 

 

 

2014.7.30

新潮社

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「マカロンはマカロン」 近藤史恵

2024年11月28日 | 読書日記

ビストロ〈パ・マル〉のシリーズ3作目。

今回は人情噺が多くて、山口恵以子の「食堂のおばちゃん」のフランス料理版と言った感じ。
シリーズで読んだ中では一番良かったかな。

 

 

 

 

 

2016.12.16

東京創元社

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「ひまわり」 新川帆立

2024年11月27日 | 読書日記

重いテーマで読むのが辛くなるかと思っていたけど、主人公の明るさで、成長物語のような感覚で読むことができた。

前半は肉体との闘い、後半は社会との闘い、そしてハッピーエンド。
ちょっとご都合主義の展開もあるけれど、読んで良かったの一冊でした。

 

 

 

 

2024.11.15

幻冬舎

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「中山民族学探偵譚」 柳川一

2024年11月26日 | 読書日記

何を言ってるのか私には理解不能でした。
この作者の作品にはもう手を出すことはないと思います。

 

 

 

 

2024.10.31

東京創元社

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「綱を引く」 堂場瞬一

2024年11月25日 | 読書日記

文字通り「綱引き」の物語。
堂場瞬一はどれも面白いけれど、やっぱりスポーツ小説の方がずっと良い。

綱引きはマイナーなスポーツだけど、地元に強豪チームが有るので全く知らない世界では無かったが、丁寧な説明も有って何の問題も無く最後まで楽しめた。
私の地元のチーム「進友会」は何度も全国優勝してるチームなんだけど、全く出てこないのは10年くらい優勝してないからかな・・・。ちょっと寂しかった。

次はローイング’(ボート)を取り上げて欲しいです!!

 

 

 

 

2024.11.25

実業之日本社

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「朝比奈さんと秘密の相棒」 東川篤哉

2024年11月24日 | 読書日記

シリーズ物と言って良いのか・・・。
舞台は同じだけど登場人物は、一部他の作品からモブキャラで登場するものの全く違う。
でも、相変わらずリアリティは全く無いコージーミステリ。

他の作品に比べこれはキャラ設定は上手くできてるし、ファンタジっぽい設定を受け入れてしまえばそれなりに楽しめる。
でもこれ以上はもう良いかな。。

 

 

 

 

 

2024.11.25

実業之日本社

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「倒産続きの彼女」 新川帆立

2024年11月23日 | 読書日記

タイトルから入社した会社がみんな倒産してしまう女性のコミカルな物語かと思っていたら、「元彼の遺言状」と「剣持麗子のワンナイト推理」の間の作品。
ただし主人公は剣持麗子ではなく、彼女の後輩の美馬玉子。

複雑に絡みあういくつもの事件の真相に迫ると言うミステリだけど、それ以外にも色んな要素を持った物語で、はじめて読むタイプの小説だった。
アレもコレもみんな伏線だったことにびっくり。

 

 

 

 

 

2021.10.20

宝島社

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「間の悪いスフレ」 近藤史恵

2024年11月22日 | 読書日記

シリーズ物みたいだけどはじめて読みました。
山口恵以子の「食堂のおばちゃん」のフランス料理版と言った感じで、舞台だけでなく内容も下町の人情噺って感じではない。

フランス料理やワインには興味も知識も無いうえ説明も無いのでその辺りに関してはさっぱり分からなかったけれど、物語を理解するのに特に問題は無かった。
どの話も面白いんだけど、こんな終わり方で良いの・・・と言ったところ。

 

 

 

 

 

2023.9.29

東京創元社

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「お会式の夜に」 黒野伸一

2024年11月21日 | 読書日記

身寄りの無い女性と少年の友情(?)物語。

池上は私の学生時代に叔父が住んでいたので何度か行ったことが有ったけれど、駅から叔父の住んでるマンションまでしか知らなかったから、お会式もお寺が沢山有るなんてことも全く知らなかった。

主人公の二人の行動原理に納得できないところも有ったけれど、最後まで楽しく読めた。
ラストはほぼ思った通りの展開。

 

 

 

 

 

 

2019.8.20

廣済堂出版

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「こぼれ落ちる欠片のために」 本多孝好

2024年11月19日 | 読書日記

なんとも後味の悪い中編の3連作。
現実はこんなものかもしれないけれど・・・。

突然の場面展開が分かりにくいのと、瀬良のキャラ設定の意図が理解できなかったけれど、内容はそこそこ楽しめた。
最後の話の被害者の少年が発見された場所はどこなんだ??

 

 

 

2024.11.10

集英社

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「若冲 ぞうと出会った少年」 黒田志保子

2024年11月18日 | 読書日記

伊藤若冲が幼い頃から絵師になるまでの物語。
大典との友情物語でもある。

 

 

 

 

 

2016.5.10

国土社

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「ラストで君は「まさか!」と言う きらめく夜空」 アンソロジー

2024年11月17日 | 読書日記

3分間ノンストップショートストーリーシリーズ。

相変わらず玉石混交と言った感じだけど、玉に近い作品が増えてきた感じがする。
最後に「まさか」と言った作品は無かったけれど・・・。
櫻井とりおの作品が特に良かったかな。。

 

今回の著者は

小鳥居ほたる、櫻井とりお、村咲しおん、小春りん、花園メアリー

 

 

 

2024.11.5

PHP研究所

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「ドクター・ホワイト」 樹林伸

2024年11月17日 | 読書日記

全くリアリティの無い設定だけど、ファンタジを読むように最初に「そういうものだ!」と思ってしまえば最後まで面白く読める。
謎が解かれるのかと思ったら、最後により謎が深まるということで続編があるのかも。。

 

 

 

 

2015.10.30

KADOKAWA

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「おとこ川をんな川」 唯川恵

2024年11月15日 | 読書日記

金沢の二人の芸妓、朱鷺とトンボの物語。

唯川恵の作品はあまり好きでは無かったけれど、これは良かった。
思っていた結末とはだいぶ違ったけれど、この流れだと続編があるのかな?
とにかくトンボの性格が私とそっくりで他人とは思えない。
続編が有るなら是非読みたい。

ただ金沢の方言が良く分からないところが有ったけれど、そこら辺は考慮して欲しかった、

 

 

 

 

 

2024.10.30

文藝春秋

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