toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「衣もろもろ」 群ようこ

2020年04月30日 | 読書日記
日頃、着るものに金をかけるのは馬鹿らしいと思っている私には、専門用語についていけず、内容が半分くらいしか理解できないものも有ったけれど、やっぱり群ようこのエッセイはいつ読んでも楽しい。

でも、外出規制生活で本を読むしかすることのないゴールデンウイークだから、もう少し読み応えのある本を読もうと思うのでした。





集英社文庫
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「オサキと江戸のおまんじゅう」 高橋由太

2020年04月26日 | 読書日記
気づいたら最新刊がでていた。
ずいぶん久しぶりな気がするけれど、知らないうちに見つけられていないのが有るのかもしれない。

・・・と思って本棚を調べたらどうも「7」が抜けているみたい・


特に新刊が出たら読みたいというシリーズでは無いけれど、とりあえず見つけたら買ってしまう。
今回はオサキ以外の妖怪たちが色々と活躍。
「小豆洗い狐」という鵙屋に住んでいない妖怪も登場。




宝島社
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「椿落つ」 佐伯泰英

2020年04月22日 | 読書日記
新酔いどれ小籐次シリーズ11巻。

このシリーズ(旧シリーズ含めて)だったかどうか、こういう妖しい世界の話ありましたよね。芝居の話だったか・・?
剣客商売にも有ったけど、一回はこの手のネタで書きたいものなのかな?



文春文庫
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「生きる工夫」 南伸坊

2020年04月20日 | 読書日記
現在、日本一の女性エッセイストは群ようこ、そして男性エッセイストは南伸坊だと私は個人的に勝手に決めている。
二人のスタイルはだいぶ違うけれど、どちらも楽しく読めて幸せな気持ちになれる。
この本はその日本一の男性エッセイストが、「健康」をテーマに書いたエッセイ集。

日頃誰もが思っていながら、当たり前すぎてあえて口に出さないような些細なことをユーモアたっぷりの文章にして、読む人を「そう言えば…」とか「その通りでございます」と納得させてしまうのが南伸坊流だけど、この本も見事に本領発揮。
馬鹿なふりをしながら、鋭いことを次々と指摘して行くので、読んでる私は「申し訳ありませんでした」とひたすら謝るしかない。

テーマから、年齢の話とか病気の話が多く、最後には自分の人生の締め切りを80歳に設定してしまったりしているけれど、南伸坊には是非長生きしてエッセイを書き続けて、いつまでも楽しませて欲しいものです。




春陽堂書店
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「どくとるマンボウ医局記」 北杜夫

2020年04月19日 | 読書日記
再読シリーズが続きます。

読む本が無くなって本棚から適当に選んできた本。
95年に買って読んだ本だから25年ぶりの再読になるわけだけど、内容は全く覚えたいなかった。
当時は北杜夫の新刊が出ると必ず買って読んでいた。

他のまんぼうシリーズとは違って、ユーモアの要素はほとんどなく、逆に精神医学の専門的な話なんかが出てきて、ちょっと敷居が高い感じのする一冊。



中公文庫
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「パンとスープとネコ日和」 群ようこ

2020年04月18日 | 読書日記
シリーズ最新刊の「今日もお疲れさま」を読んで、最初のいきさつをすっかり忘れていたので、単行本で読んだものを文庫で再読。
5年前に読んだときは母が健在だったけど、母を亡くし天涯孤独になって、しかも最近になって知った異母きょうだいの存在とすっかりアキコと似た境遇になってしまった私は思いっきり共感してしまうのでした。




ハルキ文庫
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「いかがなものか」 群ようこ

2020年04月13日 | 読書日記
今回の群先生は怒ってます。
中には共感できない内容のものも有るけれど、ここまで書いてもらえると実に気持ち良い。



集英社
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「雲の王」 川端裕人

2020年04月10日 | 読書日記
子どもの頃に読んだSFの冒頭に、その時代には「天気予定」と言うのが有って、雨雲が発生すると飛行機で破壊してしまうので「今日の天気も予定通り快晴です。」とアナウンサーがしゃべるシーンがあった。
どんな内容の話か全く覚えてないけど、そのシーンは強烈な印象だったのか今でも覚えている。
この「雲の王」は、そこまでじゃないけれど、被害を及ぼしそうな強烈な台風の勢力をなんとか弱めようとするSFファンタジーみたいな話。

先日読んだ「天空の約束」と登場人物の能力の設定が重なるけれど、話には全く関連が無い。(出版順はこちらが先)

最後は結局何だったのか良く分からないで終わってしまった。




集英社
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「ネコと昼寝」 群ようこ

2020年04月05日 | 読書日記
先日「散歩するネコ」を読んだけれど、この「れんげ荘物語」シリーズでこれを読み忘れてることが発覚したので早速探して読んだ。

やっぱりなんでもない日常を淡々と描くだけの話だけど、最後にお母さんが倒れたところで終わる。
先に書いたように、これに続く巻はすでに読んでいて、とりあえず無事だということが分かっているので特に心配も無いけれど・・・(笑)

「パンとスープとネコ日和」シリーズも同じだけれど、それぞれの巻にタイトル付けるのは良いけど、サブタイトルでシリアルナンバーもつけて欲しい。
角川春樹事務所の拘りなのかな。



角川春樹事務所
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「天空の約束」 川端裕人

2020年04月04日 | 読書日記
連作短編集というより、雑誌に掲載された3つの短編集につなぎの話を加えて一つの長編に仕上げたような構造になっている本。
川端裕人は、いつもファンタジックな味付けをする印象だけど、この作品は特にその度合いが大きい。と言うより、全体のテーマがファンタジーな世界。
作品そのものはファンタジーでは無いけれど・・・・。

気象に関して特別な能力を持つ一族にまつわる話だけど、本当にこういう人は居るんだろうか?
居るなら会っていろいろ話を聞いてみたいけれど、作家による全くのフィクションなんだろうか?
そのあたりのことは良く分からないけれど、参考文献が記載されていないところから察するにフィクションなんだろうな。。。





集英社
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