toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「涙はふくな、凍るまで」 大沢在昌

2017年05月23日 | 読書日記
タイトルから想像できる通り「走らなあかん、夜明けまで」の続編。
と言っても前作を読んだのは5年以上前だから詳しくは覚えてないけれど・・・。

前作は清水善範のような面白さだったけど、こちらはそういう面白さは全くないし、大沢在昌らしいハードボイルドの世界でもないなんとも中途半端な感じで消化不良。
この題材なら鮫島に活躍してもらった方が絶対良かった。





講談社文庫
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「娘連れの武士」 鳥羽亮

2017年05月16日 | 読書日記
シリーズ31巻。
これで途中で抜けている巻はすべて読んだということで、新刊を待つ状態になった。

今回は菅井を「父上」と呼ぶ幼子が登場するところから物語が始まる。このシリーズも色々手が込んできた(笑)。
最後はいつものように事件を解決してめでたしめでたし。




双葉文庫
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「銀簪の絆」 鳥羽亮

2017年05月16日 | 読書日記
「はぐれ長屋」シリーズ28巻。
抜けていた巻が手に入ったので早速読了。
順番に読まなくてもほとんど問題が無いのがこのシリーズ(笑)。

今回はお熊の職人の弟が登場する人情話になっている。タイトルは弟がお熊に贈ったもの。

捕物の終わった後、源九郎と一味の中にいた剣客との勝負が行われるちょっと異例な展開が有る。





双葉文庫
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「字が汚い!」 新保信長

2017年05月15日 | 読書日記
子供の頃は大人になったら自然に字がきれいなるものだと思っていたけれど全くの勘違いでした。
自分で書いた字が後で読めないなんて当たり前。ワープロは私のために開発されたと思ってる。

著者の自筆がいくつも載ってるけれど、私からすれば「どこが汚いんだ?」のレベル。
参考に載せてある写真の中では石原慎太郎の原稿の文字も読めないけれど、汚い字では無いと思う。

著者は自分の字にコンプレックスが有って、何とかしようとする過程をリポート風にまとめたものだけど、みんな考えることは同じですね。。




文藝春秋
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「楽園」 夜釣十六

2017年05月13日 | 読書日記
月下美人を育てる祖父を訪ねて行った圭太。
ところが祖父はすでに亡くなっていることが判明。。。と物語は盛り上がってゆくけれど、設定を生かし切ってない感じでちょっと物足りない。残念。




筑摩書房
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「お師匠さま、整いました!」 泉ゆたか

2017年05月10日 | 読書日記
実力の無い女先生と、生意気な秀才少女と、天才少女の物語かと思って読んでいくと、最後にちょっとしたハプニングが、、、。幾何学好きな私には、倍楽しめたかも。



講談社
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「超老人の壁」 養老孟司、南伸坊

2017年05月10日 | 読書日記
対談集。
相変わらず独特の視点とユニークな思考で、笑わせて、考えさせられて、楽しませてくれます。



毎日新聞出版
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「超巨大ブラックホールに迫る」 平林久

2017年05月07日 | 読書日記
電波天文衛星「はるか」プロジェクト物語。

前半は電波天文学の解説。後半は著者の経歴に沿いながらはるかプロジェクトの顛末という構成。
子供向きらしい部分もあるものの、専門内容に関しては説明が足りなくて半分程度しか理解できなかった。




新日本出版社
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「追想の探偵」 月村了衛

2017年05月06日 | 読書日記
特撮映画雑誌の編集者が記事にするために必要な人を探し出していくという連作短編集。
探す過程や探し当てた後での物語がそれぞれ良い感じ。

はじめての作者だけど、他の作品も読んでみたい。




双葉社
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